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なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

カナダ・アメリカの旅...その3

2011年10月28日 | Canada & The States in 2011


Barbは仕事、ちびっ子達はスクールへ。なので空港まではJonが見送ってくれた。たったの2泊だけだったがZUYAはマディソンと言う街が本当に好きになった。他の大都市のように“嘘臭く”なく、至って自然に出来上がった街のような雰囲気だから


Jonの車が走り去るのを見送り、さぁ次はいよいよウィ二ペグだ。チェックインをさっと済ませ土産物屋を覗くとシーズンの入れ代わりなのでTシャツや薄手の服が大幅に割引されていたので、お決まりの地名の入ったものを買う。小さな空港なので他にすることも無くさっさとセキュリティを通りぬけペットボトルの水を買って飲みながら搭乗開始時間を待っておりました。

ぼけ~っとしていると 『 ...○○○... 』 と聞こえた気がした。空耳だろうか。ほう、ZUYAの苗字に似た発音の英語の言葉があるとは知らなかったなぁなどと考えていると、今度ははっきり 『 Mr. ○○○, please come to counter. 』 と聞こえた。“あれ!? なんか呼ばれてるぞ~”と嫁と共にカウンターに行くと嫁がスーツケースに鍵をかけてしまっていて中を検査できないから開けに行ってくれと

到着した乗客が出るゲートから外に出てチェックイン・カウンターに行くと検査場に通された。すると見るからにアホそうな係のおっさんがこじ開けようとしていた。良かったよ、壊されなくて


で、再びセキュリティを通らないと行けなくなり検査を受けるとなぜか嫁が今度は引っかかってしまった。“ん、何をしたんだうちの嫁は!?”と思っているとバックの中身を調べるとのこと。何がダメだったんだろうと見ていると、先ほど中で買ったペットボトルが出てきた。


係官曰く、『 おめぇら、ルール知ってんだろ? 液体はダメなんだよ! 』 って。

頭に来て言ってやったよ、

『 何言ってやがんだ!これはおめえらがスーツケースを開けろって言うから出て行く前に買ったんだよ、中で! 』

係官:『 ルールはルールだ。今この場で全部飲むか捨てさせてもらうぞ! 』 


何か罠に引っかかった気分だよ。一口しか飲んでない上に日本よりも高い300円以上する水を捨てろと。売店と吊るんで売り上げに協力してやがるのかと思ったほどだ。もうこっちは激怒で

ZUYA: 『 じゃあ、捨てろよ! 』 と。


せっかくの旅行が台無しになるので2人とも何とか気を静めて飛行機に乗りシカゴ経由でウィ二ペグに向かった。この時は夫婦で来て良かったなぁとつくづく思ったよ


飛行機からシカゴの街を眺める



Winnipeg(ウィニペグ)はカナダで7番目に大きい都市。大昔は大平原地帯(Prairie=ープレーリー)における大輸送拠点として多大な功績を残した。人口は70万人ほどでManitoba州(マニトバ)の州都である。“Winnie-the-Pooh(くまのプーさん)”のモデルになった熊がいたことと、ウィニペグ・バレイ団が世界的に有名かな。空港に着くと4年ぶりだが大した変化は無いと思ったら隣には来月オープンの新しいターミナルビルが


Bradが少し遅れて迎えに来てくれて彼の家に向かう。嫁もようやく知った顔にあったので幾分ほっとしたような感じだ。ここまで知らない人ばかりでしかも120%英語だから疲れた顔をしていたのだが、家に着くとさらにSmudge(スマッジ)と言う猫がいて猫好きの嫁は元気を取り戻したようだ。


Smudge(スマッジ)。ネズミに興味の無い雄猫です。



Stephanieも帰宅し去年の2月に彼らが来日して以来久々に4人顔を合わせた。一番の観光スポットでもあるForks Marketまで散策し、滞在期間が残りわずか3日の嫁はお土産を買い込む。帰りはバスに乗って家に戻り、彼らは夕食の準備、我々は荷解きに取り掛かった。


天気も最高。旅の疲れも散策で癒される


ウィンペグの数少ない(笑)観光名所Forks Market



とその時、“うわぁ~!!”と嫁が声を上げる。見るとお土産の包み紙は全て無残に破かれている。間違いなくアメリカの税関の仕業だ。まァしょうがないかと思っていると今度はアーミッシュの村で手に入れたジャムが全てスーツケース内で漏れているではないか! 2人とも顔を見合わせてとっさに思い浮かんだのはあの時の“アホ面”の審査官だ! あの野郎開けるのは最悪許せてもちゃんと締めろって言うんだよ! もう2人とも怒り心頭と共にアメリカの税関にほとほと嫌気がさした 


しかし、そのイライラもBradとStephanieの素晴らしいもてなしで癒されたのであります


その夜夕食後はダウンタウンに繰り出し4人でZUYAの古巣Times Changeへ。次から次へと握手とハグの嵐(笑)。演奏していたのはオタワから来た名手Mr.Tony D率いるMonkey Junkと言うバンド。この夜からZUYAと嫁は帰国する日まで“ノー・カバーチャージ”、“オール・フリードリンク”のVIP待遇を受けることとなる。


こうしてウィニペグの初夜は過ぎて行った



Times Change内にて。Bradの手か!?


Tony D(左奥)はカナダで評判のギターリストだ



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