(注)意味不明につき・・・。
ここには「私」というものが何もない。
つまり「私」を語る舞台であってはつまらないのである。
当然、「私」を主張しようという考えもなければ、「私」を理解して欲しいつもりもない。演劇の「自分探し」は、とうの昔に終わったのである。・・・笑うタマゴがある。生きている。
タマゴ頭の女【空組】(母親であり娘でもある。)
タマゴ頭の男【風組】(探偵であり殺人犯でもある。)
タマゴ頭は二つの劇に多重人格の全部として存在する。同時に、何もない「無」として存在する。
劇の構造としては、分裂と増殖を繰り返す。
二つの劇を作る。同時に作る。これは共通した構造に置かれる。
オブジェはタマゴ。殻が壊れると闇が生まれる。
あるいは影を映し出す薄い膜が張られている。皮膚の内側も闇である。
一筋の光は未来か過去か。
赤い血が「現在(いま)」だとしたら、一瞬の輝き。
瞬間は愛に包まれており、愛に裏切られることもある。・・・殻を破るとは大変な苦労を伴うものだ。痛い。痛すぎると麻痺する。
一つの劇の方向性は沖縄へ!
もう一つは秋葉原へ!
タマゴよ、タマゴ。お前はどこへ転がる。
タマゴは笑っている。
ここには「私」というものが何もない。
つまり「私」を語る舞台であってはつまらないのである。
当然、「私」を主張しようという考えもなければ、「私」を理解して欲しいつもりもない。演劇の「自分探し」は、とうの昔に終わったのである。・・・笑うタマゴがある。生きている。
タマゴ頭の女【空組】(母親であり娘でもある。)
タマゴ頭の男【風組】(探偵であり殺人犯でもある。)
タマゴ頭は二つの劇に多重人格の全部として存在する。同時に、何もない「無」として存在する。
劇の構造としては、分裂と増殖を繰り返す。
二つの劇を作る。同時に作る。これは共通した構造に置かれる。
オブジェはタマゴ。殻が壊れると闇が生まれる。
あるいは影を映し出す薄い膜が張られている。皮膚の内側も闇である。
一筋の光は未来か過去か。
赤い血が「現在(いま)」だとしたら、一瞬の輝き。
瞬間は愛に包まれており、愛に裏切られることもある。・・・殻を破るとは大変な苦労を伴うものだ。痛い。痛すぎると麻痺する。
一つの劇の方向性は沖縄へ!
もう一つは秋葉原へ!
タマゴよ、タマゴ。お前はどこへ転がる。
タマゴは笑っている。