「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

天然コナラ灰釉の完成

2008年03月25日 | 釉薬


先日の貴重なクヌギならぬコナラの灰が水簸、乾燥を経て土灰が完成した。
計ったところ970gあった。実に貴重である。




日差しに当たって白っぽく見えるが実際はかなり茶色っぽい。

調べたところコナラはクヌギと同じブナ科の落葉高木と言う共通点を見つけた。
だいぶ迷った挙句に、テキストの天然クヌギ灰のサンプル写真を頼りに
福島長石:天然コナラ灰=7:3で白濁釉を作る事にした。





黒濁釉も欲しいところだが、テストの結果、もしこの調合で気に入らない場合は
テキストによると添加物(ベンガラ)で黒釉になりそう。
もちろんいずれの推測も不安定と気まぐれが売り物の土灰釉の事、当てにはならない!

作っては挫折の繰り返し、しかしもうコナラの灰はない!一発勝負!
結果が出るのはこの話忘れた頃!!
コメント (10)
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