Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

小松弘先生のXML関係の論考(アーカイブに保存されているもの)

2017年06月26日 | 情報法
故・小松弘先生のXML関係のご論考の多くがWebに掲載されており、そのウェブページ自体が存在しなくなっているので、サーチエンジンで探してもリンク切れになっている。
そこで、アーカイブに保存されているものを探してみた。

XML と電子署名
https://web.archive.org/web/20000529004516/http://home2.highway.ne.jp/sui_feng/digital/xml/index.html


法律情報とXML
https://web.archive.org/web/20000303051141/http://home2.highway.ne.jp/sui_feng/xml/xml1.html

電子投票の信頼性
https://web.archive.org/web/20040603140030/http://icrouton.as.wakwak.ne.jp/pub/evoting/ev2.html
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法令データベース「e-Gov法令検索」がリニューアル

2017年06月25日 | 情報法
6月26日(月)の午後から、法令データベース「e-Gov法令検索」がリニューアルされることになった。
今回のリニューアルの目玉は、二次利用が容易なオープンデータとして提供するため、各府省が確認した法令データを標準データ形式(XML形式)で提供すること、データを利活用しやすくするためのAPI機能を提供することであろう。
この新しい法令検索データベースは、昨年10月に本格運用を開始した「法制執務業務支援システム」、通称「e-LAWS(イーローズ)」で整備された法令データを使っている。
情報ネットワーク法学会は、「e-LAWS」の開発に協力してきた。学会内に研究会(情報ネットワーク法学会 法令標準スキーマ検討会)を組織し、板倉陽一郎先生、指宿信先生、角田篤泰先生、手塚悟先生、宮内洋先生、森亮二先生および湯淺が委員となって、座長は宮内先生にお引き受けいただいた。大変お忙しい中、手弁当でご協力いただいた先生方に感謝申し上げたい。

なお、法律情報のXML化ということで思い出されるのは、故・小松弘先生(弁護士)の一連の業績であろうと思う。
ちょうど私が電子投票法制の研究を始めた頃で、アメリカのVVPAT(Voter Verified Paper Audit Trail)との関連で電磁的記録の監査証跡の必要性についての先行研究を調べていたところ、小松先生の「電子投票の信頼性」という論文に接した。それから、小松先生のlegal XMLについての「法律情報とXML」などの論文を読んだのである。
小松先生はその後、交通事故で急逝された。町村先生のブログにも訃報が載っているが、本当に残念なことであった。小松先生に、ぜひ新しい法令データベースをご覧いただきたかったところである。

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