山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

風組「眠り男」(1)

2009-03-27 21:14:09 | 「薔薇色之病室Ⅰ」三部作
 (注)資料。【秋葉原通り魔事件】
 2008年6月8日午後0時30分過ぎ、東京都秋葉原歩行者天国で、2トントラックが歩行者5人を撥ね飛ばし、運転していた男性は車を降りた後、撥ねられて道路に倒れこむ被害者や救護にかけつけた通行人・警察官ら14人を立て続けに、所持していた両刃のダガーナイフでメッタ刺しにした。
 さらにこの男性は奇声を上げながら周囲の通行人を次々に刺して逃走。事件発生後数分して万世橋警察署秋葉原交番から駆けつけた警察官が男性を追跡し警棒で応戦、最後には拳銃を抜いてナイフを捨てるように警告し、それに応じナイフを捨てた男性を非番でたまたま居合わせた蔵前警察署の警察官とともに取り押さえた。これらはおよそ5〜10分間ほどの間の出来事だった。
 事件当日は日曜日で中央通りは歩行者天国となっている区域だった。この日も多くの買い物客や観光客でごった返しているなかの凶行であり、事件直後に多くの人々が逃げ惑い、また負傷者が横たわる周囲が血の海になるなど事件現場はさながら戦場の様相を呈しており、まさに白昼の惨劇であった。
 容疑者 現行犯逮捕された容疑者は青森市出身の25歳の男性だった(1982年9月生まれ、年齢は犯行当時)。・・・派遣社員として、各地を転々としながら働いていた。
 さらに容疑者は携帯サイトの掲示板で約1000回の書き込みを行っていた。心のよりどころを携帯サイトの掲示板にするも、次第に孤立感を深め、次第に殺人を予告する書き込みを行うようになっていった。6月8日午前5時21分、「秋葉原で人を殺します」とのタイトルで「車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います みんなさようなら」との犯行予告を行ない、その後、沼津から犯行現場まで移動する間に約30件のメッセージを書き込んでいた。
 事件後複数のサイトにおいて、殺人などの犯罪予告が相次ぎ、7月7日までに33人を検挙した。事件前は月に2~3件だったが、事件後1ヶ月で100件以上になっている。このほとんどが10代と20代で、供述内容などからそのほとんどが悪戯とされている。小中学生が行ったものもある。
 警察庁は6月24日に、全国の警察本部にネット掲示板への犯罪予告の書き込みを厳正に取り締まり、摘発例を積極的に広報することなどの通達を出した。
 犯人の世代 この事件の犯人は1997年の神戸連続児童殺傷事件(1997年)の犯人(酒鬼薔薇聖斗・逮捕時14歳)や2000年の西鉄バスジャック事件の犯人(ネオむぎ茶・逮捕時17歳)と、世間から注目を集めた少年犯罪と同世代(同学年・1982年4月2日 - 1983年4月1日生まれ)であることから、「理由なき犯罪世代」として世代論について語られた。また西鉄バスジャック事件とはネットでの犯行予告という共通点もある。
 動機 たくさん人を殺せば死刑になれるから

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 ミチローは死刑という自殺の道を選んでいたのだろうか。ここに登場するミチローとは長い眠りから覚めた男の名前である。
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