山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

笠戸丸・最新情報!

2009-01-06 23:26:38 | unit劇団「笠戸丸」
只今、配布中!

劇団笠戸丸ブラジル公演
「ボクノフルサト。」
(ブラジル移民100周年記念事業・くまもと)

「101年目からの未来をめざして」
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 ブラジルへ移住が始まって2008年で百年を迎えました。これを記念して、熊本でも「移民百周年」実行委員会が結成され、その演劇部門として、ユニット劇団(「劇団笠戸丸」)が2008年1月に誕生しました。この劇団名は、最初の移民船「笠戸丸」に因んで命名されたものです。その後、熊本の若い演劇人たちが次々と「劇団笠戸丸」に集い、「ブラジル移民」をテーマにしたオリジナル劇に取り組み、2008年4月29日、熊本市国際交流会館にて「ボクノフルサト。」公演を実現しました。その上演後、ありがたいことに遠くブラジルから見に来て頂いていた方々から「ブラジルで公演を」とのお誘いをいただいたのです。 
 このようにしてかつての移民船「笠戸丸」は、百一年目にして「劇団笠戸丸」に姿を変え、ブラジルの地で演劇公演を目指すこととなりました。
 今公演のために集まった劇団笠戸丸の若いメンバーにとっては、ブラジル日系人の方々との文化的交流を図ることにより、未来に向け視野を大きく広げる機会でもあると考えます。
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 舞台では移民船「笠戸丸」の船上からコロニアを作るまでのドラマを、主に歌や踊りで繰り広げ、移民の父といわれる上塚周平氏を軸としたブラジルでの苦労や功績を表現します。
 上塚周平氏は熊本県城南町出身であり、移住者の中にも熊本県出身の方が数多くいらっしゃいます。
 演題の「ボクノフルサト。」は、百年という長い時間を遡ることによって移民団のルーツを表現しようと試みています。日本人とは何だったのだろうか。「血」と新たなコロニア日系社会を築き上げた「地」の問題まで含まれます。
 お客様はほとんどの方が日系人であるため、台詞は日本語でおこないます。ナレーション(俳優による日記朗読)の一部にはポルトガル語を使用します。
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 この公演につきましては、「公益信託くまもと21ファンド」助成金、劇団員の自己負担金、賛同者各位様の寄付金によって賄われます。つきましては、上演の成功を図るために企業各社様、団体・個人様からの寄付を募っております。
 寄付金の目標額は3,000,000円です。舞台制作費、旅費の一部、宿泊滞在費用の一部に充てられます。何とぞご協力・応援くださいますよう宜しくお願い申し上げます。
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一口(個人)1,000円より/(団体)10,000円より
※同封の郵便振替用紙又は下記銀行までお振込みいただきますようお願い申し上げます。
【口座名】特定非営利活動法人 日本フェアトレード委員会
■肥後銀行 熊本駅前支店■普通口座■1493401
(注:ご寄付頂いた方につきましては、2009年3月に実施予定の「公演報告会」にて作成されますパンフレットにお名前を掲載致します。個人2口以上の方には公演DVDビデオをお渡し致します。)

【公演期日・会場】

平成21年(2009年)2月4日~19日(移動日などを含む。)
 2/7  公演(1) 弓場農場       【テアトロ ユバ】
 2/10 公演(2) プロミッソン市    【プロミッソン市立劇場】
 2/13 公演(3) ピラール・ド・スール 【ピラール・ド・スール日本語学校】
 2/15 公演(4) サンパウロ市     【日伯文協大講堂】
       ※サンパウロ公演の後にはサンパウロ市 熊本県人会館にて交流会を予定しております

【主催】
劇団笠戸丸 〒861-8066 熊本市清水亀井町15-26-102 代表・山南純平
            劇団夢桟敷 内 TEL/FAX 096-343-0334
【共催】
日本みどりの会 / 特定非営利活動法人 日本フェアトレード委員会 会長 清田和之
【ブラジル主催】
ニッケイ新聞 RUA DA GLORIA, 326 LIBERDADE CEP=01510-000 SAO PAULO-SP BRASIL TEL 55-(011)3208-3977
【後援】 
熊本県 財団法人日伯協会(予定) 熊本移住者県人会(予定) マスコミ各社
【協力】 
ブラジル・ニッポン移住者協会 ニッケイ新聞(サンパウロ本社・東京支局) ㈱アルファインテル南米交流 ユバ農場 プロミッソン市 ピラール・ド・スール文化体育協会 サンパウロ市熊本県人会館 熊本日伯協会 熊本市国際交流振興事業団

【出演者 スタッフ】
作◎田中瞳 構成演出◎山南純平/田中幸太
 
◎出演者◎

田中幸太(上塚周平役)/過眞嶋憲法(鈴木貞次郎役)/村上精一(香山六郎役)………移民団のリーダー。
坂本咲希/田中瞳/山室優衣/石崎優香/東田真美/宮下遥………移住者たち。家族。
卓草四郎/竹下晴仁/梅田真耶/山本真実/山南純平………移住者たち。家族。
夢現/工藤慎平………ブラジルから日本へ帰国した、現代に生きるお婆さんと青年。
※お婆さんの記憶(日記に書かれていること)を辿っていきます。

◎スタッフ◎

山南純平(照明)/馬場真治(音響)/西岡卓(舞台監督)/坂本冬馬(音楽)
坂本咲希(宣伝美術)/ニッケイ新聞(ポスターデザイン)/山本真実(ダンス振付)
過眞嶋憲法(制作・ユバ)/田中瞳・宮下遥(制作・プロミッソン)
田中幸太(制作・ピラール・ド・スール)/村上精一(制作・サンパウロ)
さかもとまり(制作)/清田和之(制作委員会各位)

五人娘○成人式

2009-01-05 23:38:01 | モノローグ【エトセトラ】
←笠戸丸4名+香西佳耶(帰省中)
←香西佳耶+私と座長はオマケ。

 劇団笠戸丸メンバー17名の内4名が成人式を迎える。私も座長も成人式は30数年前になる。
 成人(つまり大人)を自覚する時は個人によっては差があるだろう。江戸時代は16歳をもって元服(つまり成人)となっていた。
 今夜は香西佳耶さん(中学生の頃より夢桟敷入団、今は東京で蜷川さんの学校で演劇の勉強中!)が自宅事務所にて一杯温泉焼酎を付き合ってくれた。もう二十歳になっており、法律的にも大丈夫だ。
 呑みながら、しみじみ思った。今の若い劇団員たちが結婚して子どもが生まれると正真正銘のお爺ちゃんになる。もう目の前に迫っているんだなぁ。
 既に元劇団員の二十代では結婚したのもいるが、心の中では「爺」を否定している。いつの日か孫の世代が劇団に入団してくるのだろう。
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 アングラ爺さん!と呼ばれるまでは生きたい。ほとんど死語が大きな声で笑える。

初稽古

2009-01-04 23:52:52 | モノローグ【エトセトラ】
 初稽古の日。・・・まずはお正月らしく「あけおめ」であるが、更に略して「おめ」「おめ」を交わす。・・・オメ!
 M新聞社の記者さんも取材に来てくれる。・・・オメ!
 教会の礼拝堂(←この神聖な場所が稽古場である。)でオメ!が響き渡る。

 昨年の春に退団した香西香耶(現在、東京で演劇専攻在学中)が冬休みで帰省している為、見学にやって来た。東京から送られてきた劇団の招待券を渡すことを約束する。
 正月気分が抜け切れないのか、「ふわふわして見える。」と彼女からの感想をもらう。もうひとりのギャラリーT.Rさんからは「各人バラバラ!」と言われる。
 表面的なご挨拶や褒め言葉よりはありがたいものだ。
 
 あと一ヵ月後には海を渡ることになる。
 誰でもが体験できることではない。
 
 「おめでとうございます」を「おめ!」で切って新年の挨拶に代えるのには深い訳がありまする。

カレンダー

2009-01-03 23:27:39 | モノローグ【エトセトラ】
 
 只今、2009年のスケジュール調整中です。
 一年単位は短いものだ。・・・計画だと6本のネタがあるが消化不良にならないようにしたい。近日中に発表予定!

 (注)このカレンダーは大阪でお世話になっているK氏のオリジナルです。
 坂本冬馬が正月に帰省した際、今年は劇団夢桟敷大阪事務所を作ろうか!という話もあり、K氏にも相談することになりました。
 音楽・デザインの制作事務などネットワークを作ろうと思います。

謹賀新年'09

2009-01-01 00:56:26 | モノローグ【エトセトラ】
 牛、千里を走る! 

 食べた直後に寝ると牛になる、と言いますが・・・最近、呑んだら眠くなるのです。 
 牛のように薄れゆく意識でじっくり考えた。溜まった。・・・そうだ!暴れ牛のように息が切れるまで走ります。
 劇団笠戸丸ブラジル公演へ向かって走ります。
 今年もよろしくお願い申し上げます。