山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

劇団夢桟敷 H P(表紙&NEWS)=公式=

2018-06-09 01:50:20 | ブラジル企画2018(準備2)
劇団夢桟敷 Yumesajiki project in Brazil
☆スケジュール
●7月16日(月)14:00-16:00 プロミッソン市入植百年記念イベント
熊本市国際交流会館
●9月3日(月)19:00開演 「万華鏡〜百年物語」熊本公演
熊本市国際交流会館
●10月4日〜13日 「万華鏡〜百年物語」ブラジル渡航公演
プロミッソン市 サンパウロ市
【NEWS】
●劇中歌 作業(6/5配信)
●7/16 熊本市国際交流会館イベントご案内(6/4配信)
●ブラジルのピカソ マナブ間部展 不知火美術館(6/2配信)
●協賛各位様にDVDをお渡ししています。(5/31配信)
●メンバー(5/29配信)
●夢桟敷グッズ 予約開始!絶賛受付中【手ぬぐい@1200円】(5/24配信)

皆様の御支援を宜しく申し上げます。

翻訳コンニャク

2018-06-09 01:47:37 | ブラジル企画2018(準備2)
6月18日にブラジル移民船笠戸丸がサントス港に着いて110年になる。その日に特集記事にするということで、稽古場に熊日新聞の記者さんが取材に来てくれた。

稽古が終わっていつものように食事をしながらのミーティング。座長が翻訳機を持って来た。
ドラえもんの「翻訳コンニャク」が現実化していた。

どうぞよろしくお願いします。

2018-06-08 13:14:48 | ブラジル企画2018(準備2)
地震 カミナリ 火事 豪雨、原発 (字余り)…オヤジは何処に?
今日は朝から豪雨カミナリである。
オヤジたちは怖いものから追いやられて久しい。
ジジイは車の運転にビビってジョイフルへ避難中。

こんな悪天候でも世界を瞬時に飛び回る電子情報を受け取ることができる。…プロミッソン市劇場の他に公演予定をしているサンパウロ市熊本県人会ホールは11月にリニューアル完成だと?10月には間に合わないか?ということは9年前に実施した文教ホールか?
ということで、連絡をとろうと思ったが、こちらは昼でも向こうは夜中。この時間差で地球の大きさと丸さ自転を理解する。

モーニングサラダを食べながらiPadでブラジル移民の資料を整理中。歴史認識は想像力も高まり劇の血肉となる。

同時に渡航資金の足しにグッズ情報配信。
自己資金が足りないため、今回は国機関や県市の助成もお願いしている。それでも足りないか?
自分たちでできることは、笑うセールスマンである。
笑えば命の泉湧く。
夢桟敷グッズは魔除けになります。怪しい?(笑)
後、Tシャツや缶バッチ、CD、DVD、ポスター、出版物も追って製作中です。

おや?昼になったらピタリと豪雨カミナリが止まって陽が差し込んだ。…今夜の稽古のために小道具の万華鏡を作る!

万華鏡の歌へ

2018-06-07 21:19:59 | ブラジル企画2018(準備2)
足腰を落として頭を揺らさず歩いていると、紫陽花に目が止まった。
花言葉は「元気な女性」
何故か、万華鏡を覗いているような気持ちになった。
歩きながら「万華鏡の歌」を作っている。
劇中歌ラスト⑴での歌をひねっている。
座長の台本から浮かび上がる風景は?
稽古場で体ごと作る。…足腰大切。

問題は搭乗手続き

2018-06-06 13:36:53 | ブラジル企画2018(準備2)
With コロンビア帰りのMr.Suzuki

映写担当として参加している彼も舞台に上がる。
そう言えば、記録係りとしてスカウトしたガリバー赤嶺君も俳優として出演する。音響も照明も!である。
舞台技術スタッフは客席前列に堂々と設置するプラン。出ハケに最適な場所。
裏方丸見え。暗転なし。

それにしてもこのような格好で飛行機に乗ることはできないだろう。…因みに、毒ガスマスクは彼の手作り。照明やマイクの仕掛けも有り、色々と細かい工夫がされています。

演出 歌の打ち合わせ

2018-06-05 17:36:33 | ブラジル企画2018(準備2)
午前、歌姫(片山知子 ARENAさん)と劇中歌の打ち合わせをする。
脚本部分を詩に代えたメモを彼女に送り、彼女が歌詞を作る。それを映画音楽監督の矢賀部氏で作曲!
流れは確認できた。
話が噛み合うとスッキリする。
作る!形にする!
コミュニケーションが弾むと踊りたくなる。
昼から雨も踊っている。

さわらないで

2018-06-04 23:51:40 | ブラジル企画2018(準備2)
6/4 白川コミュ 稽古一景「偽装家族」

1908年、ブラジル移民は家族で渡ることを歓迎した。
日本に残した家族を豊かにするために偽装家族(夫婦)として渡ったカップルもいた。
「触らないで!」
舞台監督 兼 音響スタッフ古閑さん、偽装夫として出演決定!偽装の嫁は歌姫の知子さん。
悲しいを笑った。

7/16 イベントご案内

2018-06-04 04:00:51 | ブラジル企画2018(準備2)
国際交流って何ね?とあらたまって問われた。
問われてみると歯茎がむず痒くなり、答えに困った。
世界を全体の面として捉えている訳ではない。点と点の関係、プロミッソン市と熊本、そこで生活している人と人との関係。線、つまりは民間人の交流だと答えるしかない。
親戚のような人たちと関係を深めて喜びも悲しみも共有できるようになりたい。…日系ブラジル人との親交を演劇、美術、音楽で深めることを手段とする。

この夏、ブラジル プロミッソン市では日本人の移植百周年祭が盛大に催される。
世界が「移民」については閉鎖的になろうとしている現代、ここにスポットを当てて歴史的にも文化的にも見直してみる良い機会だと思います。
大袈裟なことではなく、熊本でのイベントは民間レベルの交流としてささやかに行われます。

7月16日のイベントではブラジル移民の歴史的なお話やブラジル公演の一部分を断片的にお見せできます。歌や踊り有り!
皆様のお越しをお待ちしております。

ブラジルのピカソ

2018-06-02 21:12:48 | ブラジル企画2018(準備2)
不知火海では夏の夜に鬼火が飛ぶ。

今日は七人と不知火美術館に行った。
不知火出身の画家 マナブ間部展を見る。
崇城大学芸術学部卒業生の学芸員さんと現役の同大学生がご対面!ロビーで話が弾んだ。

1951年〜1996年の作品55点が年代順に並ぶ。
思わず、1966年「ブラジル」180×180油彩キャンパスで足が止まった。
涙が出る。…悲しいからではなかった。
赤と黒の色に音が聞こえた。
何故かゲバラの音? …さて果て

10月渡伯公演に向けて、サンパウロ市マナブ間部美術館で交流イベントのプランを練ろう。

うっかり

2018-06-01 22:41:26 | ブラジル企画2018(準備2)
昼間、とても暑かったので缶ビールを買いにLAWSONへ走る。
「そうだ、ポイントカードを使ってみよう!」と禁煙中にも関わらずレジでニコチンを求めた。
「タバコはポイントになりません。」と言われる。
「すいません」と言われたので「吸います!」と言って店を出た。
うっかり、缶ビールを買い忘れた。

この暑さで内容がないよー。
禁酒禁煙という言葉が1日に5回以上出る。
うっかり、記事が的外れ。

手続き

2018-05-31 20:36:54 | ブラジル企画2018(準備2)
この数日、座長は寝不足だった。
やっと一本、渡航資金助成金申請が完了する。今後8月まで他の申請もするが、予算が具体化しているから書類作りは楽になる。
7/20-26のプロミッソン市移植百年祭に出席するためのパスポートも受け取れた。現地の下見、打ち合わせも兼ねる。

明日より6月。正味4ヶ月だ。
これからの稽古では辛い、苦しいこともあるだろう。それも含めて楽しく作りましょ。

御礼にDVDをお渡しします。

2018-05-31 03:58:30 | ブラジル企画2018(準備2)
制作事務を朝方近くまで座長と取り組んでいます。
峠を超えるか?…超えること!
一歩一歩、前に進む。いよいよ劇の詰めに入る。
新旧入り乱れて、更にパワーアップする。

動画テスト投稿
2009年2月「ボクノフルサト。」ブラジル公演より
全編公演記録をご協力 協賛各位様にお配り致します。

宜しくお願いします。

2018-05-30 04:51:26 | ブラジル企画2018(準備2)
日本ではハグの習慣はない。慣れないものだから襲いかかってきたのではないかと、土俵際で腰を落とし、ウッチャリで投げ飛ばしそうになる。
勘違いというのは心地悪い。親愛の情を投げ飛ばすとは哀れの極み。シラケ鳥が南の空に翔ぶ。
制作の仕事も大詰め。
座長は夜中の3時まで電卓を叩いている。



寄らば大樹の陰、親方日の丸。…
この考えは島国ニッポンに古くからあった。

「金のなる木」を求めて渡ったブラジル移民の歴史から学ぶことは大きい。
日本の過剰な労働力を海外に向けた国策(植民化政策)に呼応して民間の移民会社が 乱立した。
豊かさを求めて殺到した人々はブラジルに渡って現実から裏切られた。
天国から地獄へ。…貧困に陥ってしまう。
移民会社の倒産が続く中、移民した人々は帰国しようにも資金を切らしていた。
苦難があったところから今現在の日本や世界の動きを見るためにもドラマは表現として未来に向けられる。

一言では済まされないが、世界への植民化は「侵略か共存か」の選択に迫られる。
ブラジルは多民族の国としてポルトガルから独立した。
その土壌がブラジルの大地で「もう一つのニッポン」を生み出したと思える。
ルーツが生き生きと異国で生き延びていることには驚かされる。

私たちの演劇によるブラジル日系社会との交流は「学び」にあります。
声を日本に届けられるか。
プロミッソン市移植百年をお祝いする意味はここにあります。

皆様のご協力あってのブラジル公演だと考えています。
ブラジルとの交流が小劇場でやれることの今後のステップに繋がるように!

人間デスカラネ

2018-05-29 12:02:45 | ブラジル企画2018(準備2)
顔出し!…(注)プライバシーにモザイクをいれると危険な人物に見えるので入れません。
これで全体ではありませんが、「あの人、この人?」が見えてくるでしょう。

音楽-美術-演劇、伝統-現代、初心者-経験者、老若男女、保守-革新-無党派…バラバラのように見えて融合するとは如何なるものか!
変化・進化・深化、解体と構築、対立と和解。

稽古や会議を重ねていく内に、集団がアメーバのように動く。
言い換えれば、分裂と増殖が繰り返される。
家族・一家…極めて日本的な集団の在り方。
これが失われつつある現代、集団の在り方に魅力もあるのですが。

公益性と波及効果も視野に入れながら、ただ今、国や県、市へアプローチしている。制作的には大詰めの時期にきた。

テーマはブラジル移民。
時を超え、国を超え、植民を探る。人間は強いか?弱いか?
喜怒哀楽がドラマの原動力にもなる。
稽古場では暗号が飛び交うようになった。

マジックリアリズムとは?
アカデミックな論理を超えるとは?…パトス(感情)に溺れて慌てふためくことのないように!
感動を生み出すための苦労を惜しまず、スピードもアップしよう。

「万華鏡〜百年物語」脚本:坂本真里
読み方が身体化される作業に入る。日々、発見である。

みどりちゃん

2018-05-27 14:34:25 | モノローグ【エトセトラ】
緑に包まれた座長の実家(九州山地ストライクの山都町)。
水が美味しい、空気が美味い、目の霞が晴れる。
ほほう、お茶にも花が咲くんだ!と驚いていると、散歩中の爺さんから「そらぁツツジの花だけん。」と笑われた。
無知の暴投だった。…アウト!セーフ!よよいのよい。

座長と義母は「庭の草取りをシルバー人材センターにお願いしようか。」と相談している。
私はどれが草か?区別がつかない。