こんばんはZUYAさんです 
今日は“愛”について語ろうと思います 
“あい?”
と突っ込んだそこの貴女!そちらの貴方!あなた方は、もう立派な“ZUYAラー”ですね 
※改めまして、ZUYAは“ズヤ”でなく“ズーヤ”、裕也さんとアクセントは同じです

「トレッキング愛」...1996年の誕生日に(音楽以外で)何か思い出に残ること・人生を通してやり続けられることをしようと一大決心をして始めました。元々インドア派ではなくお天道様の下で野山を駆け巡るのが大好きな子供だったZUYAさん。その第一弾として伯耆富士と呼ばれる鳥取の「大山(だいせん)」に登ったわけです 
入学した高校の1年生の名物学校行事として大山登山があり、その時以来2度目の登頂は単独であり(しかもスニーカー...)、もの凄い達成感と日本海に延びる弓ヶ浜半島の風景は未だにZUYAさんの心にあります 
ちなみにこの年は秋には、愛媛の石鎚山にも登りました 
そのように“本格登山”から始めたわけですが、ZUYAさんが面白いと感じたのはトレッキング、いわゆる“山歩き”ですね。本格登山ともハイキングとも違い、コースに軽登山は含まれるもののZUYAさんにはその立ち位置が丁度良く感じたのです 
でもトレッキングを趣味にしている人の中で、“自分を追い込んで鍛える”なんてことを目的としている人は少数派かもしれません。大抵は自然を楽しむとか、健康を維持するためと言った具合いではないでしょうか 
そんな動機は別にして山を愛する者として、近年のブームで始めた良い年をした大人たちが登山道ですれ違う時に、“挨拶”が出来ない方が多いのはいかがなものでしょうかね。全てを時代の変化にするのは嘆かわしく感じますが、やはり...ねぇ 

さぁと言うわけで、今回は2月に訪れた神奈川県・大山阿夫利神社にトレッキングを目的として出掛けました(こちらは“おおやま”と呼びます)。前回のブログで書いたように、先週は自分が一番輝いていた時期を共に過ごした人たちと続けざまに接する機会があり、久々に心が乱れてしまいました 
この乱れを抑えるには、“山に行くしかない”と考え、飯能・越生を歩いてから僅か2週間での山行となりました。予算の都合上、日帰りでの行程となりましたが、例によって旅日記は長くなりそうなので、お時間のある時に冷たいドリンク等を片手にお読みになってくださいませ~ 


普段と変わらない時間に家を出て、電車に乗りました。違うのはいつもの通勤で使う地下鉄ではなく、山手線で新宿へ。そこで小田急に乗り換えるのですが、乗車時間は少ないけれども“休日感”を味わうために、やはり特急を選びました。この列車の行き先は、JRに乗り入れての「御殿場」。一気に旅情感が湧いて来ました 
でもZUYAさんは45分ほどで下車して、残りの数駅を“各駅停車”に乗り換えないといけません。時間はまだ7時台...ええ結局のところ避けたかったはずの“車内の雰囲気”に浸ることになりましたけどね 

伊勢原駅のコンコースより大山を見る
今年の2月に家人と訪れた伊勢原駅に、今回は独りで降り立ちました(その時のブログ)。前回はケーブルカーで行ける大山阿夫利神社の下社まで行っただけでしたが、今回はその時から心残りだった標高1251.7mの山頂にある本社を目指します。もちろんケーブルカーは乗らずにね 
タイミング良く「大山ケーブル行き」のバスに(超満員ながらも)乗車できたのですが、ここでハプニング発生です 
お腹の調子が...
先述の通りトレッキング歴29年のZUYAさん、こんな開始直前のハプニングは初めてのことです。先日のルート間違いと言い、やはり老化現象なのでしょうかね...とにかくまだ市街地を走る内に何処かで降りてと考えていたら、進行方向にコンビニを見つけすぐさま下車してトイレを借りました。すっきりしてお店を出てバス停に戻り次のバス(平日は1時間に2本)を待っていると、ハッとしました(※グッとは来ませんでした)
スマホをトイレに忘れた... 
落とし物・忘れ物を滅多にしないZUYAさん、人生2度目の携帯置忘れをしてしまいました。直ぐに取りに戻ったので、無事でした。ちなみに1度目は数年前、飯田橋の「CANAL CAFE」で酔っ払った時...この時は店員さんが入口の階段辺りまで、追いかけて持って来てくれましたけどね 

奥に見えるのが大山
さてさて、そんなわけで予定より30分遅れて、終点のバス停「大山ケーブル」(標高313m)に到着しました。ここからトレッキング開始です。現在8時半頃。先ずは宿坊やお土産店、そして名物の豆腐料理などが食べられる食事処が連なる「こま参道」を準備運動がてらに歩き進めます。その参道を抜けた先にあるのが、大山ケーブル駅(標高約400m)。ここからいよいよ山の中に入って行きます~ 





大山寺にて

大山寺にて

大山寺
直ぐに男坂と女坂を選ぶ分岐点があり、ZUYAさんは往路に「大山寺」に立ち寄ると決めていたので、迷わず女坂を選びました(※男坂を通ると大山寺には行けません)。20分ほどで大山寺に到着して、山行達成の祈願しました。そこからひいこらとひたすら上り続けて、大山阿夫利神社下社(標高696m)に辿り着きました 

大山阿夫利神社下社

大山阿夫利神社下社

大山阿夫利神社下社

大山阿夫利神社下社
ここでは惜しみなく500円玉を、賽銭箱に投入。いや...正直に書くと財布の中には小銭が、500円玉2枚と100円玉1枚しか入っていなかったのです(笑)。ここでは長めに10分ほど休憩して、眼下に広がる景色を見て過ごしました。前回訪れたのは2月でしたので空気が澄んでいて、相模湾や各半島、江ノ島まで良く見えましたが、時期的に今回はちょっと... 

大山阿夫利神社下社
遠くに相模湾を望む
さて再出発です。本社のある大山頂上までは、ここから90~120分と言うのが標準的なコースタイム。スタートして直ぐに、
あ...
ほとんど登りの登山道なんだ...
と気が付きました~ 



今のZUYAさんの状況に相応しい...ひたすら上る(進む)しかないのです。ええ停滞はあっても、後退は無しなわけです。平日のわりには思っていたよりも人がいます(もちろんそのほとんどは、ケーブル利用とお見受けしましたが)
でもZUYAさんのように、カメラを肩からかけてと言う人はいない...みな高性能のスマホで写真を撮るのでしょうね。ZUYAさんの愛機(Fujifilm X-S1)は900gオーバーとその重さだけは生意気にも1眼レフ並み。ザックにしまおうかと何度も考えましたが、やはりふいに現れた被写体を逃したくないので肩に下げ続けましたが、この重さだと歩く時にバランスが悪いわけです 


富士見台に到着

富士山は...
この富士見台、その名の通り本社までのコース中唯一富士山が拝められる場所。でもこの季節ですからその確率は低く、やはりその姿は見れませんでした。ここでとある中年女性トレッカー2人組に遭遇しました 
昔からの友達なのか、片方が誘って来たのかはわかりませんが、1人がこう言いました、
「やっぱりこんなものね。スイスの山なんかと比べものにならないわ」
と... 
だったら一生スイスに行ってろ、馬鹿女!
とZUYAさんが思ったのは言うまでもありません(その相方はどう取ったのだろうか...)。だってみな純粋な気持ちで、この大山に登ろうと思って訪れ懸命に歩みを進めているのに、何この余計な一言(いわゆる“マウント”って言うやつ?)


まぁお陰でこの先しばらくの間は怒りのパワーで、足がスイスい進みましたけどね。お後がよろしいようで
アプローチが楽だと言われるヤビツ峠からの道と合流すると、もう山頂は目と鼻の先です。無事に11時過ぎに、1,252mの頂上に立ちました。数回足を止めたわりには、ほぼコースタイム通り。大山ケーブル・バス停からの標高差は約940mです 


無情にもシャッターが...

下界は...

さて例によって“べしゃり(語り)”と写真が多く長くなるので、今回はここまでに致しとうございまする 
To Be Continued... 

さて今夜は簡単に冷凍してあったカレーにします。茄子、ピーマン、目玉焼きのトッピングだけはこれから準備して、家人の帰りを待ちます 
Have A Good Night,Folks! 