「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

資源の再利用で小道具を作る

2008年03月05日 | 陶芸小道具


前回記事の続き。
前回記事の作陶の発端は、我が家の資源ゴミ担当、例のケアレ・スミスな次男坊が、
学校の帰りに、ゴミ捨て場から32Wの蛍光灯の丸管2本を拾ってきてくれた事に始まる。
本当は40Wが欲しかったがなかったと言う。
しばらくは出来ないと諦めていたが、早速、抑えに抑えていた作陶意欲に火がつき
翌日から手元にあるものを使って、前回の記事の作業が始まったわけである。

制作が終わって、落ち着いて小道具を見直した。
まず蛍光灯の丸管、接続部分に4本のピンがある。ペンチで抜いていて勢い余って
ペンチの端が当たって一本は割れて破片が粉々に。
上手くいった一本にもしもの事を考えて赤い絶縁テープを巻いた。美しい。
これが縁上げに使ったアル物の正体。もちろんこれは秋田の大先輩のアイデア。
ネタあかしも済んだので今日はリンクさせて頂きます。
これまで、角材、スポンジ、竹の半切り、タオルのネジリハチマキ、
等々色々悩みに悩んだとこだけに感激もひとしお!!




次に先日使った既製品のタタキ板には両面に彫り模様が入っていて
邪魔になったし、持ち手が手に合わない
そこで木工職人の友人に要らない板があったら欲しいとサイズを伝え、翌日に数本届いた。
その中に一本既製品より長さが短いが使えそうな物が。すでに切り込み、削りを終えたが、
下の写真、ドリルの穴が2ヵ所空いているが、丁度よけて使えそう。小さな穴に見えるのはペンキ。







ノミを使って持ち手を手に合うように削る。最後にペーパーをかける。
自分の手に合ったタタキ板が完成!





次に白い帆布、要するに運動会の白いテントの生地。これは我が家にはない。
友人にもテント屋はいない。
何かないかと倉庫を探していたら、40年ほど前に原付に乗せて日本一周をしたときの
三角屋根の黄色のテントが見つかった。少し生地が薄く不満だが、まーいいや。とハサミで切り取る。
生地をピンと張って、小さな釘で止めて完成。
まだ使っていないのでこの釘で使用に耐えるかはわからない。







とにもかくにも自分用の立派なタタキ板の完成だ。
試しにカーチャンの尻でもヒッパタイテみっぺ!!
(どうせまた返り討ちだんべ!)・・・ 誰だ、オメーは、いつもツッコミ入れんのは??
コメント (8)
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