華山温泉の食事は朝・夕共に2階の食事処「ダイニング華」で頂く。
声は聞こえるが、爽やかな感じの個室が並ぶ。
↑ 2枚は朝食時に撮った写真。
椅子を引いてくれる・・・と、いうようなサービスは期待しないで。
ホタル観賞プランで予約していたので、夕食は早い目の18:00~。
もっとも、通常でもたいがい夕食は18:00~を希望しているが。
小松菜、人参を豆乳で割ったスムージーで胃を目覚めさせ、さぁ食べるぞぉ。
先附はプリンプリン自家製胡麻豆腐、ウニ、海ぶどうをあしらって。
酢の物とあるが前菜だなぁ。
氷見和牛ロースト、牛タン西京焼き、ワサビソース添え。
各種野菜のグラス盛りに黄色い器にはマッシュポテト。
真っ黒で真っ平な皿を見て驚いた。
陶器ではない。
明らかに石だが溶岩ではない。
聞くとイタリア産の黒陶という石らしい。
皿の裏には滑り止めが付いていた。
黒の次は真っ白な磁器。
器の対比に思わず拍手喝さい。
鯛、甘エビ、サワラ、タコ、カジキマグロなどの刺身が盛られ、ツマは大根ではなく寒天で作られたもの。
醤油だけでなく4種類のタレが用意されていた。
醤油、煎り酒、富山の塩、塩ポンズ・・・お好みでどうぞ。
煎り酒・・・?
初めてお目にかかる。
清酒、梅干し、カツオ、塩で作り、白身の魚によく合うとか。
カツオのたたきもおいしかった。
焼鮎、柚子真薯、じゅんさいのお椀。
鍋は4種類の中から予約時に選んでおく。
当初、タコとハモのしゃぶしゃぶを選んでいたが、肉好きな相方の希望で牛しゃぶに変更。
肉の量は多いが野菜などは貧弱。
貧弱で良かった。
野菜や豆腐など盛りだくさんでは、お腹いっぱいで食べられなかっただろう。
洋皿のソースはウニソース。
イカの手前のフォアグラは、あっけなく口の中で溶けてしまった。
デザートはトマトのワイン煮、タピオカ、クラッシュゼリー添え。
甘いながらもさっぱりしたトマトで実においしい。
ご飯、汁、お漬物はセルフで。
汁もあら汁、シジミ汁、赤だしと3種類ある。
福光産「てんたかく」と聞いた事もない銘柄だが、このご飯がおいしい。
宿のご飯では久しぶりにおいしいご飯を味わった。
お漬物もおいしくて、あっという間にこれらの皿は空っぽになり、違うものが補充されていた。
夕食時にもコーヒーがセルフで頂ける。
このセルフコーナーの向うは厨房で、板前さんが時々客の反応を見ておられる。
大いに満足した私は笑顔を返す。
夕食後、ホタル見物に。
有料(500円)とあって、スタッフがホタルの出現に気を遣われる。
3ケ所目の川筋で、実に多くのホタルが出てくれてスタッフも一安心。
今年、旅先3ケ所でホタルを楽しんだ。
朝食は7:30~とし、昨夜と同じ席で頂く。
ご飯、味噌汁、お漬物は昨夜と同じで、めいめい取りに行く。
朝からのどぐろの刺身。
さっとあぶった後、酢で〆てある。
野菜の蒸し鍋だが、小松菜は合わないなぁ。
源泉掛け流しの露天風呂付きの部屋で、一人20000円前後と決して高くはない宿泊料金。
風呂の付いてない部屋でも同じ料理が提供されるらしい。
ここは大いに気に入りました。
ズワイカニ漁が解禁になったら金沢漁港でカニを買い、小松のコパンでパンを買ってここに泊まろう。