岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

花農家さんは話し好き?

2015年03月31日 | 百姓
平成27年3月31日(晴れ)

今日は芽出器からトレイを全部出し作業していましたが、暑くて汗だくで着替えを1回しました。

あまり暑いので苗には灌水出来ませんので、市役所で用事を済ませに出かけたんですが、帰りにビニールハウスが10棟程ある農家さんがあって、いつも傍を通る時に気になっていたんで今日、寄ってみました。

こんな感じで市内に出る道路脇にハウス群があります。




中に入っていて何を栽培しているか聞いたら、トルコ桔梗とひまわりの花を栽培しているとのことです。ここではトルコ桔梗の育苗中でした。




こちらの方がオーナーさんですが、風体からして自分より年上かなと思ったんですが、5歳年下でした。とても話好きで栽培技術にはとても自信があるようで延々と話します。



トルコキキョウの苗ですが、220穴のペーパーポットを使っていて苗がとても細かい。種はもっともっと細かいので播種作業が大変なので播種器があるようです。これは8月出荷用だそうです。



こちらは芽出し中で9月出荷用だそうです。黄色いペーパーはハエ取り紙です。小さいハエがいて若苗の土ぎわの茎をかじるそうでかじられると苗は死なないけど生育が遅くなるらしい。




こちらのハウスは定植済みで6月の父の日向けだそうです。



結構、育っていますね。お願いしていないんだけど、全てのハウスに案内してくれて全部説明してくれます。




こちらはひまわりを栽培していました。




直播種するそうで芽が出て苗の形が出来たら水はやらないそうです。
ひまわりは花を小さく作るために肥料はやってはいけないし、水も枯れる寸前までやらないそうです。



とにかく話好きで自分的には何を栽培しているのかなと寄って見ただけなんですが2時間も話してくれました。立って聞いていたので足が痛かったね。前の菊農家さんしかり花農家さんて話好きが多いんですかね??
そこで、折角なので聞いた話データを整理しておきますか!
①御両親(80歳代)とオーナー(58歳)の3人での経営、子供は農業をやらないので跡継ぎ無し
②ハウス規模は全体で約600坪、売り上げは800万円ほど、出荷先はJAは使わないで直接東京の花市場アロマに出荷しているそうです。JAを使わない理由は昨日のお米の考えと同じです。ちなみにハウスが空くときはホウレンソウを栽培してJAに出荷しているそうです。
③自分でブランドを作っていてるので固定顧客がついていて結構高値で売れているらしい。
④師匠は県南の花農家さんで、オーナーさんは弟師が2名(青森、岩手)いて月に1度くらい勉強に来るそうです。
⑤名刺を作ってあって、今回も名刺を頂いていつ来てもいいよと言ったましたね。思い切って花農家をやるか!やらない!

書き切れないので今日はこんなとこで!2時間も話して頂いたので、花農家やれそうな気分になってしまいました。花農家はやらないと言ったんだけどね!

さて、明日から入院です。芽出器からは全て苗は出してハウスに並べましたし、灌水も十分やったし、トンネルはしません。これで苗には退院まで頑張ってもらいます。



予定の心の手術なんだけど、開腹しないでカテーテルでやります。最近、内視鏡手術で亡くなっている人が多いとニュースでやっているので若干、心配ですが、なるようになれですね。
手術しないと常に貧血状態が改善されないので農業を止めなくてはならないからね。
第二の人生が、余生になったら生きてる価値無いしね。お医者さんが成功率80%と言っているし、ミスったら外科手術になると言っていたので成功で3泊4日、失敗したら1ヶ月入院かな?
1カ月入院では苗が駄目になるんで、今年の農業はおしまいですね。

では、「岳と百姓と」をご覧いただいている皆さま、行ってきます。ブログが再開されたら生きて帰って来たということで又、見てくださいね。

ばいばい!


頑張っているんで、プチットお願います。
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