「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

本日、只今本焼き焼成中

2006年04月16日 | 作陶工程

今、My窯での初めての本焼きをしています。
昨晩10時にスタートし、12時間の行程を終え温度が下がるのを待ってます。

スイッチを入れるだけなので何か特別にすることもありません。
その間寝てます。朝起きる頃には焼成は済んでました。

でもわずかな期待と大きな不安を持ちながら温度が下がるのを待ってます。
あーあ、小型電気窯って、こんなもんかー。とならなきゃいいのですが。

例の私にハッパをかける息子がやっと学校が始まり静かな一週間を迎え、
休みになったとたん、私の身を案じて同行したはずの息子が陶芸教室の帰りに、
いきなりホームセンターに寄ってと言い、また材木を買いました。

今度は何を始めるかと思いきや、幅90㎝の昔、押入れだったところに、横板を打って、
その上にコンパネを敷き、焼成前の作品の棚を作ろうと言い出し、コンパネや材木は切って
くれましたが、幅90㎝の狭い押入れに横板を打つのは私。

背中と足を曲げて小さくなって、寸法を取ったり横板を打ったり、挙句の果てはコンパネが入らなかったり、
息子はその仕事のええかげんさにゲラゲラ笑うだけ。

1時間ほどの作業でヘロヘロになりました。
でも出来上がったら作陶中の作品や、釉掛けした作品を棚板に載せて滑らすことが出来て大満足でした。

息子のハッパがなければ何もしない親父に自分が学校に行っている間も
何かをさせようと作戦を練っているようです。と書いたその時、

その息子から電話、釉薬用のバケツを15リットルと2リットルしか持たない私に、
5リットルのバケツを100円ショップで見つけたから何個いるかとの電話。
クシャミをしながら花粉症の息子は電話をかけたのだろうか。

遠くにいてもハッパをかけて来た。怖い、怖いー。



そういうわけでまだまだ教室での作品紹介です。コーヒーカップ3種です。



白御影の荒い土に透明釉薬を掛けました。






同じ土に古萩を掛け、織部を流してみました。
バランス的に皿が小さいのは笑ってみてください。



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コメント (5)
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