Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

日誌

2006年01月29日 | Weblog
来年度のテキストに使用する単著の原稿入稿が遅れていたが、ようやくほぼ入稿することができた。出版元はオブアワーズ社で、題名は『情報化時代の政治と制度』に決定した。
このあとは校正と値段付けが残っている(実は、値段はまだはっきりとは決めていなかった)。

世界政治学会2006年福岡大会関係は、依然として忙しい。
土曜日に蒲島郁夫・組織委員会事務総長(東京大学教授)らが来福され、組織委員会、福岡県、福岡市、福岡県警、国際会議場、福岡コンベンションビューローの関係者を交えた打ち合わせが行われた。私は宿泊旅行小委員会委員、大会プログラム小委員長の他に、福岡県警連絡担当を受け持つことが決まった。

夕食後一眠りし、3時頃に目が覚めて、その後単著関係の仕事を再開。
目次を整理した。以下のようになる予定。

第1章 現代政治における権力
第2章 現代の政治行動
第3章 投票行動
第4章 現代政治と政治思想
第5章 議会制と代表
第6章 電子化時代の政治と民意
第7章 司法制度改革と裁判所へのアクセス
第8章 私立大学の個人情報保護
第9章 電子投票の日米比較
第10章 選挙人名簿の縦覧・閲覧手続における個人情報の保護

 
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あしや海の駅

2006年01月29日 | 食事
午後から妻がテレビで見たという「あしや海の駅」に出かけた。併設する食堂で鮟鱇鍋が食べられるというので行ってみたのだが、日曜日ということもあって大変なにぎわいで、かなりの待ち時間を覚悟しなければならないようだったので、今回は断念。
仕方がないので「とと市場」に寄り、サザエ、太刀魚などを買って帰った。

写真:あしや海の駅で、生け簀の中に泳いでいたアナゴとアンコウ。
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東京みやげ

2006年01月29日 | 食事
上京したときに買ってくる旨いもの。

写真左上から右に向かって、鎌倉ハムのサラミソーセージとポークジャーキー。
写真下、資生堂パーラーのレトルトのカレー。

資生堂パーラーのレトルトのカレーは1箱500円もするが、レトルトとは思えない味である。この種の缶詰やレトルト食品類の中では、ホテルオークラのスープの缶詰類と並び、私の好物。
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日誌

2006年01月25日 | Weblog
研究室のPCから書き込み。

9時半に福岡県警で、世界政治学会の交通・警備問題についての打ち合わせ。
11時から40分ほど、県庁舎の道路向かいのロイヤルホストで日本旅行福岡イベントコンベンションセンターのM所長、T部長と、楠カーションや九州国立博物館へのツアー実施などについて打ち合わせ。
福岡インターチェンジから九州自動車道に乗って大学へ急ぎ、13時から全学教務委員会。
14時から情報処理教育担当者会議。会議自体は有意義だったと思うが、寝た子を起こしたと言うべきか、やぶ蛇をつついたというべきか、春学期、秋学期ともに1コマづつ担当コマ数が増えることになった。
16時半から学部長室で、学部長の諮問委員会。20時ごろに散会。
研究室に戻り、あれやこれやと事務連絡のメールを書いたりしているうちに22時になったので、ひとまず帰宅することにする。

昨夜はほとんど徹夜だったので、今日はかなり疲れた。
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日誌

2006年01月24日 | Weblog
午前中は自宅で、3月末に出版するテキストの原稿修正など。

午後から、九州国立博物館の広報課へ。
広報は、九州国立博物館の内部にある福岡県立アジア文化交流センターが担当しているようだ。世界政治学会のパンフレットに掲載する情報、学会参加者に対する入館料割引の交渉など。
その後、館内もざっと見せていただいた。
東京、京都、奈良の各国立博物館に比べて文化交流展示室(常設展示)が貧弱であることが指摘されているが、それでも約800点の展示を行っているという。文化財の数は限られているのだから、まあやむをえないところであろう。東京国立博物館はざっと見て歩いただけでも一日かかるが、その程度のコレクションを急に期待するのも無理というものである。
常設展示のフロアには見学順路がなく、広いフロアに点在する展示ケースを好きなように見て回るという展示方法。通路も広く確保されており、オープン直後の混雑にも対応できたそうだ。

収蔵スペースも十分に確保しているそうだが、気になったのは事務スペースが意外に狭いこと。広報課のスペースも意外にきゅうくつで、部屋の隅を仕切って四畳半大の応接スペース(1区画)を確保しているような状態であった。巨大なチタンの屋根で覆うという一体型の構造上、増築は難しいだろう。将来的に大丈夫だろうか。

帰宅後、25日の午後の会議で使うための資料作成に取りかかり、資料が完成したのは午前3時。事務職員のMさんとTさんにメールで送り、印刷を依頼した。
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日誌

2006年01月23日 | Weblog
今日は教務委員の試験待機日。
このような制度が他の大学にもあるのかどうか分からないが、万が一カンニングなどの事件が起きた場合や試験監督の先生が急に来られなくなった場合などに備え、定期試験中は、学生サービス委員と教務委員がそれぞれ待機日を決め、終日研究室で待機するのである。
朝から夜まで研究室にこもっていたおかげで、かなり仕事を進めることができた。

写真:研究室の様子(こんなところで仕事をしています)
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忙中閑あり?

2006年01月21日 | Weblog
九州大学の南野助教授のサイトで、「そういえば、来年だったか九大で世界政治学会が開催されるが、彼は予算もないので参加しない予定と言っていた。ともあれ、政治系の人にはこの来年の学会開催のおかげで九大の名前が通りやすい」という記事があった。
南野助教授は憲法担当で、これはフランス留学中の私的ニュース記事である。

最近読んだ本。
・中井浩一『「勝ち組」大学ランキング----どうなる東大一人勝ち』(中公新書ラクレ)
この本は題名と内容との間に相当の齟齬があり、実際には東京大学教養学部が全国的な国立大学教養部廃止の流れの中でいかに生き残っていったかのドキュメントのようなもの。
・石浦章一『東大教授の通信簿----授業評価で見えてきた東京大学』(平凡社新書)
東大生ですら、中学・高校の先生方が作るプリントに授業のどっぷりとはまり、プリント無しの授業に違和感をもつことなど、意外な情報にあふれている。
・井上 薫『司法のしゃべりすぎ』(新潮新書)
これは難しい本である。著書はいうまでもなく再任問題の井上薫判事。頷ける部分もあり、疑問を感じる部分もある。


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日誌

2006年01月20日 | Weblog
10時に福岡県国際交流課。東北大学のK助教授と合流。国際交流課の企画主幹に県の公用車で箱崎のコカコーラウェストジャパンにご案内いただく。
10時30分から、コカコーラウェストジャパン応接室にて、広報室の地域広報担当課長、営業企画部のリテール・ベンディング課長と打ち合わせ。
公用車で県庁に戻り、12時30分から福岡県警察本部公安第二課。担当課長(警視)、課長補佐(警部)、係長(警部補)に挨拶。詳細は、1月28日に再度打ち合わせをすることになっている。
その後国際会議場に行き、竹中千春・明治学院大学教授の会場視察に合流。
日本旅行福岡イベントコンベンションセンターのM所長と簡単な打ち合わせをしてから帰宅。

夕食は、「和心とんかつ あんず」。妻はとんかつ、私は牡蠣フライを食べた。
あんずのトンカツは美味しいのだが、やや下味のコショウが強すぎるようにも思われる。

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日誌

2006年01月18日 | Weblog
7時に起床。前夜、同僚のO助教授と黒崎で呑んで車を大学に置いてきてしまったので、8時7分発のソニックで大学へ。車中、世界政治学会関係の書類に目を通す。
1・2時限が授業。2時限終了後、大学院を受験する法学部4年生のY君が研究室にやってきて、研究計画書の指導。
午後は、推薦入試などですでに合格している高校生を対象とした事前指導(プレゼミ)で、模擬ゼミ。ビンゴゲームなどをやり、16:00に散会。
研究室に戻り、世界政治学会の関係でホテルオークラ福岡、福岡県警などに電話して、いろいろな打ち合わせ。
17:30から19:00まで組合の執行委員会。

疲れました...。
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今年の研究目標

2006年01月15日 | Weblog
今年の研究目標

(1)授業で使うテキストを兼ねた単著を出すこと。これは実現する可能性が高い、というよりも、入稿の締切を少し過ぎてしまっているので、あわてて作業しているところである。
(2)研究論文を執筆し、単著論文の合計を20本以上にすること。
(3)査読付きの論文誌に投稿し、公刊されるようにすること。第三者評価が普及すると、紀要にばかり書いていても仕方がない時代が、法学系にもやってくるだろう。
(4)このところ法律論文を書く機会のほうが多かったため、久々に実証系の論文も書くこと(これは次世代システム研究所からデータの提供を受け、あとは研究するばかりの状態になってはいるのだが)。

さて、どれだけ達成できるかな...。



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Ajimi

2006年01月14日 | 食事
結婚記念日で、中洲川端の日本料理店「割烹味美」が新しく出したビストロajimiに行く。
もともと「味美」は南区のほうにイタリア料理店を出していたが、それを閉めて、昨年の11月にこちらをオープンしたそうだ。シェフ一人、テーブル3つとカウンター席というこじんまりした店で、料理はビストロでありながら和風の味付けになっているところが面白い。結婚記念日なので、ワインは1994年のカロン・セギュールを奮発した。

その後、ホテルオークラのメインバー「コンチネンタルバー」へ。ロビーフロアにあり、店内もあまり広くないこともあって、やや雑然とした印象のバーであった。メインバーにかんするかぎり、ホテル日航の「夜間飛行」のほうが落ち着ける気がする。
妻と私でそれぞれ2杯づつ飲み、タクシーで帰宅。

写真:和洋いろいろの前菜盛り合わせ。
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日誌

2006年01月13日 | Weblog
 2時限、5時限、6時限に講義。
 その合間に学生が定期試験のことで質問に来たり、法科大学院の小論文のことで相談に来たり、研究室への学生の来訪が続く。
 法人の職員Sさん、入試の職員のIさんも来室。Iさんとは、大学の広報パンフレットの件で簡単な打ち合わせ。
 学部事務室に行き、演習の二次募集の応募状況の点検。特に大きな問題がないようなので、詳細な点検は来週に行うことにする。
 時間割の変更依頼の調整2件。代表教務委員のS先生と確認し、変更しても支障がないこと、相当の理由のある変更依頼であることから、変更を学部事務室と教務統括室に依頼。
 結局、昼食を摂る暇がなかった...。

 23:00ごろに帰宅し、ぶりの腹のところ、こちの刺身で一杯。
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日誌

2006年01月11日 | Weblog
1・2限が授業、14:30から法学部長の諮問により設置された委員会を学部長室で開催。18:30ぐらいまでかかった。

九州国際大学法学論集12巻1号が刊行され、拙稿「議院内閣制における『民意』」が掲載された。今年に入ってはじめて刊行された論文。
かなり荒削りな論文であるが、多元的代表論などについて日頃感じていることを一気呵成に書き上げたものである。
論文の場合、脱稿してから刊行されるまでには時間がかかることが多く、場合によっては数年かかることもある。このため、ひとくちに「去年の仕事」といっても、去年脱稿したものを指すのか去年刊行されたものを指すのか微妙なところである。さらに、実は法学論集の今号も形式的には昨年の12月刊行ということになっているので、これは今年はじめての刊行といっていいのかどうか...。
いずれにしても、形式的に昨年1年間に刊行された(ことになっている)のは、論文5本であった。これに、11月刊行ということになっていたがまだ出ていない論文を加えると、6本になる。
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日誌

2006年01月10日 | Weblog
守秘義務がかかっている仕事の原稿提出の第二次締切。朝方の5時ぐらいに、PGPで暗号化したファイルをメールに添付して提出した。
その後、午前中は世界政治学会関係の至急の打ち合わせが入ったため、10時から開催されることになっていた教授会を欠席(関係の先生方、ご迷惑をおかけしました)。

横浜ドリームランドの跡地に、横浜薬科大学が開学するそうだ。
当初、ドリームランドの跡地は中古車流通業者に売却され、中古車オークション会場として使用される予定であったが、近隣住民の猛反対に遭い、結局横浜市が敷地を買い取ることになった。ホテルエンパイヤの廃墟やボーリング場の跡地を整備して、キャンパスにするという(残りの部分は公園型霊園等に整備されるという)。ホテルエンパイヤは1965年から94年まで営業していた五重塔の形状をした高層建築で、最上階は回転式レストランになっていたという話である。

写真:2002年2月のドリームランド閉園数日前に撮影したホテルエンパイヤ。この建物が図書館や研究室になるようだ。さぞかし眺めの良い研究室になるだろう。
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日本版ポリティカルコンパス

2006年01月09日 | Weblog
お世話になっている編集者のTさんのブログで、日本版ポリティカルコンパスが紹介されていた。
もともとアメリカで作られたものを日本に移植したものとのことで、基本的に「対立軸」が薄い日本向けに、設問を改良した苦心の跡がうかがえる。

私の判定結果は、政治的な右・左度(保守・リベラル度)が-1.2、経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派)が-0.74で、総合的には「リベラル左派」と判定された。
これは少々びっくり。
というのも、自分自身ではすくなくとも左派ではないと思っていたからである。民科にもなじめなかったし、いわゆる人民主権論にもなじめなかった。Tさんには、酔った勢いで「『法律時報』はいつまでも民科の会報でいてはダメ」とからんだこともある(かといって、佐藤和男教授の国際法にもなじめなかった。こういえば、分かる人には分かると思う)。
どのあたりから、「左派」と判定されてしまったのだろう? 設問肢をもういちどよく見てみようと思う。
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