H29年8月27日、皇太子さまも登った茂来山(もらいさん)を歩いてきました。
茂来山は信州百名山のひとつで佐久地方の名峰。その山容は、東西南北になだらかな裾野を広げ、均整のとれた美しい錐体で、周囲に高い山がなく抜きん出ていることもあり、1,700m級の山とは思えない存在感で佐久平のどこからも目を引く。
茂来山には霧久保沢、槙沢(まきさわ)、親沢コースがあるが駐車場が一番大きいという霧久保沢ルートで。
ルートの途中には、トチの大木「こぶ太郎」もあるそうなので、それも楽しみ。
霧久保沢登山口8:55~9:50こぶ太郎10:00~11:00茂来山11:20~こぶ太郎~12:25霧久保沢登山口
3時間半の山散歩でした。
登山・花日記 山行記録一覧 地域別山行記録一覧 秩父・奥多摩山行記録一覧
佐久市内国道141号沿いから見た茂来山
登山口までの林道は車一台分ほどの道幅だが、それほど荒れておらず7~8分走ると十数台が停められる林道ゲート前の駐車場に到着
駐車場の直ぐ先に林道ゲートがあり、横を抜けて四方原林道を進む。
伐採作業中なので林道は通行止めだが「今日は日曜日なので作業中止、歩けるよ」と上の写真の方が教えてくれた。
林道とは別に駐車場~登山口までの巻き道ルートが整備されていて下山時はこの巻き道を歩いた。
林道ゲートから15分ほどで霧久保沢登山口に到着
ヒノキの樹林帯を抜け、さらに沢沿いの登山道をゆるゆる登る。
登山道の所どころに案内標示があり歩き易い。
登山道からちょっと離れて林野庁が全国の国有林の中から選定した「森の巨人たち百選」の「茂来山のコブ太郎」があり、見学用の木製ステージが用意されている。コブ太郎はトチノキで推定樹齢=約250年、胸高直径=169cm、樹高=22mと言う大変立派なもの。
説明によると山里ではトチノミ、クリ、クルミなどの木の実が貴重な食べ物であったと言います。かつてこの付近は炭焼きが盛んで周辺の木々は伐採されましたがコブ太郎などのトチノキなどは大切に残されたと紹介していました。
さらに登ると炭焼き窯風の石組みも見られた。
霧久保沢の水源を過ぎると程なく「大王トチノキ」
樹齢はコブ太郎より古いと言いますが案内板などもなく気が付かなければ通り過ぎてしまいそうです。
最初はまっすぐに、そしてすぐに九十九折になる道を黙々と登る。
この時期、茂来山には目立つ花が咲いていません。それでも沢沿いには白いトリカブトを見付けることが出来ます。シロバナトリカブトと呼ばれる花はヤマトリカブトの変種とか、ごく稀に見ることが出来ると言いますがこの山では紫色の花を見付ける方が難しいようです。
稜線に出ました~
ここで槙沢からの道と合流。
ゆる~りと尾根上の道を登り上げて
茂来山山頂。二等三角点と二つの石祠が並ぶ狭い山頂からは、佐久平の風景やハヶ岳や南アルプスなどの眺望があるとのことであるがあいにくの曇り空で何も見られない。
昭和57年8月20日付の「浩宮様茂来山登山記念」の碑も。皇太子殿下が浩宮殿下のときに登頂されたとか。
山頂からちょっと下がった所に平らな草地。四方原山への道標もある。
山頂の一角にウラジロタデかな?もう秋の様子ですね
山頂でお昼を食べ下山、往路を戻る。朽ち果てたトチの巨木の株の廻りに子の樹も、世代交代している。
登山道にはそこらじゅうにトチの実が落ちている。
登山口に着いた。ここから巻き道を行く。目障りなほど青いテープが樹に巻き付けられている。
駐車場に着いた。
期待していた山頂からの大展望は得られなかったがまずまずだったかな~
明日は八ヶ岳、清里美し森駐車場で車中泊
茂来山は信州百名山のひとつで佐久地方の名峰。その山容は、東西南北になだらかな裾野を広げ、均整のとれた美しい錐体で、周囲に高い山がなく抜きん出ていることもあり、1,700m級の山とは思えない存在感で佐久平のどこからも目を引く。
茂来山には霧久保沢、槙沢(まきさわ)、親沢コースがあるが駐車場が一番大きいという霧久保沢ルートで。
ルートの途中には、トチの大木「こぶ太郎」もあるそうなので、それも楽しみ。
霧久保沢登山口8:55~9:50こぶ太郎10:00~11:00茂来山11:20~こぶ太郎~12:25霧久保沢登山口
3時間半の山散歩でした。
登山・花日記 山行記録一覧 地域別山行記録一覧 秩父・奥多摩山行記録一覧
佐久市内国道141号沿いから見た茂来山
登山口までの林道は車一台分ほどの道幅だが、それほど荒れておらず7~8分走ると十数台が停められる林道ゲート前の駐車場に到着
駐車場の直ぐ先に林道ゲートがあり、横を抜けて四方原林道を進む。
伐採作業中なので林道は通行止めだが「今日は日曜日なので作業中止、歩けるよ」と上の写真の方が教えてくれた。
林道とは別に駐車場~登山口までの巻き道ルートが整備されていて下山時はこの巻き道を歩いた。
林道ゲートから15分ほどで霧久保沢登山口に到着
ヒノキの樹林帯を抜け、さらに沢沿いの登山道をゆるゆる登る。
登山道の所どころに案内標示があり歩き易い。
登山道からちょっと離れて林野庁が全国の国有林の中から選定した「森の巨人たち百選」の「茂来山のコブ太郎」があり、見学用の木製ステージが用意されている。コブ太郎はトチノキで推定樹齢=約250年、胸高直径=169cm、樹高=22mと言う大変立派なもの。
説明によると山里ではトチノミ、クリ、クルミなどの木の実が貴重な食べ物であったと言います。かつてこの付近は炭焼きが盛んで周辺の木々は伐採されましたがコブ太郎などのトチノキなどは大切に残されたと紹介していました。
さらに登ると炭焼き窯風の石組みも見られた。
霧久保沢の水源を過ぎると程なく「大王トチノキ」
樹齢はコブ太郎より古いと言いますが案内板などもなく気が付かなければ通り過ぎてしまいそうです。
最初はまっすぐに、そしてすぐに九十九折になる道を黙々と登る。
この時期、茂来山には目立つ花が咲いていません。それでも沢沿いには白いトリカブトを見付けることが出来ます。シロバナトリカブトと呼ばれる花はヤマトリカブトの変種とか、ごく稀に見ることが出来ると言いますがこの山では紫色の花を見付ける方が難しいようです。
稜線に出ました~
ここで槙沢からの道と合流。
ゆる~りと尾根上の道を登り上げて
茂来山山頂。二等三角点と二つの石祠が並ぶ狭い山頂からは、佐久平の風景やハヶ岳や南アルプスなどの眺望があるとのことであるがあいにくの曇り空で何も見られない。
昭和57年8月20日付の「浩宮様茂来山登山記念」の碑も。皇太子殿下が浩宮殿下のときに登頂されたとか。
山頂からちょっと下がった所に平らな草地。四方原山への道標もある。
山頂の一角にウラジロタデかな?もう秋の様子ですね
山頂でお昼を食べ下山、往路を戻る。朽ち果てたトチの巨木の株の廻りに子の樹も、世代交代している。
登山道にはそこらじゅうにトチの実が落ちている。
登山口に着いた。ここから巻き道を行く。目障りなほど青いテープが樹に巻き付けられている。
駐車場に着いた。
期待していた山頂からの大展望は得られなかったがまずまずだったかな~
明日は八ヶ岳、清里美し森駐車場で車中泊
天気はまずまずだったのかな
テレビ撮影で足止めとは納得いかないですね~
やらせ番組ですから迷惑なんて考えないのかもね。
なにわともあれ良かった良かった。
天候が回復してきたら早速行動されましたね。
茂来山は八溝山に似てる様に見えます。
八ヶ岳、クラシックルート楽しみにしてます。
此方は、土曜日に移動して日曜日に槍ヶ岳(1泊)を登り、大喰岳、中岳、氷河公園を歩いて来ました。
念願の槍の穂先に立てました。
イモトの24時間テレビ撮影で山荘手前で手前で7~8分止められました。(疲れているのに)
他の登山者に迷惑掛けないで欲しいものです。
もたもたしていると台風が来てしまうかもと見切り発車です。
雨にもならずまずまずだした。
明日は八ヶ岳、クラシックルートの周回です。
初めて目にする茂来山、皇太子さまも上られたことが
ある山なんですね。
花は少なかったようですが、白花のトリカブトに出逢え
たり、トチノキの大木もありと八ヶ岳のウォーミング
アップになりましたね。
八ヶ岳のレポ、楽しみにしています。