山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

仮面工房(ADO楽日)

2014-09-14 23:20:05 | モノローグ【エトセトラ】
昨日今日と劇団仮面工房と河原町ADOに密着。
今日9月14日(日)は仮面工房さんの公演楽日であると同時に河原町アートの日だった。
応援している劇団の評判は上々。嬉しくなった。

「ホルスタイン博士の憂鬱」
作演出 佐野元一
出演 賀久秀之助・大谷豪・想田恭子・関晴史・大園淳一

謎だらけの病棟。机の引き出しから登場する謎の人物。自分を見失った人々。
15年前に上演された「ホルスタインの憂鬱」は今、この時だった。
今、この時代は自己喪失を文学や哲学で語られることが希薄になり、病的に濃厚な時代になったのではないだろうか。
あなたは誰?わたしは誰?お笑いと恐怖の間に宙ぶらりん。
ローリングする。彷徨う。妄想か、現実か。
私があなたに代わる。つまり、私はあなたなのだ。あなたが私なのだ。
妄想はネガティブに囚われるのかも知れませんが、劇で表現するには過激になります。
悩んで始まり、悩んで終わる劇ではなかった。

ギャラリーの外ではラミンさんがジャンベを叩いていた。
アフリカの音だった。音が言葉に聞こえる。河原町ストリートがアフリカに代わる。
内と外がパイプで繋がり、今日は日が暮れた。
仮面工房の皆様、お疲れ様でした。
ラミンさん、9月22日の「イメージの展覧会」では宜しくお願いします。
楽しいものにしたいと思います!

「イメージの展覧会◎ヴィの劇場」
9月22日公演、混雑が予想されます。予約はお早めにお願い致します。

清水公民館講座キッズミュージカル
定員20名に達していないため募集中です。お気軽にお問い合わせ下さい。

No.65東京公演「透明人間◎火の君、鳥の物語」
12月6日(土)7日(日)スペース早稲田。ご案内です。