「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

親バカ子バカネタ

2008年03月07日 | 雑想


ここ数ヶ月、頭痛の種だった長男坊の進学、志望校に何とか滑り込みセーフ!
受験の一ヶ月前まで親は学校に呼び出され。
授業中にニワトリのように机の上やロッカーに飛び移っては奇声を発し授業の邪魔をする。
カミさんが行って頭を下げてくる。
数日後、今度は屋上から洗剤をまく。また学校から呼び出し。
「よし、俺が行く!」と卒業以来初めて我が母校へ!
呼び出した主任と担任、オヤジが来たと少し慌ててる。
とりあえず、深々と頭を下げる。
先生と親を前に「洗剤が風に舞い、そこに光が当たり、虹のような美しさーー」と平気で理由を述べるバカ息子。
「わが子はもちろん、こんな事でいちいち親を呼び出す先生も先生ですね。
小学校並です」と啖呵を切って帰ってくる。
進学校に進みながら、まるで大手塾のような今の学校の勉強一辺倒のやり方にささやかな
抵抗を試みたらしい。
己の無力さに気づいたか? しかし反骨の志だけは失うな!
私の時代はここにバリケード作って、全学連と一緒に高校生が闘った。
妻夫木くんの映画「69シックスティナイン」の舞台。
時代が変わっても、こういうやつが一人くらいいてもいい。媚びるな、媚びるな!!
子が子なら親も親!放任主義と言うより放し飼い!
こんな長男がどうにかこの日を迎えられたのも、懐の深い包容力を持つ担任の先生のおかげ、
深く感謝の心!!いつまでも忘れるな。

さて、長男坊は我がブログに今日初登場。
もう一人オモロイのが居りました。
いまやケアレ・スミスのニックネームを持つ次男坊。

先日、写真の雑誌がいきなり送られてきました。
送り先は「現代書作家協会」
12月に記事にも書きましたが、全国公募の第40回現代臨書展に初応募して、
準大賞を受賞した作品がなんと名前もたいそうな「書道界」と言う月刊情報誌に掲載されたのであります。

これはこれは我が家にとっての一大事、その日は寝るまで「もうオイは現代書作家バイ!」と
興奮冷めやらぬケアレ・スミスでありました。

今日も先ほど学校から電話、夜帰って素焼き済みの唐津の茶碗に鉄絵を描きたいので、
鉄絵の具(弁柄だけはダメ!)の調合をしておくようにと指令が出ました。

私も負けぬように精進し、全国規模の公募展に応募して、あるのかないのか
月刊陶芸情報誌「陶芸界」に掲載されるように頑張ろうと決意も新たに
自転車のチューブのことばかり考えて過ごす今日この頃です。
コメント (11)
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