「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

釉薬原料(天然灰)の塩梅は?

2010年12月20日 | 釉薬


ほぼ1年ぶりに今年9月に調合したこまち糠白釉Ⅱ、先日のこれまた一年ぶりの本焼きで
数品テストをしてみました。
ブログにはこれから掲載予定ですが、少々不安定で雑味成分が混ざった感じです。

そこで段取りを振り返って、これまではミキサーで撹拌した後、
ふるいで濾していた作業を今回忘れていました。

昔の話をぶり返す事になるのですが、私はポッドミルを持たないので
ミキサーでの撹拌のみです。
しかし私が迷っているのはポッドミルにかければ済む問題ではなくて
ポッドミルにかける前の問題なんじゃないかと・・・・

もちろん水簸作業を終えて、雑味成分とやらをどの位取り除くのがいいのか??

合成灰ではなく、わざわざきつい思いをして作った天然灰を使う以上は
その不確実要素も大切な要素のはずです。

だから精製作業の段階でも、釉薬調合の段階でも、原料(天然灰)を
どこまで精製すればよいのか?今更ながら初めて釉薬を調合した時のような
疑問にぶち当たりました。

そして、原料を乳鉢で擦ったりとかいろんなご教示を頂いたことを思い出し、
結局、自分の体力でそこまでやれないと割り切った事も思い出しました。

堂々巡りの疑問と諦めの繰り返しに少々空しくなりながらも、
新しい釉薬を試す時の何とも言えないワクワク感に浸りながら
ただ黙々ととりあえずふるいを濾すのでありました。



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6 コメント

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そうなんですよ~ (維真尽(^^))
2010-12-20 21:29:43
ワクワク感が
大事ですよね (^_-)~☆
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庵主さんの曲! (坂の上の雲麻呂)
2010-12-20 23:44:50
庵主さんの好みの曲・今まで、ずーっと、聴いてみて、理解できたのは、エリック・カルメンぐらいです。彼は、若い頃、ラズベリーズ・というグループで、一時期、ビートルズより、好きでした! ソロの、オ―ル・バイ・マイセルフは、庵主さんが、大好きな、ラフマニノフのピアノ曲を、間奏の部分に、入れているんですよ。高尚な、ポップスです。私は、若い頃、エリック・カルメンの・オ―ル・バイ・マイセルフ、と、ニルソンの・ウイズ・アウトユー、と、アルバート・ハモンドの・落ち葉のコンツェルト、のこの3曲の、区別が、つきませんでした。3曲とも、ぜんぜん違うメロディーなんですけど!なんか、私の感覚では、同じ空間なんですよね!流行りに、流行りましたよね!メジャーもメジャーで!この手の曲を、期待してます!!!! と、言っても、無理なんでしょうね~~!庵主さんは、インテリジェンスなのか・変人なのか、わかりません!!(笑)
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維真尽さんへ (ansyu)
2010-12-21 10:39:24
そういえば維真尽さんのブログは
抑制されたワクワク感が満載ですね!
しつこいようですがjazz喫茶は特に最高潮に
達しました。
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雲麻呂さんへ (ansyu)
2010-12-21 10:57:16
あなたのコメントで私がわかるのはエリック・カルメンとラフマニノフと変人という単語だけです(爆)
でも変人でよかったです。もし恋人だったらどうしようと・・・
私はいつも言うようにマイナー路線を突っ走る変人ですよ(笑)
息子も相当なもので昨晩「友川カズキの主演の映画ができたらしい!」とのメールが入ってました。多分高田渡の映画のようなドキュメンタリータッチの人生紹介のような映画でしょう?
まず田舎じゃ無理ですね(爆)
でも観たいな~~~~~!!最近は人生の師が多くて困ります!!
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ポットミルあります。 (マーサ)
2010-12-28 17:47:40
自分は佐賀に住んでいます、ポットミルを必要なら自由に使ってもいいですよ。
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マーサさんへ (ansyu)
2010-12-29 11:36:38
ご厚意、本当に感謝です!
ただ私の体では佐賀まで行くのも
大変です。
コメント感謝です!!
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