山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

がまだす 熊本-大分

2016-05-01 10:49:40 | 熊本地震2016.4.震度7
「ガマダス」(熊本弁)は「頑張る、頑張ろう」の意です。
熊本のことを英語の人たちは「クマモーロー」と発音します。

今回の4.14、4.16の2度に渡る震度6強、震度7の熊本地震で亡くなられた方々へ心よりお悔やみ申し上げます。
又、家の倒壊、半倒壊、危険と認定され家に立ち入れなくなった方々、今も尚、避難所生活、駐車場など空き地でテント生活、車中泊を余儀なくされている方々へお見舞い申し上げます。
私の住む町、熊本市東区健軍エリアは震源であった益城町に近かったため多くの被害が見られています。生活ライン(電気、ガス、水道)の再生は進んでいるものの、道路のヒビ、塀や瓦の落下、そして、整理されていない家の中で余震3や4に怯えながら生活しています。体に感じる地震もこの2週間を過ぎても続いています。1000回以上は歴史上類を見ないと言われています。
南阿蘇村の一部孤立化、大分への救援物資不足、災害ゴミの処理の遅れ、デマの流布もありますが、日常生活を取り戻すには時間がかかりそうです。
5年前の東日本大震災では大津波やフクシマの原発爆発などの日本の危機を経験しました。
熊本でもこれだけ多くの危険な断層があるものだと身をもって経験しております。いち早く、川内原発の稼働を止めて欲しい!原発に対する安全神話の崩壊という現実を認識学習することが問われています。
ゴールデンウィークに入り、ぞくぞくと全国各地より民間ボランティアの方々が熊本入りをしてくれ助けてもらっていることに感謝します。
この間、多くの友人知人や親戚からも心配や応援メッセージ、食べものなどのご支援を頂き感謝に絶えません。
熊本県民のシンボルでもある熊本城の再生には20年はかかると聞いています。私的には加藤清正の朝鮮出兵の拠点でもあった熊本城は国境を越えて朝鮮半島やアジア大陸との歴史を考えていく上でも友好に転じるお城でもあったと思います。
私たち同志の立ち位置は演劇です。この地震で活動が止まってしまいましたが、今年10月のスペース早稲田演劇フェスティバルと2年後の2018年ブラジル公演に向かいます。今後、その環境整備に追われます。
元気を届けたいとこころより思っています。癌に倒れてたまるか!術後の再発と転移がなきよう、公演の実現に向かって生きます。
信念の強さが問われると同時に、今後とも皆様のご声援とご協力をよろしくお願いします申し上げます。
ガマダス!クマモーロー!