山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

「時計じかけのオレンジ」のように

2013-02-18 23:31:28 | 「レミング」2013
◎少女・歌姫は挑発する。by女優 肥後丸.(メイク&写真:山本真実)

記憶が曖昧になっているが、映画「時計じかけのオレンジ」(スタンリー・キューブリック監督)は衝撃だった。
少年によるホームレスへの暴力、レイプなどの場面が狂気に満ち溢れる。少年は投獄され精神(脳)人体実験台になった。
1970年代前半に上映された。「暴力とエロス」が映画・演劇では表現の是非を巡って議論されていた時代である。

同時代にアングラ劇が世に台頭していた。その中に寺山修司がいた。

今「レミング」の稽古場では衣裳やメイクをつけて試している。
偶然なのか必然なのか、「時計じかけのオレンジ」が重なって見える。
衣裳担当のサキ、ヘアメイクの真実、女優ヒゴ、この3人は当時、生まれていなかった新しい世代である。
時を超えて今、「世界の涯」の劇に迫る。
肥後丸.はセクシーに迫る。観客は覗き魔だと言わんばかりに挑発を楽しんでいるようだ。



coming soon 「レミング新聞」。稽古も同時進行中。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿