ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

ねぶた祭り

2006-08-05 18:29:58 | インポート

関東も茹だる様な暑さになりました。
むしろ7月末までの涼しさが異常だった様ですね。北米や欧州等も猛烈な暑さの様でやはり地球温暖化の影響なのかもしれないと心配しています。死者もかなり出ている様子が報道されていて心配です。

この時期になると東北地方の祭りが華やかに開催されます。小生は30数年前に勤務先の転勤で青森に暫く住んだ事があります。その地で「ねぶた祭り」に3年連続で参加した事があります。

揃いの浴衣を地元の方に着付けてもらい、真赤な襷がけで華やかな花笠を被り、大通りを文字通り「はね回る」のです。大太鼓を先頭に華やかに彩られた平安の昔の、人形を模した「ねぶた」は勇壮そのものの祭りでした。青森の地元の方は早くから「ねぶた小屋」でねぶたの製作に取組み、太鼓や笛の練習を繰返してこの祭りを迎えます。祭りの日は朝から街中が浮き立ち、あちらこちらから太鼓や囃子の音に合わせて、夕方の「ねぶた」の出発に三々五々と集まります。文字通り地元の方はこの時期は仕事が手に付かない程に祭りに熱中します。「ラセラーラセラー」の掛け声と共に「はね回る」と脚が棒に為るほどでした。それが三日間続きます。最後の日は青森湾上で船に「ねぶた」を載せての船渡行です。これまた素晴らしい見世物でした。小生にも若き日の素晴らしい思い出にもなっています。

しかしこの祭りが終わると、青森はやがて来る秋の気配が訪れます。東北の方々はこの短い夏の祭りが一年中の楽しみで、華やかだった祭りの印象を胸に仕舞い、又、仕事に戻るのです。

メル友が激安ツアーで駆け足で見て来た写真を披露して呉れました。

    

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする