Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

最近食べたもの3

2008年08月29日 | Weblog
お盆休み中のことだが、妻、義弟夫婦とあわただしく星野村に行ってきた。

妻が「お茶の文化館」のしずく茶を飲んでみたいというので、出かけてみた。



しずく茶というのは、要するに玉露である。
高級な玉露(100グラムあたり3000円以上)の葉を蓋付きの茶碗につまみ入れ、これに湯を垂らして茶碗に蓋をし、蓋をすこしずらして隙間からすするようにしてお茶をいただくというものである。



1煎目は、甘味の勝った実に濃厚な味であった。2煎目は、ややお茶独特の渋みと苦みが感じられるようになり、3煎目は美味しいお茶という感じであった。
さてそれからが「食べたもの」の話題。
お茶の出し殻に、酢醤油をかけて食べたのである。苦みや渋みはほとんどなく、ほうれん草のおひたしを食べているような感覚だった。

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日誌8月27日

2008年08月27日 | Weblog
25日、26日、27日の3日間は九州大学法学部集中講義。

今年知ったことだが、九州大学法学部の古めかしい建物は一度増築しているそうである。
法学部の事務室のあるあたりは昭和30年、その奥は昭和37年竣工だそうだ。



なるほど、外側から見ると微妙に外装が違っている。
上の写真で言えば左のほうが30年、右のほうが37年竣工ということになるのだろうか。
右側も、もしかするともうすこし増築することを想定していたのかもしれない。
O先生、ご存知でしたか?

九州大学文系地区の情報教育環境が充実していないことは昨年の集中講義で知ったが、今年も同じ状況であった。
情報基盤研究開発センターにある教室を除くと、経済学部棟の中にある1部屋しかパソコン教室がないのである。このため、各学部で教室を改装して学生サロンをつくり、自由利用のパソコンを増やしているようだが、法学部生のパソコンに関するリテラシーは一般的にいって意外なほどに低く、気の毒な感じがする。
来年度から1・2年生のキャンパスが伊都に移るので、情報環境は充実するのではないかと思われる。
少なくとも自分のノートパソコンを持参すれば、それをインターネットに接続して使用できるフリースペースは多い。

さて集中講義で感じたことは、よく言われているけれども九大生の能力の高さである。
初日に聞いてみたところExcelは使ったことがないという学生が結構いたのに、最終日には重回帰分析をするという強引なスケジュールにもかかわらず、脱落者はほとんどいなかった。
法学部についていえば、女子学生の割合も多いようである。実際に、2008年5月現在の法学部在学生は894名で、うち355名が女子学生だという。
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日誌8月22日

2008年08月23日 | Weblog
産学官連携コーディネーター関係の打ち合わせのため出勤。

その後、来日された東亜大学校の金思帆先生の歓迎会。
今回は産学官連携の研究資金を獲得したので、その資金で来日し、学部のゼミ生を連れてきている。
将来有望な学生なので大学院に進学させるべく、日本に連れてきて工場見学などをさせるそうだ。相撲部屋の親方が将来有望な子を東京に連れてきて東京見物をさせ、部屋に入れるように目論むようなものかなと思った。
一種の囲い込みであろう。
いずこでも大学は大変なのである。
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日誌8月21日

2008年08月22日 | Weblog
集中講義は昨日で終了。
今年は実はすこし苦しい集中講義だった。というのも、日曜日の夜ぐらいから宿痾の腰痛が出てきて、水曜日から木曜日にかけてはそれがピークに達していたからである。
しかし、内容は今年も充実していたように思う。理系の学生さんたちにとっては、講義を毎日連続で受講するというのもなかなか大変だったと思うが、講義後に熱心に質問に来る学生さんたちもいて、最終日は1時間ほど質問を受けた。こういう質問は嬉しいものである。

19日に懇親会を開いていただき、九州大学理事・副学長の有川先生、大学院システム情報科学研究院長の安浦先生、副院長の都甲先生、九州大学情報統括本部長の村上先生などにお目にかかった。
有川先生は次期九州大学総長(10月1日から)に決定しており、九州大学の現状、特に文系学部の現状と方向性についていろいろとお話を伺った。
九州には「九州○○学会」という九州単位の学会が数多くある。これらの学会の中心は当然の如く九大が担っている場合が多い。
このことについては評価はいろいろとあるだろうが、夜郎自大になる危険性を秘めている一方で、九大を中心として九州の研究者が再結集して東京に対抗すべく研究を活発化するという方向も考えられるだろうと私は思う。
アカデミズムの世界も東京一極集中になってきている現状においては、東京に頻繁に出かけて生の情報を仕入れてきたいところではある。しかし、各大学ともに旅費がどんどん削られ時間も無くなっている現状ではそれが難しくなってきている。九州の研究者のネットワークでそのハンディをカバーするということは、ある程度までは可能だろう。一昔前のほうが、九大の先生を中心とした研究会は数多く開催されていたのではないだろうか。
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日誌8月18日

2008年08月18日 | Weblog
今日から九州大学大学院システム情報科学院の集中講義。
伊都キャンパスにやってくるのも1年ぶりとなる。
来年度から六本松キャンパスが伊都キャンパスに移転するため、学内のあちらこちらで建築工事中。昨年まで使えた駐車場が使えなくなっていたり、この1年でだいぶキャンパス内の風景が変わっている。

1年前のキャンパスはこちら。
http://home.att.ne.jp/omega/yuasa/documents/kyushu/system/ito2007.html
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最近食べたもの その2

2008年08月10日 | Weblog
最近食べたものの「その2」である。

しばらく前のことになるが、妻と糸島半島に行き、唐泊漁協にまで足を伸ばした。
おめあては、漁協の直営店で売っている岩牡蠣(恵比須牡蠣)。



大ぶりな牡蠣が、1キロ1500円。



これを、生で食べるわけである。私は以前に生牡蠣に当たって散々な目にあったことがあり、それ以来牡蠣は生ではなく、すこし火を通して食べることにしているので、焼き牡蠣にして食べた。



東北大学大学院情報科学研究科で非常勤講師をしたが、羽田までは飛行機、東京駅から新幹線で仙台に行った。
東北新幹線の車中で食べたのが、「東京笹寿司」という弁当。笹の葉に包まれているのは、あさりの佃煮、葉ワサビ、穴子、 小鯛、鮭、葉とうがらし、蟹、季節のおこわの8種類。



仙台では、東北大学大学院情報科学研究科のK先生に牛タンを御馳走になった。







牛タンもよかったが、ホヤ(写真 一番下)も歯ごたえがあり、実に旨かった。

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『学びとコンピュータハンドブック』

2008年08月09日 | Weblog
CIEC(コンピュータ利用教育協議会)発足10周年記念の『学びとコンピュータハンドブック』(東京電機大学出版会)が刊行されました。
私は、「政治活動へのインターネット利用」の章を担当しています。
ちなみに「法律学とコンピュータ」の章があります。
担当されたのは誰だろう? 神奈川大学の中村先生か、立命館大学の指宿先生か、北海道大学の町村先生か、あるいは大阪大学の門先生か田中先生か、さあ誰かなと思ってページをめくってみたところ、指宿信先生でした。

詳しくは、章編集者として担当していただいた京都精華大学の筒井先生の「つついめでぃあ」をご覧ください。
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最近食べたもの

2008年08月09日 | Weblog
最近食べたものをまとめて紹介したい。





まず、妻が香椎のふじけん(セピア通りに移転)という行きつけの魚屋さんで買ってきたアラ(クエ)。
お刺身と、さっと湯通しした吸い物で食べた。
さすがに冬場に比べると脂が乗っていない感じもするが、それでも十分に美味であった。



名古屋中部国際空港のレストラン街にあった中華粥専門店の「謝朋殿 粥餐庁」という店で頼んだ粥。
中部国際空港のレストラン街は非常に充実していて、羽田空港にも劣らない感じである。



おみやげに購入した味噌カツサンド。
これは、味噌カツが好きな人には良いとは思うが・・・。



熊本大学のO先生に案内していただいた阿蘇ファームランド「キノコハウス」というきのこ料理のレストランで食べたきのこカレー。
このほか、きのこづくし懐石、きのこ鍋定食、薬膳きのこ鍋、きのこパスタなどのメニューがあった。
レストランの隣では、きのこを人工栽培していて、きのこ狩りもできるようになっている。





これもO先生に案内していただいた産山村の池山水源という水源地にある釣り堀茶屋で食べたイワナ。
池山水源は、昭和60年選定の「全国名水百選」の中にも入っている名水である。
釣り堀で釣ったイワナをその場で焼いてもらって食べることができるが、釣り上げるのが面倒であれば、最初から網ですくってもらって食べることもできる。
今回は、O先生が釣り上げたイワナを、30分ほどかけてじっくりと焼き上げてもらう。
茶屋のご主人の話では、関東からやってきたお客さんはイワナを珍重するが、九州のお客さんの中にはイワナと聞いただけで「ヤマメじゃないのか、イワナならいらない」と言い出す人もいるそうである。
さて、焼いてもらったイワナだが、生臭さは全くなく、身から脂がしみ出てきた感じで、豊潤な味となっていた。
最後に頭の部分だけをもう一度かりかりになるまで炙ってもらって食べたが、身の脂が頭の部分に凝集された感じで、魚の頭とは思えないような味になっていた。
それにしても、O先生は少年法が専門なのだが、旨いもの探しについても天性の才能があるという他はない。
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