山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

スタッフワークの研究

2013-05-14 01:46:30 | 「レミング」2013
毎日新聞社から記事が届いた。なんと一面記事だった。
「首相歴史認識に米困惑」のトップ記事に並んでの公演記事。政治と小劇場が不釣り合いに並んでいることにほくそ笑む。
公演写真も届き、今から報告書作成の為、事務的な作業はつづく。次に向かわなければならない。

寺山修司没後30年◎劇団夢桟敷No.62「レミング~世界の涯2013」公演は終わった。
終わったのだが・・・。振り返れば終わりのない劇だったのである。つまり、旅に終着駅がないのと同じ。旅はつづく。
<世界の涯>とは無限に広がる宇宙旅行のようなものだと思う。
マクロからミクロへ!・・・ミクロに向かって拡大鏡で覗くと<内部>も宇宙空間のように無限が広がる。私小説や文学ではない劇の核心がある。

5月に入って公演稽古のための集合がなくなり、少々、淋しくなっている。放電ばかりの連続だったが、充電には慣れていない。
個人でのデスクワークや勉強が辛いのではなく、集団で走りながら作ることが染みついてしまったのだろう。

気温が上昇してきた故か、身体の脂肪が鬱陶しくなった。燃やさなければ息苦しい。悶えている。

工藤慎平(通称:クドシン)の提案により5月22日より毎週水曜日「スタッフワークショップ(仮称)」が計画された。
音響・照明・舞台美術・企画・制作などの、いわば舞台の裏方にあたるワークショップである。
分業だと、俳優は演技のことばかり専念していれば良いのだが、日本の伝統は協業が根づいている。歌舞伎や能、大衆演劇など然り。
クドシンの提案には意味があり、私たちの劇団もその流れに依拠しようというものだ。

尚、7月8月の2ヶ月間は毎週月曜日に「劇作家・演出家・俳優のためのワークショップ」(全9回講座)を計画中。
テキストは過日公演した「レミング」を用いる。テーマは「寺山修司を読む・書く・演技する」である。
この時期は劇団で次回公演の体制が組まれており、ワークショップは同時進行で一般募集する。少数講座(定員5名以内)。

興味のある方はお問い合わせ下さい。逆に、私たちの方からも目をつけてる人、つばをつけている人にはお誘い致します。

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