Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

情報ネットワーク法学会第10回研究大会

2010年10月26日 | Weblog
情報ネットワーク法学会第10回研究大会が12月11日に開催されます。
参加申し込みは、学会ホームページからまもなく受け付ける予定です。
受け付けを開始しました。
学会ホームページからお申し込み可能です。
http://in-law.jp/bn/2010/index-20101030-1.html

2010年大会プログラム

2010年12月11日(土)
成城大学3号館
最寄駅(小田急成城学園前駅徒歩3分)
http://www.seijo.ac.jp/access/

受付開始 AM9:00
個別報告 AM9:30~11:45 教室未定

 *昼食は用意されていません。近隣でどうぞ。(ランチ・マップ配布予定)

メイン・シンポジウム PM0:45~3:15
「クラウドをめぐる三つの視点」003教室
講演者:
ロバート・レンツ氏(元国防総省CIAO)(通訳あり)
横澤誠氏(野村総研上席研究員)
小原 英治氏(NTTコミュニケーションズ株式会社ビジネスネットワークサービス事業部販売推進部長)


分科会 PM3:45~5:45
第一分科会 「クラウドをめぐる法的課題」003教室
 パネリスト:岡本守弘氏(富士通株式会社法務本部ビジネス法務部)
 パネリスト:夏井高人会員(明治大学)
 パネリスト:町村泰貴会員(北海道大学)
 司会: 森亮二会員(弁護士)

第二分科会 「見えてきたか? ネット・ジャーナリズムの姿」311教室
パネリスト:池田証志氏(産経新聞編集企画室)
パネリスト:藤代裕之会員(ジャーナリスト/blogger)
パネリスト:小笠原盛浩氏(東京大学大学院情報学環助教)
司会:橋場義之会員(上智大学)

第三分科会 「ライブラリアン、発信!」321教室
(ローライブラリアン研究会共催)
報告①: いしかわまりこ会員(ウェストロージャパン)
報告②: 堀江雅子氏(北大法学部法令判例新刊雑誌室)
報告③: 中村有利子会員(龍谷大LSローライブラリアン)
報告④: 福井千衣氏(国立国会図書館立法情報係長)
司 会: 齊藤正彰会員(北星学園大学)

懇親会 PM6:00~8:00(会費5,000円・・・当日申し受けます)
3号館学生ホール
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ニューヨーク市立大学ブレナン司法センターから報告書

2010年10月06日 | 選挙制度
ニューヨーク市立大学ブレナン司法センターから、電子投票システムの障害に関する報告書がリリースされた。

Voting System Failures: A Database Solution

主要な内容は次のとおり。

・データベースの必要性
 発生した障害について、選管関係者は情報を得ることが難しい。全米で障害事例データベースを整備する必要がある。
・ベンダーの障害発生報告義務
 ベンダーには、電子投票機で発生した障害を報告する義務がない。
・同じ障害の再発
 同一使用の電子投票機による同種の障害が、各地で再発している。
・勧告内容
 以下の方策を採ることを勧告する。
 全米障害事例データベースの整備
 ベンダーに対して障害発生報告義務付け
 調査権限のある連邦機関の設立
 ベンダーに対する制裁措置

アメリカの電子投票の障害事例集も付属としてついており、貴重な報告書である。
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IISEC 『国民ID時代の個人識別とプライバシー保護の課題』ワークショップのお知らせ

2010年10月05日 | 選挙制度
情報セキュリティ大学院大学で開催されるワークショップのお知らせです。
わが国における電子投票、特にインターネット投票の導入における問題点として、日本には公的なIDがないという点があり、選挙制度とも無縁ではありません。
IDについて功罪両方の面から冷静に議論する時期に来ていると思います。


http://iss.iisec.ac.jp/event/details/18th-ISS2-workshop.html
日時: 2010年 10月22日(金)13:00-18:40 (受付開始:12:40-)
会場: 情報セキュリティ大学院大学 3F 303/304
所在地・アクセス方法 (横浜市神奈川区鶴屋町2-14-1)
テーマ: 国民ID時代の個人識別とプライバシー保護の課題
参加対象: 第18回はどなたでも参加できます。
参加費: 無料(会場準備の都合上、事前に参加申込をお願いします)

プログラム
時刻 内容
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~13:50 基調講演: 国民IDをめぐる最近の動向
戸田 夏生 ((財) 地方自治情報センター(LASDEC) 理事)
講演概要
住民基本台帳ネットワークや、国民IDなど電子政府の進展状況に
ついて
13:50~14:00 休憩
14:00~14:45 番号制度等におけるセキュリティとプライバシーの課題と対応
松本 泰 (セコム (株) IS研究所)
講演概要
番号制度等の導入が急がれている。こうした番号制度等の導入は、
行政機関間等において電子化された個人情報を転送により、個人に
とっての個人情報の利活用や、行政機関にとっての業務の効率化等
といった狙いがある。これは、更に効率的で透明性の高い社会の構
築へとつながる。その一方、行政機関による個人の不正な監視や、
恣意的な個人情報の名寄せを防ぐ必要がある。ここでは、番号制度
等の導入に伴う、こうしたセキュリティとプライバシーの課題を整
理し、その対応について考察する。
14:45~14:55 休憩
14:55~15:40 情報セキュリティの標準化の動向から見た課題
苗村 憲司 (情報セキュリティ大学院大学 客員教授)
講演概要
ISOのSC27における議論状況、ID管理に関する技術、プライバシー
保護技術の動向などについて
15:40~15:50 休憩
15:50~16:35 国民ID時代の個人認証基盤とプライバシー・個人情報の保護
村上 康二郎 (東京工科大学メディア学部 准教授)
講演概要
電子政府における行政サービスを発展させていくためには、個人認
証基盤の構築が重要となるが、その際、プライバシーや、個人情報
の保護にかかわる問題が発生する。本講演では、住民基本台帳ネッ
トワークのプライバシー問題や、納税者番号と社会保障番号の統一
化や国民IDの導入によって生じるプライバシー・個人情報保護の課
題について、法的な観点からの検討を行う。
16:35~16:45 休憩
16:45~18:30 パネル討論会
司会: 板倉 征男(情報セキュリティ大学院大学)
メンバー: 戸田 夏生 (LASDEC)、松本 泰 (セコム)、苗村 憲司 (情報
     セキュリティ大学院大学)、村上康二郎 (東京工科大) (予定)
18:30~18:40 閉会挨拶

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情報ネットワーク法学会特別講演会無事終了

2010年10月03日 | 選挙制度
情報ネットワーク法学会特別講演会「ネット選挙運動の現状と課題」が無事終了しました。
土曜日にもかかわらず大勢の皆様にお越しいただきました。有り難うございました。

当日のシンポジウムの模様がUSTREAMで配信されています。
http://in-law.jp/bn/2010/20101002.html

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