Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

Job opening: Associate Professor or Professor (non-tenure track)

2022年07月13日 | Weblog
Meiji University’s Graduate School of Governance Studies invites applications for a NON tenure-track faculty position as Associate Professor or Professor with specialization in Japanese Studies (Sociology, Geography, Local development, Community studies, or Education policy), effective on April 1, 2023.

For those who would like to apply to this position send an email to the office of Professional Graduate School with your application documents as attachments no later than 11:59 pm JST on September 3, 2022.

See more information;
https://www.meiji.ac.jp/mugs2/recruit/jobopening2023_01.html
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コダマ パワー森林香

2017年09月23日 | Weblog
虫にも好き嫌いはあるが、「蚊が好き」という人は、まずいないのではないかと思う。
拙宅では、ちょっと外に出ただけで、すぐに藪蚊が寄ってくる。玄関先で、蚊取り線香にライターで火を付けている間にも蚊が寄ってきて腕や足に止まり、隙あらば刺そうとするという始末で、蚊取り線香も効いているのやら効いていないのやら...。

そこで、ネット上でいろいろと評判が出ている「コダマ パワー森林香」という蚊取り線香を買ってみた。スーパーやホームセンターでは売っていないが、Amazonや楽天などで入手できる。

普通の蚊取り線香と違うのは、「分厚い線香! 煙の量が桁違い!」というだけあって、線香が太く、線香を平らに置いたときの高さも2倍以上あるところ。このため、通常の携帯用蚊取り線香容器に入れると蓋が閉まらなくなり、専用の携帯防虫器を使うようにという指示がある。
専用の携帯用蚊取り線香容器は、蚊取り線香を石綿の上に置くのではなく、金属製の金具の上で保持するようになっている。



殺虫成分は、最近の電池式蚊取りやワンプッシュ式蚊取り(「置くだけ○○」の類)にも使われているメトフルトリンで、これを普通の蚊取り線香の約3倍という煙で飛散させるという仕掛けなのだから、それは強力だろう。
和歌山県にある株式会社児玉兄弟商会という会社の製品で、蚊除け・虫除けの線香類の専門の会社らしい。
実際に使ってみたところ、たしかに煙の量が圧倒的に多い。通常の蚊取り線香を3本ぐらい焚いたような感じといえばいいだろうか。効果のほうも、専用の携帯防虫器を腰に下げていると、たしかに蚊が寄ってこないような気がする。
同社のホームページを見ると、虫除けどころか獣除け線香などというものもあり、動物まで追い払うというのはどんなに強力な成分なのだろうかと驚くが、これはトウガラシの辛味成分であるカプサイシンを空中に飛散させるものであるという。
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非行少年のためにつながろう!: 少年事件における連携を考える

2017年02月26日 | Weblog
前任校の同僚であった岡田行雄・熊本大学教授の編著である『非行少年のためにつながろう!: 少年事件における連携を考える』(現代人文社)を御恵与いただいた。

http://www.genjin.jp/book/b280853.html

お礼代わりに、読後の感想を述べさせていただこうと思う。

岡田教授は少年法の専門家であるが、非行少年の社会での受け入れと、それを目的とした関係者の連携や協力の実現の研究に近年は注力されているようである。以前には廣田邦義氏との共著で『再非行少年を見捨てるな 試験観察からの再生を目指して』も刊行されているが、今回は、虞犯事案を含めた少年犯罪を起こしてしまった少年を社会で受け入れるために努力されているさまざまな立場の方々との共著となっている。
私自身の反省点として、本書を読んで、少年犯罪は、何らかの発達障害や知的障害等が引き金になっている場合も少なくないということに気づかされた。私がいま利用している駅の近くには、神奈川県最初の県立知的障害養護学校として設置された養護学校があるので、時折、養護学校の生徒たちを駅や電車の中でで見かけることがある。この生徒たちが少年犯罪を引き起こしてしまうということは、およそ私の想像の範囲外であったが、本書では放火という大きな罪を犯してしまった背景に発達障害があったという事例が取り上げられている。
また、いわゆる非行少年をガソリンスタンドの従業員として受け入れてきた北九州の会社経営者への岡田教授によるインタビューの章もある。さまざまな苦労談から、少年の「更正」は一筋縄には行かないということが察せられるが、インタビューを受けている経営者の人間を信じるという姿勢が特に印象に残る章である。

その他はぜひ本書をお読みいただきたいが、最後に特筆しておきたいのは、本書は岡田教授ご自身と、非行少年の社会での受け入れを目指して努力している関係者との信頼関係の上に成り立っているであろう、ということである。
その上で、非行少年を孤立させないためには、関係者を孤立させないこともまた重要であり、そのコミュニティをいかに形成維持していくかということが大きな課題になっているようにも思われた。
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ハノイのタクシー利用法 その2

2016年12月04日 | Weblog
短いハノイ滞在期間中に学んだハノイのタクシー利用法 その2。

旅行客にとっては、料金が一番心配になるが、シクロやバイクタクシーとは異なり、タクシーの料金は完全にメーター制になっている。



メーターの上部に表示されているのが金額だが、小数点が3桁目のカンマを表している。このため、画像の例では、料金は46,000ベトナムドンということになる。現時点でのレートでは、230円程度。
たちの悪いドライバーにあたると、このときに460,000ドンを請求されることがあるという。

なお、ハノイのタクシーのほとんどが、サムソンのスマートフォンを車に取り付けて、カーナビ代わりに使っていた。



街中でも、iPhoneを使っているのは外国人で、現地の人が使っているのはほとんど見かけなかった。
今回の出張でUSBケーブルを持参するのを忘れ、店に買いに行ったが、ここでは「スマートフォン」と言っても通じず、「サムソン」と言うと通じた。

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ハノイのタクシー利用法

2016年11月27日 | Weblog
短いハノイ滞在期間中に学んだハノイのタクシー利用法。
ハノイのタクシー(観光客用のシクロ=三輪人力車や、バイクタクシーを除く)の利用方法には、大きく分けて、3種類ある。

1つは、一流ホテルにホテル所有の車での送迎を頼む方法。車種はベンツEクラス、トヨタ・カムリ、トヨタ・イノーバ等で、ホテルと車種によって料金は異なる。
ハノイ空港から市内への送迎を依頼する場合、所要時間は45分程度で、料金はベンツEクラスで片道65米ドルぐらい。羽田空港から各地に首都高速を使ってタクシーを利用する場合と同じぐらいと考えてよいだろう。カムリやイノーバであれば、料金はもう少し安い。






2つめは、ホテルでタクシーを呼んでもらう方法。
ホテルと契約しているタクシーであれば、ほぼドライバーには簡単な英語で行き先を伝えることができるし、ホテルのベルボーイがベトナム語で行き先をドライバーに伝えてくれるので、安心ではある。車種はトヨタのイノーバ、ヴィオス、カローラ・アルティス等が多いが、ハノイでは「中型車」相当。



上の写真はホテルの前で順番待ちをしているホテル契約のタクシーで、前からイノーバ、カローラ・アルティス、イノーバ。

3つめは「流し」のタクシーをつかまえるという方法。
上記の「中型車」相当のタクシーも走っているが、ちょっと車が汚れていたりする。トヨタのヤリスも見かけた。



料金が少し安いリッターカー・クラスのタクシーのほうが多く走っている。車種は、大宇のマティスなどが多い。





なお、ハノイにもぼったくりタクシーがあるようで、安心して乗ることができるタクシー・グループというものがあるそうだ。
http://vietkara.net/knowledge/safe_taxi/
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ハノイ ホーチミン博物館の展示車

2016年11月27日 | Weblog
先日、ベトナムのハノイに出張したが、その際にホーチミン博物館を訪れた。

ホーチミン博物館には、ホーチミン大統領が使用していた3台の乗用車が展示されている。


まず1台目は、ソ連から1954年に贈られたというジルのZIS-110。







ZIS-110は、1942年型のパッカード・スーパーエイトのコピー。
ルーズベルト大統領の仲介で、パッカード社が「バスタブ」型で時代遅れになりつつあったパッカードのボディのプレス機をソ連に譲渡したといわれているが、文献上の根拠がなく、謎になっている。


2台目は、これもソ連から1955年に贈られたというGAZ-M20 ポピェーダ(Pobeda)。





3台目はプジョー。





こちらのプジョー404は、ニューカレドニアに住んでいるベトナム人からホーチミン大統領に贈られたものだそうだ。
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240からX240まで

2015年10月11日 | Weblog
Facebookのほうにちょっと書いたが、いろいろと悩んだ末に、ついにThinkPadを買うのはやめることにした。
私はあまりノートパソコンが好きではないので、これまでに買ったノートパソコンの数はさほど多くはない。ただ、そのほとんどはThinkPadシリーズであった。その理由はいくつかあるが、初めて買ったノートパソコンがThinkPadであったこと、タッチパッドではなくポイントスティックが使えること、キーボードの造りがよくて文章入力がしやすいこと、英語キーボードのモデルを購入できること、といったあたりが理由だったと思う。よく、「Mac信者」という言葉がつかわれるが、私の場合は「ThinkPad信者」の一人であった。
これまでに自分で買ったThinkPadは、240、X20、A22、T43、X40、X61、E440、X240で、パソコン歴とパソコンが仕事には欠かせない道具になっている割には、買った台数は少ない方だろうと思う。

最初に購入した240は、1スピンドルであるため、フロッピーディスクドライブは専用ケーブルによる外付けで、最初は小型(3セル)のバッテリーが標準となっていたので、これは実働3時間も持たなかった。ようやくバッテリーを気にしないで使うことができるようになったのは、ThinkPad i Series 1124が出て、9セルの大容量バッテリーが発売され、それを240に取り付けてからであった。

ノートパソコンが苦手な理由の一つは、ノートパソコンはディスプレイを分離できないので、目とディスプレイの距離が近くならざるを得ず、目が非常に疲れるということ。
特に前者が深刻で、ノートパソコンで仕事をしていると、1時間もたたないうちに目がショボショボとしてきて、肩も凝ってくる。私の場合、目とディスプレイの間を、できれば1メートルぐらいは離したいのである。もう一つの理由は、ノートパソコンはキーボードを選べないということである。特に私の場合はNECのPC-9800シリーズを使っていた時期が長く、スペースバーの短い日本語キーボードを使うのは苦手で、英語キーボードを選ぶようにしてきた。ThinkPadは、英語キーボードのモデルを注文できることが多く、それができなくても後から英語キーボードの部品だけを注文できる。それもThinkPadを使い続けてきた理由の一つだった。

そのThinkPadを買うのをやめた理由は、言うまでもなく、昨今のLenovoによるスパイウェア騒動である。
その後、Lenovoからは声明が出ている。
http://news.lenovo.com/article_display.cfm?article_id=2080
同社製品には、バックグラウンドでデータを送信するソフトウェアが搭載されているが、その目的は統計的に利用するデータを収集し、それによって製品改善であって、収集するデータからは個人は特定できないという。
しかし、どのようなデータを送信しているのかは不明だ。さらに、このプログラムはアンインストールできるとしているが、なんというプログラムなのかは明示されていないから、ユーザーとしてはアンインストールのしようが無い。
過去のThinkPadへの郷愁にすぎないのだろうが、まさかLenovoはThinkPadシリーズにまでこのようなソフトウェアを載せるとは思わなかった。Lenovoにとっては、もうThinkPadブランドとのそのユーザーを守ることよりも、ユーザーのパソコンからデータを収集してそれを利活用することのほうが、はるかにメリットが多きくなったのだろう。

さて、実は240Xの調子が余りよくないので、前から買い換えを検討しなければならないとは思っていた。
どうも電源まわりに不調があるようで、ACアダプターで使っているのにバッテリー・モードになったり、バッテリーで使っているときに、残り使用時間が50時間以上と表示されたりということが続いていた。一度修理に出したのだが、原因不明ということで、どうも使っていて気持ちが悪い。再発するかもしれない故障を抱えながらプレーしているスポーツ選手のような状態である。
しかし、買い換えようとは思っても、タッチパッドではなくスティックが使えること、英語キーボードのモデルを購入できること、という2条件を満たすノートパソコンを探すのは、意外に難しい。スティックを使うことは諦め、英語キーボードだけで我慢することにして、パナソニックのLet's Noteのアジアモデルを買うことも考えたが、キーボードは日本語キーボードとほとんど同じであり、特にスペースバーの長さは日本語キーボードと変わらないようである。これは、早々に断念した。
http://panasonic.biz/pc/prod/asia/sx2j/asia.html

そんな折に、いろいろとお世話になっている日本HPのSさんが、会社支給(と思われる)HPのノートパソコンを使っているところを見る機会があったが、なんと英語キーボード、かつポイントスティック付きというノートパソコンを使っておられるではないか。
飛びつくような思いで日本HPのホームページにアクセスして、Elitebook 820 G2というモデルを注文した。
http://h50146.www5.hp.com/product/business/pc/notebook/820g2/
製品名が長く、「【東京生産&国内サポートで安心!】HP EliteBook 820 G2/CT Notebook PC 最新モデル!OS起動時間を約半分に短縮出来る構成!12.5インチでコスパ重視キャンペーン」というモデルである。

先週の金曜日に届いていたのだが、いろいろと仕事を抱えていたので、セットアップができなかった。その後、ようやくセットアップを始めて、いつも使っているエディタやメールクライアントなどをインストールした。

ここから先はFacebookに書いたことの繰り返しになるが、使ってみた印象を記したい。
スティックポイントだけを使うようにしてタッチパッドを使えないように設定しているとき、タッチパッドの上に小さなランプがつくので、その状態であることを確認できる。タッチパッドを使う・使わないの切り替えは、タッチパッドの左上をダブルクリックするだけ。
キーボードは、いまどきのアイソレーション・キーボードらしく、極度に短いキーストロークと、デザイン重視で完全に平面なキートップ。ちょっと慣れないので、ミスタッチが多いが、これは慣れの問題だろうか。キータッチ自体は軽いが、けっこうしっかりと打鍵しないと(底付きするぐらいに)、キーの入力を認識しないことがある。キーボードの基盤部全体にたわみがあるのは、ちょっと気になるところ。
カーソルキーの配列は特殊で、これは慣れるまでは使いにくい。
WifiのON/OFFに専用のボタンが割り当てられているのは便利(ThinkPadシリーズでは、専用ボタンがなくなってしまった)。またハードディスクのシークランプ等がちゃんとあるのも好ましい。

とりあえず、ThinkPadからの乗り換えとしては満足している。当面は、この日本HPのノートパソコンを使うことになるだろう。
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Zoom-NIKKOR 35-105mm F3.5-4.5

2015年04月02日 | Weblog
高校生の頃、ニコンのズームレンズが欲しかったのですが、ちょっと手が出なかったので、タムロンのズームレンズを代わりに購入しました。解像度も写りも値段相応で、ちょっとがっかりしたのを覚えています。
先日、Zoom-NIKKOR 35-105mm F3.5-4.5を入手しました。



このレンズは1983年発売で、まさに高校生のときに欲しかったもの。最近距離は1.4メートルとなっていますが、簡易マクロ機能が付いているので、接写することもできます。
このころのレンズには、シリアルナンバーが付いていたのですね。ニコンのレンズのシリアルナンバーを検索するサイトで調べてみると、今回購入したものは、製造最終期に近いレンズのようです。

また、ズームは鏡筒を前後に伸ばしたり引いたりしながら操作するやり方(直進式)のズームリングとなっており、鏡筒を回してピントを同時に合わせつつ、同時に引いたり伸ばしたりするということができます。



カメラは、D40Xです。例によって、フォーカスだけではなく露出もマニュアルですので、これぐらいだろうと見当を付けながら撮影しました。



満開の桃の花。





これはマクロで撮ったものです。
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ニッコール55ミリ f1.2

2015年02月11日 | Weblog
ニコン1 V1に、マウントアダプターFT1を介して、ニッコール55ミリ f1.2というレンズを装着してみました。
このレンズも古く、おそらく1970年頃のものと思われます。これも非aiです。
開発の経緯は、「ニッコール千夜一夜物語」で取り上げられています。
http://www.nikkor.com/ja/story/0049/

このレンズですが、重さが約430グラムあります。バッテリーを装着した状態のV1よりも重く、FT1と共にV1に取り付けると、ずしりという重みを感じて、ショルダーストラップが欲しくなるような感じです。



非aiレンズをFT1を介してV1に取り付けると、何も設定しなくてもV1側で認識して撮影時には自動的に絞り優先のマニュアルモードとなりますので、面倒がないのですが、フォーカスを合わせるのには苦労します。V1の電子ファインダーにはスプリットがなく、フォーカスエイドもないので、ファインダーの目視だけで慎重にフォーカスを合わせる必要があります。
もちろん、絞り込んでしまえば、自然にフォーカスは硬くなるわけですが、古いf1.2という明るいレンズを使う意味がなくなってしまいます。
夕方の自宅周辺で、いろいろと試してみましたが、なかなかうまく撮ることができませんでした。








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ニッコール 300mm F4.5 その2

2015年02月10日 | Weblog
先日、数年前のエントリーレベルのデジカメのD40を購入し、古い非aiのニッコールレンズを取り付けて楽しんでいますが、やはりいろいろと不便な点があることは否めません。

一番の問題は、非CPUレンジを装着すると、内蔵露出計が使えず、露出が完全にマニュアルになることです。だいたいの勘で絞りとシャッタースピードを合わせるものの、オーバーになったりアンダーになったりで、何枚も撮り直しをする必要があります。カメラのモニタではちょうどよい露出になっているように見えても、あとでパソコンのディスプレイで見たときにはオーバーになっていた、というようなこともありました。
何かいい方法はないものかなと考えていましたが、意外なことに、ニコン1用のマウントアダプター「FT1」に非aiレンズを装着することができる(メーカーは非推奨)ということがわかりました。参考になったのは下記のサイトです。
http://blog.livedoor.jp/daikichibomber/archives/1004156642.html

FT1は、ニコンのFマウントのレンズをニコンのミラーレスカメラのニコン1シリーズに装着するためのマウントアダプターです。ニコンの公式ダイレクトショップでは20,000円ほどで売られていますが、Amazonや楽天では、もう少し安く買えます。
FT1を使うには、当然ですが、ニコン1も必要です。ニコン1のどのモデルを入手するかでちょっと悩みましたが、結局、ニコン1のV1を購入しました。発売から数年たっていますので、「FT1」よりも安い値段で入手することができました。
FT1は、「Nikon 1にFT1を装着してNIKKORレンズを使用すると、35mm判換算で約2.7倍の焦点距離に相当する画角となります。」とあります。このため、標準レンズでも望遠レンズ、望遠レンズはさらに超望遠レンズのように使えるということになります。
さっそく、ニコン1 V1に、ニッコール300mm F4.5(非ai)を装着してみました。



V1は、絞り優先オート、シャッタースピード優先オートなどの撮影モードを選ぶのに、ダイヤルで設定することができず、メニュー画面を出さなければならないので、その点で操作性が劣るという評判です。しかし、FT1を非aiレンズとカメラの間に噛ませると、何も設定しなくてもV1側で自動的に絞り優先のマニュアルモードとなります。これは意外で、FT1がよくできているのでしょう。
さっそく、マンションの廊下から富士山を撮影してみました。



下の写真は、D40に同じレンズを付けて、以前に撮影したものです。



約2.7倍の焦点距離になるので、これだけの違いが出ます。
ニコン1にこのレンズを装着すると、レンズ自体がかなり重たいので、レンズとカメラとの重量のバランスが悪くなり、三脚を使わずに手ぶれしないように撮影するのは困難でした。

D40に非aiレンズを装着した場合、もちろんフォーカスはマニュアルとなりますが、フォーカスエイド機能は働きます。レンズのピントリングを回し、ファインダーの中のフォーカスエイドランプが点灯したところでシャッターを切れば、ピンぼけの心配は無くなります。ところがニコン1+FT1という組み合わせでは、フォーカスエイドは使えないようで、ファインダーを覗くか、モニタを見るかして、ピントを慎重に合わせなければなりません。
しかし、絞りさえ設定すれば、絞り優先オートで撮影できるというのは便利です。
当分、非aiレンズのお供として使ってみようと思います。


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丹沢とC130

2015年01月24日 | Weblog
原稿書きに飽きたので、デジタルカメラを持ってマンションの廊下に出ました。今朝は曇りで、当然、自宅マンションからは富士山は見えません。
それでも、丹沢に雲がかかっているところを撮影していると、右手からファインダーの中に黒いものが入ってきました。
どうやら、厚木基地に飛来した米軍のC130のようです。

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ニッコール 300mm F4.5

2015年01月20日 | Weblog
ニッコール 300mm F4.5という古いレンズ(これも非ai)を、D40Xに装着して、マンションの廊下から撮影しました。おそらく1970年前後のレンズです。



露出計がないのでシャッタースピードと絞りは適当に設定して、今朝、富士山を撮ってみたものです。ちょっとアンダー気味になってしまいました。NTT東日本瀬谷ビルのアンテナが邪魔ですが、仕方がありません。

ちなみに、このレンズを入れる革のケースが立派です。ニコン純正で、CL-20という型番がついており、革でできています。

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ニコン F2フォトミック

2015年01月18日 | Weblog
ニコンのD40Xというデジタルカメラを入手しました。
http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d40x/
2007年3月発売ですからかなり古く、しかもどちらかといえばエントリーレベルのデジイチ(デジタル一眼レフ)です。
なぜいまごろになってこんなカメラを入手したかといえば、実家で眠っていたニコンの旧型レンズを使ってみようと思い立ったからです。
実家のニコンの旧型レンズの大半は、亡き祖父が昭和40年頃にニコンF2フォトミックを購入したとき、同時に入手したものであるらしく、いわゆる非aiで、カメラの絞りリングと露出計を連動させるための爪がついています。このF2フォトミックは、その後、私がもらって使いましたが、非常に頑丈で、よいカメラでした。機械式シャッターなので、撮影するのに電池は必要ありません。F2は、Yahoo!オークションでも、程度のよいものは2万円近くするようです。F2はフォトミックファインダーの露出計が弱いようで、露出計が壊れているものが多いですね。ちなみに拙宅のF2は、露出計の電池(LR44が2個)を新品に取り替えたところ、ちゃんと動きました。
難点は、重たいこと。フィルムレンズ時代、一眼レフカメラにズームレンズを装着すると、レンズのほうが重いので、ストラップを付けてレンズ付きのカメラを首から提げたときに、自然にレンズが下のほうを向くようになります。レンズの先が、へその上あたりに来るわけです。肩から提げたときも同じです。ところがF2はボディ重たいので、首から提げるとき、レンズが下を向かず、正面を向いてしまうのです。このため、歩き回るときにレンズをぶつけないように気を遣わなければなりませんでした。
また、ストロボ用のアクセサリーシューがついておらず、フィルム巻き上げレバーの上に専用のシューを取り付け、そこにストロボを取り付けるようになっていました。
2013年暮れに発売された高級機であるニコンDfでは、非ai型のレンズも装着できます。Dfのfとはfusion(融合)の頭文字だそうで、フォーカスもマニュアルだった時代の一眼レフカメラを彷彿とさせるデザインです。下記のレビューで、実際にどのようにして非aiレンズを装着して使用するのかが紹介されており、撮影例も載っています。フィルムカメラの時代は、明るいレンズが好まれたので、 F1.4などというレンズが普通に使われていたのですね。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20131127_625119.html
しかし、なにぶんボディだけでも20万円以上するので、自分の小遣いの中から買うには、そう簡単には手が出ない値段です。それで、インターネット上のいろいろな情報で、非aiレンズを使うにはD40かD40Xがよいという記事をいろいろなところで見かけましたので、D40Xを購入してみることにしました。
ちなみに、D40が600万画素、D40Xが1,000万画素ですが、D40のほうが高感度に強くノイズが出にくいということで、今となってはD40のほうが人気があるようです。

さて、やってきたD40Xに、ニッコール35mm F2.0という古いレンズを装着しました。オートフォーカスどころか、絞りもすべてマニュアルなので、露出計がないところではシャッタースピードと露出はすべて勘に頼って設定せざるをえません。幸いなことに、デジカメでは少しずつ試しながら設定することが出来ます。
絞りは最大限に開放し、シャッタースペードを1/60にして、F2フォトミックを撮影してみたのが、下の写真です。ちなみに装着しているズームレンズはタムロンのもので、28~70mm、F3.5。



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雨の大山阿夫利神社、大山寺 紅葉ライトアップ

2013年11月25日 | Weblog
夕方から、紅葉を見るために大山阿夫利神社大山寺を探訪。大山阿夫利神社・下社と大山寺では、紅葉シーズンのこの時期に限って夜はライトアップされるので、それを楽しみにして出かけた。
あいにくお天気は夜から雨の予報で、東名高速道路を走っていると、ポツリポツリとフロントガラスに雨粒が落ちてきた。
神奈中バスの「大山ケーブル駅」付近の駐車場に車を停めて、ここから小雨の中を参道を登って大山ケーブル駅に着く。









切符は、最近ではみかけなくなった硬券。



大山観光電鉄(大山ケーブル)の昭和40年製のケーブルカーに乗車する。





阿夫利神社駅で降りると、急に霧が出てきた。日が暮れて青みがかった空に、霧が雲のように流れてきて、あっという間に周囲は真っ白な霧に覆われた。









その後、再びケーブルカーに乗車して、大山ケーブル駅と阿夫利神社駅とのちょうど中間のすれ違い箇所にある大山寺駅で下車。





駅からは参道が続いており、灯籠がライトアップされて、幽玄な感じもある。



紅葉のライトアップ自体は、大山寺のほうがすばらしかった。雨と風が強くなってきたが、それでも平日の夕方だというのに意外に大勢の観光客が訪れていた。







大山寺では、文永11年(1264 年)に願行上人が鋳造したという由緒のある本尊の大山不動像の特別開張を拝観することもできた。
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英雄(HERO)の万年筆

2013年11月04日 | Weblog
土曜日に藤沢の荘厳寺で、伯父の四十九日法要が執り行われたが、その後、伯父が中国出張に行ったときに中国製の万年筆をお土産にもらったことを思い出した。今から30年近く前のことである。その後、文具類を入れている箱の奥に眠っていたものを、引っ張り出してきた。



手前がパーカー75(1970年頃のもの)で、奥が中国製の万年筆。細身だが、意外に重量がある。

最初はどこのものかわからなかったが、コンバータに「HERO」という刻印があり、中国の万年筆メーカー「英雄」製であることがわかった。
http://en.hero.com.cn/



ペン先には「CHINA」という刻印がある。





もともとこの会社はパーカーの中国工場を母体として設立されたとのこと。今は、中国の万年筆のトップメーカーになっているそうだ。
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