実家に帰省中の「足」として、トヨタレンタカーで新型プリウスを借り出した。
エンジンをかけるのではなく、パワーオンスイッチを押して、「Ready」のランプが付くのを確認するだけ。エアコンのブロワーが回り出す音だけが聞こえてくる。
パーキングからドライブに入れても、全く駆動する感じのショックがない。ブレーキペダルを離すとクリープを始め、そこからアクセルを踏み込んでいくとモーターで静かに加速するが、この間もエンジンがかからないので、ほとんど無音。ただ、そこからさらに加速しようとするとエンジンがかかり、コツンという軽いショックが伝わると同時にブーッとかなりうるさいエンジン音が高まる。ガソリンエンジンへのつながり方も、どこで切り替わるのかわからないという評を見たことがあるが、すくなくとも運転者には「いま切り替わったな」ということは伝わってくる。エンジン音はヴィッツやカローラなどのクラスの車のそれとよく似ていて、こもり音も大きいので、それまでの静粛さと、エンジンがかかった時のうるささとの落差が大きい。セルシオから突然ヴィッツに乗り変わるような感覚で、この落差はあまり洗練されているとはいえない感じがする。
加速していってエンジンがかかったときのショックも、速度によってはけっこうガツンと来ることがあるかと思えば、アクセルを踏み込んでからエンジンがかかって加速するまでの間に、運転者が予期していた以上の間が空くこともあり、トルコンの「遊び」やシフトチェンジの際のショックが大きく、隔靴掻痒感のあった「むかしのノークラ車」的な感覚だ。
交差点を右折するときなど、力強くアクセルを踏み込んで出たいときには、モーターで回り出してから一瞬後にエンジンがかかってブーッと加速するが、モータで回り出してからブーッと加速するまでの間に一瞬の「間」がある。車自体は決して大きなサイズではないのに、この間があるために、鈍重な車を動かしているような感じがする。
エンジンが1.8リッターになってパワフルになったと評されているが、私的な感想としていえばパワフルというのは少々大げさ。ただ、通常はローギアで引っ張る停止状態から時速2、30キロぐらいまでのところがモーターですーっと出るので、非常にスムーズに感じることは確かだと思った。
なお変形した円形のステアリングは直径が小さく、駐車場での切り返しの際などは意外に重たく感じる。チルト・テレスコピック(手動)装備で、標準状態の位置ではステアリングがかなり遠く、運転ポジションは完全なストレートアーム状態になってしまう。手元まで一杯に引き戻した状態でも、私の体型ではまだ少し遠いように感じた。
燃費は、評判通りの1リットルあたり20キロ以上をキープ。
大晦日の混雑した道路をひんぱんにゴ・ーストップを繰り返しながらあちらこちらと買い物に走り回ったが、ディスプレイに表示される燃費が1リットル20キロを切ることはなかった。
シフトレバーのあるコンソールの下は、写真ではわかりにくいかもしれないが、パックリと空いている。それだったら、コラムシフトにするとか、コンソールを付けない方が便利だったのではないかと思う。コンソールの高さは相当にあるので、助手席側からコンソールをまたいで運転席に移動する、またはその逆というのはまず不可能だ。
運転していて感じたことだが、視界はあまりよくない。当節の車はどれもそんなものかもしれないが、運転席からボンネットの先が見えない。
バックミラーに映る後方の視界は、テールゲート部分とその下のガラス部分に上下に分割される。ベンツのEクラスのワゴンが上下に二分割されて写っているのが見えるだろうか。
200万円少々の車に高級感を求める方が間違っているが、内装はけっこうチープな感じがする。
パワーウィンドウのスイッチの後ろについている物入れスペースには、モロにネジが見えている。
総じていえば、走っているときの違和感はおそらくハイブリッド車の特性に慣れていないためであり、しばらく乗っているうちに慣れてくるのだろうとは思う。
しかし、前述したセルシオから突然ヴィッツに乗り変わるような落差、アクセルを踏み込んでから加速するまでの「間」など、ガソリン車にはない不思議な感覚に満ちている車である。
エンジンをかけるのではなく、パワーオンスイッチを押して、「Ready」のランプが付くのを確認するだけ。エアコンのブロワーが回り出す音だけが聞こえてくる。
パーキングからドライブに入れても、全く駆動する感じのショックがない。ブレーキペダルを離すとクリープを始め、そこからアクセルを踏み込んでいくとモーターで静かに加速するが、この間もエンジンがかからないので、ほとんど無音。ただ、そこからさらに加速しようとするとエンジンがかかり、コツンという軽いショックが伝わると同時にブーッとかなりうるさいエンジン音が高まる。ガソリンエンジンへのつながり方も、どこで切り替わるのかわからないという評を見たことがあるが、すくなくとも運転者には「いま切り替わったな」ということは伝わってくる。エンジン音はヴィッツやカローラなどのクラスの車のそれとよく似ていて、こもり音も大きいので、それまでの静粛さと、エンジンがかかった時のうるささとの落差が大きい。セルシオから突然ヴィッツに乗り変わるような感覚で、この落差はあまり洗練されているとはいえない感じがする。
加速していってエンジンがかかったときのショックも、速度によってはけっこうガツンと来ることがあるかと思えば、アクセルを踏み込んでからエンジンがかかって加速するまでの間に、運転者が予期していた以上の間が空くこともあり、トルコンの「遊び」やシフトチェンジの際のショックが大きく、隔靴掻痒感のあった「むかしのノークラ車」的な感覚だ。
交差点を右折するときなど、力強くアクセルを踏み込んで出たいときには、モーターで回り出してから一瞬後にエンジンがかかってブーッと加速するが、モータで回り出してからブーッと加速するまでの間に一瞬の「間」がある。車自体は決して大きなサイズではないのに、この間があるために、鈍重な車を動かしているような感じがする。
エンジンが1.8リッターになってパワフルになったと評されているが、私的な感想としていえばパワフルというのは少々大げさ。ただ、通常はローギアで引っ張る停止状態から時速2、30キロぐらいまでのところがモーターですーっと出るので、非常にスムーズに感じることは確かだと思った。
なお変形した円形のステアリングは直径が小さく、駐車場での切り返しの際などは意外に重たく感じる。チルト・テレスコピック(手動)装備で、標準状態の位置ではステアリングがかなり遠く、運転ポジションは完全なストレートアーム状態になってしまう。手元まで一杯に引き戻した状態でも、私の体型ではまだ少し遠いように感じた。
燃費は、評判通りの1リットルあたり20キロ以上をキープ。
大晦日の混雑した道路をひんぱんにゴ・ーストップを繰り返しながらあちらこちらと買い物に走り回ったが、ディスプレイに表示される燃費が1リットル20キロを切ることはなかった。
シフトレバーのあるコンソールの下は、写真ではわかりにくいかもしれないが、パックリと空いている。それだったら、コラムシフトにするとか、コンソールを付けない方が便利だったのではないかと思う。コンソールの高さは相当にあるので、助手席側からコンソールをまたいで運転席に移動する、またはその逆というのはまず不可能だ。
運転していて感じたことだが、視界はあまりよくない。当節の車はどれもそんなものかもしれないが、運転席からボンネットの先が見えない。
バックミラーに映る後方の視界は、テールゲート部分とその下のガラス部分に上下に分割される。ベンツのEクラスのワゴンが上下に二分割されて写っているのが見えるだろうか。
200万円少々の車に高級感を求める方が間違っているが、内装はけっこうチープな感じがする。
パワーウィンドウのスイッチの後ろについている物入れスペースには、モロにネジが見えている。
総じていえば、走っているときの違和感はおそらくハイブリッド車の特性に慣れていないためであり、しばらく乗っているうちに慣れてくるのだろうとは思う。
しかし、前述したセルシオから突然ヴィッツに乗り変わるような落差、アクセルを踏み込んでから加速するまでの「間」など、ガソリン車にはない不思議な感覚に満ちている車である。
Nigeria:Anambra 2010 - Agoro Urges INEC to Adopt Electronic Voting
http://allafrica.com/stories/200912230091.html
Anambra election: CNPP disagrees with calls for electronic voting
machine
http://www.triumphnewspapers.com/anm28122009.html
E-Voting in Ghana and the 2012 Elections
http://www.modernghana.com/news/255980/1/e-voting-in-ghana-and-the-2012-elections.html
E-Voting in Ghana and the 2012 Elections
http://www.ghanaweb.com/GhanaHomePage/NewsArchive/artikel.php?ID=173843
写真を見る限りでは、ガーナで導入を検討しているという電子投票機は、インドの電子投票で使用されているのと同じ製品なのではないかと思われる。
http://allafrica.com/stories/200912230091.html
Anambra election: CNPP disagrees with calls for electronic voting
machine
http://www.triumphnewspapers.com/anm28122009.html
E-Voting in Ghana and the 2012 Elections
http://www.modernghana.com/news/255980/1/e-voting-in-ghana-and-the-2012-elections.html
E-Voting in Ghana and the 2012 Elections
http://www.ghanaweb.com/GhanaHomePage/NewsArchive/artikel.php?ID=173843
写真を見る限りでは、ガーナで導入を検討しているという電子投票機は、インドの電子投票で使用されているのと同じ製品なのではないかと思われる。
6:00すぎに家を出る。家を出るとき、小雪がちらつき始めた。6:30空港着。
7:05発伊丹行き。MD-90。伊丹で新潟行きに乗り換える予定である。
出発便混雑で離陸が遅れ、8:30頃に伊丹空港に着いたところ、機内アナウンスで呼び出された。何事かと思ったら、新潟空港大雪のため、伊丹発新潟行きが欠航する可能性があるとのこと。運行できるかどうかは、10:00に決定するという。
さて、ここで悩んだ。10:00をすぎて欠航することになったら、それから羽田行きに振り替えてもらって東京に行ったとしても、東京に着くのは12:30以降になる。羽田から東京駅に出て上越新幹線に乗ったとしても、夕方になってしまい、とても用事を済ませて、また福岡に戻ってくることはできない。明日は10:00から大学で行事が複数あるので、どうしても今日中には福岡に戻っておきたい。そう考えると、10:00をすぎて新潟行きがキャンセルになってしまったら、伊丹から福岡に引き返す他はない。
いまなら、9:30発羽田行きに振り替えてもらうことができる。この便に乗れば、11:00には羽田に着くだろう。それから東京駅へ急ぎ、12:00すぎに上越新幹線に乗ることができる。そうすれば14:00すぎには新潟に着くだろう。
しかし、新潟行きの便が無事に運行できるのであれば、それに搭乗するに越したことはない。運行できるのであれば、11:20には新潟に到着する予定だからである。
どうしようと思ったが、空路新潟に行くのはあきらめ、9:30発羽田行きに振り替えてもらうことに決めた。
意を決して羽田行きに乗り、羽田空港からモノレールと京浜東北線を乗り継いで東京駅に着いたころ、急に腹が空いてきた。かんがえてみれば朝から何も食べていないのである。伊丹=羽田間で搭乗した機内で日経新聞を読んだとき、牛丼の値下げ合戦になっているという記事を読んで、そういえば久しく牛丼を食べていないよなあと思ったが、東京駅の中には吉野家は出店していないので牛丼は食べられない。ここで、そうだと思いついて、地下コンコースの浅草「今半」の店に行き、今半の牛丼弁当を買った。1050円也。上越新幹線の車内で食べる。
その後は持参したノートパソコンで、書類作成その他。
「トンネルを越えると雪国であった」。川端康成の有名な『雪国』の冒頭の一行である。本当にその通りで、上越新幹線の長いトンネルを越えたとたんに、大雪が降っていた。
帰路、16:30に新潟グランドホテルを出て、タクシーで新潟空港に向かった。ところが、大雪のために道が大渋滞で、空港まではあと少しのところまで来ているのに車はさっぱり動かない。これでは17:30発伊丹行きにはとても間に合いそうにない。
車内からJALに電話をして新潟=伊丹、伊丹=福岡の予約を取り消し、タクシーにはUターンしてもらって新潟駅に急ぎ、上越新幹線に再び乗って東京駅へ戻った。いざとなれば、スターフライヤーの23:15羽田空港発の深夜便があるという目算があった。最終便は1:00ごろに北九州空港に着く。いまキャンペーン中で北九州空港から博多駅・天神方面への乗合タクシーが無料になっているから、これに乗れば、とりあえず2:00頃には博多に帰ることができる。あとは自宅まではタクシーで帰ればいいだろう。
幸いに上越新幹線、在来線、モノレールの接続もよく、最終便の1本前の21:35羽田発北九州行きの便に間に合った。A320。機内でカボチャスープ。北九州空港に23:25すぎに到着、乗合タクシーに乗って、0:40すぎに博多駅着。
自宅に着くのは2:30頃かなと思っていたが、それよりも1時間半早く、1:00に家にたどり着いた。
こうして長い一日は終わったが、ふしぎな高揚感をともなう一日でもあった。
7:05発伊丹行き。MD-90。伊丹で新潟行きに乗り換える予定である。
出発便混雑で離陸が遅れ、8:30頃に伊丹空港に着いたところ、機内アナウンスで呼び出された。何事かと思ったら、新潟空港大雪のため、伊丹発新潟行きが欠航する可能性があるとのこと。運行できるかどうかは、10:00に決定するという。
さて、ここで悩んだ。10:00をすぎて欠航することになったら、それから羽田行きに振り替えてもらって東京に行ったとしても、東京に着くのは12:30以降になる。羽田から東京駅に出て上越新幹線に乗ったとしても、夕方になってしまい、とても用事を済ませて、また福岡に戻ってくることはできない。明日は10:00から大学で行事が複数あるので、どうしても今日中には福岡に戻っておきたい。そう考えると、10:00をすぎて新潟行きがキャンセルになってしまったら、伊丹から福岡に引き返す他はない。
いまなら、9:30発羽田行きに振り替えてもらうことができる。この便に乗れば、11:00には羽田に着くだろう。それから東京駅へ急ぎ、12:00すぎに上越新幹線に乗ることができる。そうすれば14:00すぎには新潟に着くだろう。
しかし、新潟行きの便が無事に運行できるのであれば、それに搭乗するに越したことはない。運行できるのであれば、11:20には新潟に到着する予定だからである。
どうしようと思ったが、空路新潟に行くのはあきらめ、9:30発羽田行きに振り替えてもらうことに決めた。
意を決して羽田行きに乗り、羽田空港からモノレールと京浜東北線を乗り継いで東京駅に着いたころ、急に腹が空いてきた。かんがえてみれば朝から何も食べていないのである。伊丹=羽田間で搭乗した機内で日経新聞を読んだとき、牛丼の値下げ合戦になっているという記事を読んで、そういえば久しく牛丼を食べていないよなあと思ったが、東京駅の中には吉野家は出店していないので牛丼は食べられない。ここで、そうだと思いついて、地下コンコースの浅草「今半」の店に行き、今半の牛丼弁当を買った。1050円也。上越新幹線の車内で食べる。
その後は持参したノートパソコンで、書類作成その他。
「トンネルを越えると雪国であった」。川端康成の有名な『雪国』の冒頭の一行である。本当にその通りで、上越新幹線の長いトンネルを越えたとたんに、大雪が降っていた。
帰路、16:30に新潟グランドホテルを出て、タクシーで新潟空港に向かった。ところが、大雪のために道が大渋滞で、空港まではあと少しのところまで来ているのに車はさっぱり動かない。これでは17:30発伊丹行きにはとても間に合いそうにない。
車内からJALに電話をして新潟=伊丹、伊丹=福岡の予約を取り消し、タクシーにはUターンしてもらって新潟駅に急ぎ、上越新幹線に再び乗って東京駅へ戻った。いざとなれば、スターフライヤーの23:15羽田空港発の深夜便があるという目算があった。最終便は1:00ごろに北九州空港に着く。いまキャンペーン中で北九州空港から博多駅・天神方面への乗合タクシーが無料になっているから、これに乗れば、とりあえず2:00頃には博多に帰ることができる。あとは自宅まではタクシーで帰ればいいだろう。
幸いに上越新幹線、在来線、モノレールの接続もよく、最終便の1本前の21:35羽田発北九州行きの便に間に合った。A320。機内でカボチャスープ。北九州空港に23:25すぎに到着、乗合タクシーに乗って、0:40すぎに博多駅着。
自宅に着くのは2:30頃かなと思っていたが、それよりも1時間半早く、1:00に家にたどり着いた。
こうして長い一日は終わったが、ふしぎな高揚感をともなう一日でもあった。
しばらく前のブログに、注文していたThinkPad USBトラックポイントキーボードが届いたという話を書いた。
出張先のホテルで使うときは、上の写真のような感じになる。
ディスプレイとキーボードの距離が遠くなるので目が疲れにくいし、専用のドライバをインストールすればThink Pad本体のキーに割り付けられている音量調節、ディスプレイの明るさ調節などの機能もすべて利く。重さも500グラム以下なので、宿泊先のホテルでノートパソコンのキーボードを使って数時間仕事をするのであれば絶対に持参すべきだと思い、最近は出張用の鞄にいつも入れている。
ただ、デスクトップ用のキーボードとして考えると不満が残らないわけでもない。ストロークの短さはいかんともしがたい。パームレストの部分にのっている手首に力が入ると、キーボード全体が手前に持ち上がってしまったりする。しかし、これは500グラムを切るという軽さとのトレードオフだろう。
出張先のホテルで使うときは、上の写真のような感じになる。
ディスプレイとキーボードの距離が遠くなるので目が疲れにくいし、専用のドライバをインストールすればThink Pad本体のキーに割り付けられている音量調節、ディスプレイの明るさ調節などの機能もすべて利く。重さも500グラム以下なので、宿泊先のホテルでノートパソコンのキーボードを使って数時間仕事をするのであれば絶対に持参すべきだと思い、最近は出張用の鞄にいつも入れている。
ただ、デスクトップ用のキーボードとして考えると不満が残らないわけでもない。ストロークの短さはいかんともしがたい。パームレストの部分にのっている手首に力が入ると、キーボード全体が手前に持ち上がってしまったりする。しかし、これは500グラムを切るという軽さとのトレードオフだろう。