Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

論文脱稿

2005年10月31日 | Weblog
 学部の紀要に掲載してもらう論文をようやく脱稿。
 当初、選挙人名簿の問題をあつかう予定にしていたが、それは別のところで扱うことになったので、あわてて全く異なるテーマ(「議院内閣制における民意」)で執筆した。9月11日の「小泉解散選挙」をきっかけに、前から考えていたことを一気呵成に書いたという感じで、なんとも荒削りの論文である。字数も2万字に満たないものになってしまった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バルディルッソ

2005年10月27日 | 食事
 はじめにて宗像市のバルディルッソに立ち寄った。
 通勤の行き帰りに3号線を通るたびに気になっていた店だが、寸暇を縫ってランチに行ってみた。
 「スーパーカーショップとコラボレーションしたイタリア料理店」とか、「スーパーカーを眺めながら食事ができる店」ということが強調されているが、要は建物の半分がガレージ、残りの半分がレストランになっている店なのである。両者は大きなガラス窓で隔てられていて、カウンター席の壁のかわりがガラス窓になっている。つまり、カウンターに座った客はガラス窓越しにガレージの中を眺められるようになっているというわけである。ガラス窓には防曇の仕掛けが施してあり、店内とガレージとの間で温度差があっても窓が曇らないように工夫してあるようだ。
 カウンターで食事を摂る客のために敷くランチマットは、白い革製。マッキントッシュの真空管アンプを使っていて、オーディオにも凝っている。
 ランチのメニューに入っていたきのこのリゾットは、たっぷりと奢られたきのこの香りが高く、それでいて案外としっかりとスパイスの風味も利いていて、上品な感じの味わい。
 車がないと、行くには不便な場所である。赤間駅からタクシーに乗るのが一番便利だそうだ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疲れた

2005年10月26日 | Weblog
 1限、2限と続けて講義。
 13時から14時まで入試関係の集まりがあり、14時30分から16時すぎまで教授会。
 16時半頃から19時ごろまで学部教務委員会。
 疲れた...。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤ナマコ

2005年10月23日 | 食事
 私は中華料理が好物で何でも食べるが、つかう食材によっては、中華よりも日本食のほうがいいなと思うことがある。その一つはナマコである。ナマコは中華料理でも高級食材ということになっているが、一度干したものをもどして使うため、ナマコを使った料理は竹輪の煮付けのような感じになってしまう。
 昨日、香椎参道の「あり吉」で生け簀の中に赤ナマコが入っていたので、さっそく注文した。酢醤油でたべるナマコのこりこりとした食感は、中華料理にはないものである。
 そういえば中華料理では、タケノコを使う一部の品を除いて、あまり食感というものを重視しないようにも思われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貝塚公園

2005年10月22日 | Weblog
 貝塚公園に出かけた。
 この公園はかつて競輪場だったそうで、今は、競輪コースだったと思われる楕円を利用して子ども用のゴーカートを走らせる交通公園になっている。
 駐車場がないが、土日祝日は公園の一部を臨時駐車場として開放しているようだ。

 この公園に、デ・ハビランドDH-114Bヘロンという飛行機が展示してある。
 250馬力のエンジン4機で、巡航速度230km/h。新幹線よりも鈍足。
 展示されているのは1953年に製造された機体で、ガルーダ航空、伊藤忠、富士航空、日本国内航空と転々とした後、1967年にスクラップを東亜航空が引き取って広島で復元し、1968年に福岡市へ寄贈したものだそうだ。現役の期間が20年にも満たないのは、14~17人乗りという小型で航続距離も短い機材が大型機時代に入って急速に時代遅れになったからのようだ。
 以来、貝塚公園に野外展示されつづけているそうなので、まもなく展示されて40年になる。小型機なので、展示スペースはさほど必要としない。どこかに屋内保存できるような場所はないものだろうか。そんなことを考えていると、ボーイング777や747のような大型機がひっきりなしに頭上をかすめていった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たちばな

2005年10月18日 | 食事
 黒木本店の芋焼酎「たちばな」が旨いよとある人から勧められたことがあったので、買ってみた。黒木本店といえば、あの「百年の孤独」で知られる醸造元だが、「たちばな」は昔ながらの方法でカメで仕込みをしている焼酎だそうである。
 飲んでみた感想だが、思ったほど香り高い芋焼酎ではなかった。正確に言うと、お湯割りにすると芋焼酎らしい香りは立つが、芳醇な幹事がしないのである。案外とロックで飲むのに適しているようにも思われた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国際会議場

2005年10月16日 | Weblog
 昼から福岡国際会議場で、来年の世界政治学会福岡大会に備え、開催中の世界宇宙学会の視察。蒲島郁夫・事務総長(東京大学教授)、谷口将紀・幹事(東京大学助教授)をはじめとする事務総局、福岡市、福岡コンベンションセンター、日本旅行福岡イベントコンベンションセンターの各メンバーで、ぞろぞろと大人数での視察となった。
 会場の床のLAN配線やら、張り出してある掲示物類やら、変なものばかりをデジカメで撮りまくっている奇妙な一団に見えたかもしれない。
 ペーパー販売所を当初予定していた場所から変更しなければならなくなり、適当な場所を探すためにふだんは入れない会場裏の通路なども見せてもらった。

 夕方から、同僚のO助教授宅で飲み会。S助教授のご家族も参加され、楽しい飲み会だった。黒崎駅から特急ソニックに乗って帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史にすわる

2005年10月13日 | Weblog
 非常勤で講義をする合間に、九州産業大学の美術館に行った。
 「歴史にすわる」という企画の開催中で、大学が所蔵する椅子65脚を展示し、実際に座ることができるようにしてある。全体としていわゆるミッド・センチュリーの椅子が多く、アーロンチェアやリープなども展示してあった。有名なイームズのラウンジチェアの座り心地があまりよくなったのが意外。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私立大学のトレンド(1)

2005年10月13日 | Weblog
 良く悪くも東京一極集中というのがこの国の姿であるから、東京の大学で起こっていることはやがて九州の大学にも波及してくると思って、ほぼ間違いない。ここでほぼという留保を付けたのは、東京と九州とでは経済力に差があるから、九州では東京並みには金はかけない(かけられない)という事情を割り引く必要があるからである。しかし、基本的な方向が全く相反するということはまず起こりえないであろう。

 さて、このところの何回かの東京出張で感じた首都圏私立大学のトレンド3つ。
(1)都心回帰
 80年代、政令指定都市では大規模立地が規制されたことがあって、首都圏の私立大学は続々と周辺衛星都市に新キャンパスを建設した。しかし、結果論になるがすべて失敗だったと言ってよい。郊外移転時に理想とされたアメリカ型の「学園都市」は、ついに成立しなかった。日本とアメリカとでは、大学というもののありようが大きく異なる。郊外の「学園都市」というものは、日本では成り立たない。日本の大学生と教員には、パチンコも居酒屋も必要なのである。
 かくして、首都圏私大は都心回帰ぶりが目立っている。中央大学が元・アジア経済研究所のビルを購入し、後楽園の理工学部キャンパスを再開発中、青山学院大学は厚木キャンパスから撤退して相模原キャンパスに移転、立教大学は武蔵野新座キャンパスへの移転を事実上凍結という具合である。
(2)タワー化
 都心に回帰するのはよいが、もともと狭溢な都心のキャンパスであるから、そのままでは学生や教職員を収容できない。そこで起こったのが校舎の高層化である。工学院大学の新宿キャンパスあたりが高層化の趨りだったように思うが、本格化したのは、この数年であろう。法政大学のボワソナード・タワー、明治大学のリバティ・タワーを「二大巨塔」として、東洋大学白山キャンパスの2号館、青山学院大学のガウチャー・メモリアル・ホールなど、続々とタワー型校舎が誕生している。
(3)エスカレーター
 高層型校舎では、階段だけでは上下階の間を移動することができない。エレベーターが必要になる。しかし、エレベーターというものはとかく待ち時間が長くていらいらするものである。特に語学など遅刻が許されない授業に出席しなければならない学生にとっては、上下階の移動手段をどのように確保するかは死活問題であろう。
 そこでこのようなタワー型校舎にかならずといってよいほど取り付けられているのがエスカレーターである。
 このエスカレーター、「エレベーターの混雑を見越して早く来なさい」と学生に言える時代ではなくなっていることを象徴している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

居酒屋「せいもん払い」

2005年10月09日 | 食事
 妻の親類と、博多川端商店街の「居酒屋せいもん払い」に行く。ガイドブックにも載っている人気店で、店の前で20分ほど待ってようやく入ることができた。場所柄なのか、「同伴」と思しき客が多い。
 この店の名物は新鮮な魚介類。烏賊の活き造り、ゴマサバなどを頼んでみたが、「ひと味違う」と感じる。烏賊の活き造りはゲソがまだ動いていて皿から飛び出そうとするし、口の中に入れると吸盤が張り付こうとするのだ。
 焼き物は、腕ほどもありそうな巨大な海老の塩焼き。

 ホテル日航福岡のメインバー「夜間飛行」で軽く飲み直し、1時ごろにタクシーで帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

井上治典教授の訃報

2005年10月06日 | Weblog
 井上治典教授の訃報
 私自身はお目にかかったことはないが、九大出身の学者の中では刑事訴訟法の井上正治・元九州大学教授(1997年逝去)と親子二代にわたって有名な方であった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京大学のグルメ(?)

2005年10月03日 | 食事
 国立大学の法人化以降、各国立大学があの手この手で収入源と経費節約を図り、同時に社会的認知度を上げようとしていることは、すでにいろいろなメディアで報道されている。

 少し前に話題になったが、東京大学は駒場キャンパスにフランス料理レストランを開店した。国立大学の学生食堂といえば、汚い、量は多いがまずいというのがふつうだったので、だいぶ様変わりしたわけである。この種の企画の中には一過性のものもあるだろうが、本郷キャンパスでは、おみやげショップまでオープンしていた。生協や食堂の一角ではなく、独立した建物である。
 校章入りのオリジナル商品は私学でよく見かけるもので、私の母校では校友会オリジナルグッズやら、購買会オリジナルグッズやらを揃えていて、ワイン2本セットなるものすら売っている。
 写真は、東京大学のおみやげショップで売っているゴーフル。自分で買ったのではなく、東京大学法学部研究室で開かれた会議の際に頂戴した。東京大学は、こんなものまで造るようになったのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アカデミーコモン

2005年10月03日 | Weblog
 国際政治学会2006年福岡大会事務総局会議、日本政治学会のため上京して、10月2日に福岡に戻ってきた。
 日本政治学会の会場は、明治大学。明治大学といえば、御茶ノ水キャンパスの再開発に積極的で、数年前にはリバティタワー、今度はアカデミーコモンを建てたことで知られている。アカデミーコモンはエクステンション関係の機関が入居する建物で、総ガラス張り・スケルトンの外観は、最近の首都圏の大学建築の流行を反映しているのだろう(逆に九州ではこのような建築は大学ではほとんど目にしない)。
 地下には、明治大学博物館がおさまっている。
 商品博物館、刑事博物館、考古博物館を統合した形である。決して大きな博物館ではないが、「鉄の処女」やギロチン台など珍しいものを見学することができた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする