山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

旅するネズミたち【3日前】

2013-04-25 01:36:47 | 「レミング」2013
レミングとは・・・ネズミのキャラクターを有しているはずのウォルト・ディズニーが描写した「集団自殺を行う愚かなネズミ」というレッテルを貼ってしまった。そのイメージが世界中へ広まった。本来は旅鼠(たびねずみ)といい、その名の通り移動を繰り返しているのがレミング。
危機(戦争や貧困、天変地異)の時代には「避難」することを肯定する。何処へ?国家の外側とは?
死を予感しながらも寺山修司は生き抜くことを考えていた。彼の晩年の劇「レミング~世界の涯へ連てって」をI kill(生きる)の切り口として捉えた。演劇実験は滅私するメッセージに溢れている。
私を語っている場合ではないのである。2013年、危ない時代。

■4月24日(水)

海幸大介が作ったモグラたたきの棒を作っているのだが、今日は持参しなかったため床下で耕す農機具を代用で使った。
「これは面白い!」とんでもない世界が浮かび上がったのだ。農機具は殺人兵器にもなる。一揆だ。
しかし、本番直前、その変更は時間をかけて温め直すことにした。ここにきてイジルことは全体のバランスが崩れる。変更なし!
劇は形になった。稽古場での稽古も残すところ明日(木)の1回のみ。明日は小屋入りの準備作業にも取り掛からなければならない。
気持ちは前夜祭となる。



レミング◎熊本市本市現代美術館アートロフト
4月27日(土)pm2:00/pm6:00ー28日(日)pm2:00
前売2000当日2500
予約⇒メールyumesajiki@ybb.ne.jp
お問合せ(直通)09045815190

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