登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

笠間市宍戸から加賀田山~金比羅山

2016年01月16日 15時34分58秒 | 筑波山・加波山・吾国山
H28年1月16日、旧友部町宍戸から加賀田山~金比羅山を歩いてきました。

カミさんとの散歩道(小林地区)から三つの尾根が重なり見える。筑波山は難台山と重なり見えない。
左端から愛宕山~難台山(中央)、採石場脇の金比羅山~加賀田山、右端に端正な吾国山、吾国山の奥に加波山~燕山


加賀田山(右)付近をアップすると2本の尾根がピークの両側に突き上げている。気になる尾根であった。


セとナさんの裏山の宍戸アルプス(加賀田山)へは旧岩間町長沢からが良く歩かれているが、今回は尾根の反対側の旧友部町宍戸からとした。地形図を見ると林道が尾根に沿うように這い上がり上部で2本の尾根を横切るように走っている。林道の様子は分からないがこれは使えそうだと金比羅山と繋いで歩いてきた。金比羅山と言えば香川県ですが何と笠間にもあるんですよ。繋がりがあるのかも・・

路肩に駐車8:35~南山内林道ゲート8:40~林道終点9:40~ピーク(358mP)9:45~加賀田山10:10~ピーク(344.5mP)分岐10:20~11:05金比羅山(昼食)11:45~南山内林道ゲート11:55~石倉山12:05~12:15駐車位置
約3時間40分の山散歩でした。

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宍戸ヒルズCC付近の車道の路肩に駐車する。


南山内林道入り口は車止めがある。


林道を7分ほど歩くとまた車止めがある。林道は荒れているものと覚悟してきたが整備されていて歩き易い


展望のない林道を坦々と約1時間、終点となる。ここから北方向の踏み跡へ入る。


この踏み跡は目標とする358mピークへは向かってない。


途中から358mピークへの支尾根へ。少々藪っぽいが歩き易い。


首尾よく358mピークへ出た。宍戸アルプス縦走路である。
陽だまりの枯れ葉の上で小休止。静かで寝転びたくなる里山ではこれがたまらなく良いんだよな~


加賀田山方面へ。青空にツルウメモドキが鮮やかです。


加賀田山


さらに降り尾根分岐。金比羅山へは左へ。右へは舘岸山方面へ。以前は道標があったが今は朽ち果てている。


まずは植林の尾根を降る。


次第に笹薮が濃くなるが古いテープや空き缶が枝に掛かっていて目印となる。背丈以上の笹薮で何にも見えないが重機の音が聞こえることで採掘場沿いに間違いないことが分かる。






蜜藪を抜けると採掘場上部に出て展望が開ける。


ここからは金比羅山(左端)が見えるが、採掘場の急斜面の法面でここからは降りられない。少し戻り藪漕ぎして降りられそうな所へ出る。


採掘場法面沿いに行く


法面沿いは蟻の戸渡もどきの所もある。


目の前のピークが金比羅山


金比羅山。4等三角点が設置されている。


山頂すぐ下には祠が置かれていた。石の古い祠でだいぶ風化している。ここも地域信仰の山だったのでしょう。


山頂からは採掘場越に愛宕山~難台山が見える。


昼食をとって下山する。下山道は踏み跡がしっかりしている。


車道に出て反対側の石倉山へ行く。開かれた場所に出た。周囲には砂や土砂、産業廃棄物のようなものや、伐採した樹木などが積まれている。周囲で一番高いところにはコンクリートが打たれている。近づいてみるとヘリポートのようだ。山頂を示すものは一切ない。ここはもう山としての体(てい)をなしてない。


我家から近い山であるが腰が重いものである。今日も好天に恵まれ楽しめた一日だった。