岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

霧島山登山(日本百名山登山 80座目)

2019年02月07日 | 岳と登山
平成31年2月7日(雨)

本来なら真冬のこの時期、ドカ雪で雪掻きに必死になっているところですが、雨で雪が解けている。これを見るとやはり温暖化なんですね。
春の農業用水は大丈夫なんだろうか?
体調は昨日より悪くなって、基本、薬は飲まないほうなんですが仕方なく飲みました。早く回復しないと来週からバイトなんで今日も静養です。

では今期の九州登山情報、最終の5座目 霧島山をあげます。

登山日は1月25日です。今日はレンタカーを熊本駅で返さなければ行けないので早めの行動です。鹿児島駅近くのホテルを朝5時に立ってえびの高原まで移動してきました。60kmほどなんだけど2時間強かかりましたね。


韓国岳に登るんですけど直登ルートは通行禁止になっていました奥の右側が登山口です。今日もお天気が良いですね。



至る所で噴煙が上がっているんで活火山なんですね。どこでガスが出ているか判らないので案内に従います。



木々の間から見える山が韓国岳です。そんなには高くないですね。



そこでえびの高原の駐車場から500m程下ったところに大波池西経由の登山道があるのを見ていたのでそこから登ることにしました。
スタートは8時です。



後から登山者(70歳位)が来たので歩きが早いので追い越させました。登山道はこんな感じで歩きやすいんですがこのオジサン早いんですよ。
暫く一緒に歩いていたんだけど先に行かせました。



ここで昨日言っていたドラマの発表です。
このオジサン、大阪から来た爺さんで昨日開聞岳の9合目ですれ違った人でした。指宿の山川の砂蒸し風呂でも一緒だったらしい。自分は解らなかったけど向こうから言ってきました。奥さんは?と聞いたら、知らない人で開聞岳で一緒になっただけといってました。山川駅まで送ってあげたそうです。
この爺さん、関空からLCCで鹿児島空港まで来てそこで軽のレンタカーを借りて山を回っているそうです。LCCは手荷物を7kg以下にして機内持ち込みにして片道3000円だそうです。安いね。宿は車中泊しているそうで昨日は凄く寒くて持っている衣類を全て着込んだらしいけど寒すぎて眠れなかったらしい。
自分も結構、無茶な旅をしますが自分の上を行ってますね。

さて登山に戻ります。
暫くは平地の登山道を2km程歩きます。汗もかかない。




40分ほどで大波池方面の分岐につきます。先のオジサンは何かウロウロしていて避難小屋で食事してから登るということでしたので別れました。



ここから登りに入ります。頂上まで1.2kmで大した距離ではありません。



登山道はこんな感じで木道が整備されています。自分は嫌いなんですけど、この時期は靴が汚れないんで良しとします。



距離感が判って歩きやすいね。



お天気も良くて遠望も効くし景色も良いですね。



それにしても木道は疲れる。これが9合目付近まであるんですよ。



大波池の全貌が見えます。後から分かったことですがこの池の奥側から登る登山口があってそこから登ったほうがトイレもあるし、駐車料金もかからないので良かったと思います。移動中は暗かったので登山口が判らなかった。



さて、頂上直下に取り付きます。登山道が荒れているように見えますが、自分的には木道よりはこういう道が楽なんですね。



頂上が見えてきました。頂上は溶岩が固まった岩だらけです。歩きにくいですがここいら一帯は火山だらけですのでね。



頂上到着、9時30分です。簡単な山でしたね。 日本百名山 霧島山(韓国岳) 80座目ゲットしました。実は他でもあるんだけど霧島山というのは無くてここいら一帯を霧島山というんですね。



登山地図に寄れば、ここから新燃岳経由、高千穂河原まで縦走になっていますが、新燃岳が噴煙を上げていますので無理なのでえびの高原に戻ります。
奥に見えるのは中岳です。何故か中岳ってあちこちあるね。阿蘇山、久住山や霧島山もあったし。



ここいら辺はいたるところで噴煙が上がっていますし、旧火口っぽいところが沢山あってここは活火山真っただ中という感じがします。



もしかしたら直登コースを降りれるかもしれないと思っていったら、工事している作業員がいて通行禁止が改めて言われてしまいました。
ガスの臭いも硫黄臭というより苦い匂いがしてマズイ認識はありましたので素直に聞いて登ったコースを降りてきました。



ということで、今回の九州登山は無事終了しました。
今回、改めて思ったことは九州って火山の島だなと思いました。今回、登った山を地図上で見て頂ければわかると思いますが、阿蘇山から屋久島方面まで一直線に、火山帯が連なっていますのでこの線上ではどこで噴火が起きてもおかしく無いような気がします。

今回の山旅は日頃の行いが良かったのか、ずーーーと晴天で良かったです。

夜のうちに福岡に移動したら物凄く寒くなって、次の日は霙になって飛行機が飛ぶかどうか危うい状況でした。成田も雪が降ってるらしく、自分たちの乗る飛行機が遅れてしまったようです。

この後は観光情報を載せます。また、今旅で経験したことや初めて知った情報などを整理して掲載したいと思います。
 
ボタンをクリックしてしていただけると凄く励みになります。
↓↓百姓の場合はこちら



登山の場合はこちらをお願いします。

人気ブログランキングへ