山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

「劇」場

2013-11-18 23:02:17 | 遊戯療法~レミングより
写真は先日、仮面工房さんが公演をしたギャラリーADOの外景です。
夢桟敷の公演もここで劇を公演する。
この会場は2011年No.55「ねじ式☆復活」-No.56「KAGUYA」-2012年No.60「赤色時代~阿部定事件」に続く2013年No63「遊戯療法」で4回目の公演会場となります。
いわゆる「劇場」ではない。
つまり、演劇公演の設備はない。ステージから客席までが手作りとなる。手はかかるが自在に空間を作ることが可能。
思い起こせば35年前、劇団を旗揚げした会場も木造2階建ての一見、旅館風の稽古場(東京高田馬場群六舎スタジオ)だった。
その前の学生時代1971-1974までは教室で演劇をしていた。
喫茶店、空きビル、多目的フリースペース、民家の和室、居酒屋、野外、テントなど、様々な場所を「劇」場として使ってきた。
一時期、拠点劇場としてライブハウスを経営(1984年)していたが2年で倒産!
基本、原点、根なし草の「劇」場を彷徨っている。
「劇」場を求めて漂流している。
こんなに狭い熊本シティーでも彷徨い、漂流することで公演をする場は旅のようにも思える。
本音を言えば、拠点劇場は欲しい。熊本に小劇場を!・・・だが、金がかかる。
反面、今の身軽さもまんざらでもなく、外に向かっていつでも飛びだせる自由がある。
こっちにおいで~と誘われると、ふらふらと行ける。
などと思いつつ、「遊戯療法」公演の詰めに差し掛かった。
「劇」場作りよりも目先の劇作りだ。
公演が終わったら考えよう。話に行こう!未だ、仕事が膨らんでいるのだ。
尚、公演中の(土)午後の部ではこのテーマでトークの時間を設けました。
時間に限りはありますが、問題提起にはなるだろう。

次回公演「遊戯療法」ご案内

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(問)
1. カタカタと音を立てるぜんまい仕掛けのネズミ。
2. 火薬で音が出るピストル。
理想はブリキの玩具なのだが、今どき、そんなものは店に置いていなかった。
聞くと、高級玩具だそーな?
誰か、持っていないかとメールで問い合わせ中です。
劇の小道具として使います。

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