山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

幽霊の稽古

2014-01-20 23:22:26 | 透明人間三部作-2014-2015
劇団夢桟敷No.64「透明人間」熊本公演は5月連休後になるだろう。
時間的に余裕をもって取り組みたい。
会場はお寺!どうだろう?・・・只今、検討中。近日中に決定します。
尚、この劇は2014年春からの野外劇や旅を計画中です。

「今日の稽古欠席者から連絡あり。
ノロウィルスにかかった?
ヤバいです。 嘔吐下痢症状が止まらないらしい。
熊本では多くの学校で学級閉鎖もされている。
予防にはうがい、手洗い、マスクを!
街に出ないことだ。人ごみを避けることだ。
目に見えない恐怖から避難するにも限界あり?」

賀久さん(劇団仮面工房)が稽古場に来た。
次回公演でスケジュールが合えば客演として参加して頂きたいと思っている。
お構いなしに「幽霊登場の場」一部ヌキ稽古に参加してもらった。
この人がこの役ではないだろう?と思われるミスキャストを意識的に回している。
次回公演では幽霊とロボット(人造人間)が登場する。
日本では、幽霊は女性の方が良い。
それはこの世に対する執着心は男よりも女の方が強いと思っているからである。
劇での「透明人間」は幽霊のことだ。
この役を男性陣にもやってもらったのだが、男にも情念を見せる可能性を感じた。
無念の復讐は男でも通用するのではないだろうか。
2月中旬までキャスティングの試行錯誤と台本上での修正はつづく。
稽古では複数の登場人物を一役者が担うことを実践する。
相手との息づかいやリズムを合わせたい。
各地、環境(劇場・野外)を考慮してWキャストにしておいた方が融通が効くような予感がある。
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