岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

トラクター帯同の今年の田植え終了

2020年05月29日 | 百姓

令和2年5月29日(晴れ)

今日はお天気も良くて、田植え日和です。田植も終盤で奥地、坂下圃場なので今日が終了になりますかね?

今年の田植えは最初は良かったんだけど、日を追うごとに条件が悪くなって尻しぼみ状態でしたね。25日(初日)は90アール実施し、26日は80アール実施出来て、この調子では4日間で終了できるかなと思っていたら、27日は田んぼの土が捲れるなどして55アール,28日は再代掻きを実施して、さらに田植え機が深みに嵌るなどして45アールの実施、最終日の29日は残り40アールだったけど半日で終了です。

今年の田植えは最悪です。最初は順調でしたが、本田圃場に入ったら、田植え機の故障により代掻きから日数が経っていたため、代掻きをしてあっても圃場の底の土が締まっていて、田植え機の車輪による土捲りがあって、田植え機が真面に走らない。もう頭に来て、トラクターを再投入して代掻きしてみたけど駄目でしたね。本田はもともと深い田んぼで田植え機も深みに嵌って身動きできず、トラクターで引きあげました。四苦八苦しているんで画像はありませんけど、最近は一人でトラクターと田植え機を同時操作して引き上げるスキルが付いてしまって、本来なら要らないスキルですけどね。なので今年はトラクターを帯同させての田植えになりました。

今日は奥地圃場と坂の下圃場の40アールだけでしたので、深いところはあるんですが、田植え機が問題なく走れて午前中で終了でした。本来ならこのペースで田植えが終了できるんですが、圃場の条件が悪いと最悪ですからね。

こちらは奥地圃場で山側が深いんですけど、それ以外は浅くて田植えを難なく実施できます。

こちらは坂の下圃場ですが、左側の半分が深いんで、トラクターは待機してありましたが、出動も無く終わりました。今年の田植えはここで終了です。ホッと一息です。

今年の田植えは、田植え機の故障から始まり、田植えの実施の遅れから四苦八苦の田植えでもありましたが、一応、5日間の予定であったので無事終了出来てホッとしています。此れから土捲りの修復はありますが、徐々にやっていきます。

田植機による土捲りの要件は諸説あって、良く判らないんですが整理しておきます。(田植機による土捲りは田植え機のダブル車輪の車輪に土が挟まって土を巻き上げて圃場に穴を掘って歩く事象です)

⓵土の性質(粘土質)による(本田の土は粘質が強い)

⓶田んぼが深い(本田は何処も深い。他所の田んぼも同じでトラクターを帯同させている人も数件ありました)

⓷代掻きから田植迄の日数が経ち過ぎている(この要因は自分でもあるかなと思っている)

⓸田植え機の6条植えのダブル車輪の構造による(これは農機屋からの意見で、シングル車輪では起きない事象で、8条植えのダブル車輪は補助車輪は外側についていて土捲りは無いそうで、メーカー問わず、6条植えのダブル車輪でのみ起きる事象だそうです)

⓹気象条件による(春先の天候の不順により、圃場の底迄水が入り込んで、代掻きしても底迄トロトロに出来ていない)

以上が皆さんから聞き取りした内容ですが、何が本当の要因かはわかりませんが、当地では土捲りの人は数人いたし、他所地域でも土捲りの事象が多発していると聞きました。あーー、解らない??

田植が終わったんで、後始末はあるんだけど、さーー!飲むぞ!自分は毎日飲んでますけどね。毎日疲れてて、晩酌しながら寝てしまっていて、ブログ書く暇も無かったですね。

明日は気分転換に畑に入ってみたいと思います。野菜君たちはどうなっているかな?

畑は癒しになるかもね?

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