山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

公演直前!縮まる時間

2013-04-22 11:12:33 | 「レミング」2013
この3日間、公演会場である熊本市現代美術館アートロフトの時計を止める仕掛けを企んでいた。
事実を殺すこと。
このまま通していると2時間を超える劇になる計算だった。これだと土曜日夜の退館時間に間に合わない。
チェックし直し、110分までこぎつける。目標は100分!・・・あと10分を早送りする。
結果、「事実は死んだ。」と叫ぶ劇になる。台本通りである。
テンポ良く疾走しなければならない。後半の凝縮をギリギリまで手直する必要がある。
慌てることはない。事故があってはならない。暴走を楽しむのだ。余裕あっての暴走劇。

文明がなくならない限り、この世から壁をなくす方法はないと思われる。
空想の力には「壁抜け法」を生み出すことができる。
同様に劇には「時間を伸び縮みさせる法」がある。
アインシュタインの「相対性理論」が光の速度=生命維持限界だとすると、寺山修司の演劇論は影の速度に永遠を見出そう。
世界の涯に誰でもが旅立つ。距離ではなく時間の問題だと気付いた。
公演まで4回の通し稽古とリハーサル2回で着地する。

レミング◎熊本市本市現代美術館アートロフト
4月27日(土)pm2:00/pm6:00ー28日(日)pm2:00
前売2000当日2500
予約⇒メールyumesajiki@ybb.ne.jp
お問合せ(直通)09045815190 

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