串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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ふくみつ 華山温泉の食事

2015年06月26日 | 宿-北陸

華山温泉の食事は朝・夕共に2階の食事処「ダイニング華」で頂く。 

声は聞こえるが、爽やかな感じの個室が並ぶ。

↑ 2枚は朝食時に撮った写真。

椅子を引いてくれる・・・と、いうようなサービスは期待しないで。

ホタル観賞プランで予約していたので、夕食は早い目の18:00~。

もっとも、通常でもたいがい夕食は18:00~を希望しているが。

小松菜、人参を豆乳で割ったスムージーで胃を目覚めさせ、さぁ食べるぞぉ。

先附はプリンプリン自家製胡麻豆腐、ウニ、海ぶどうをあしらって。

酢の物とあるが前菜だなぁ。

氷見和牛ロースト、牛タン西京焼き、ワサビソース添え。

各種野菜のグラス盛りに黄色い器にはマッシュポテト。

 真っ黒で真っ平な皿を見て驚いた。

陶器ではない。

明らかに石だが溶岩ではない。

聞くとイタリア産の黒陶という石らしい。

皿の裏には滑り止めが付いていた。

黒の次は真っ白な磁器。

器の対比に思わず拍手喝さい。

鯛、甘エビ、サワラ、タコ、カジキマグロなどの刺身が盛られ、ツマは大根ではなく寒天で作られたもの。

醤油だけでなく4種類のタレが用意されていた。

醤油、煎り酒、富山の塩、塩ポンズ・・・お好みでどうぞ。

煎り酒・・・?

初めてお目にかかる。

清酒、梅干し、カツオ、塩で作り、白身の魚によく合うとか。

カツオのたたきもおいしかった。

焼鮎、柚子真薯、じゅんさいのお椀。

鍋は4種類の中から予約時に選んでおく。

当初、タコとハモのしゃぶしゃぶを選んでいたが、肉好きな相方の希望で牛しゃぶに変更。

肉の量は多いが野菜などは貧弱。

貧弱で良かった。

野菜や豆腐など盛りだくさんでは、お腹いっぱいで食べられなかっただろう。

洋皿のソースはウニソース。

イカの手前のフォアグラは、あっけなく口の中で溶けてしまった。

デザートはトマトのワイン煮、タピオカ、クラッシュゼリー添え。

甘いながらもさっぱりしたトマトで実においしい。

ご飯、汁、お漬物はセルフで。

汁もあら汁、シジミ汁、赤だしと3種類ある。

福光産「てんたかく」と聞いた事もない銘柄だが、このご飯がおいしい。

宿のご飯では久しぶりにおいしいご飯を味わった。

お漬物もおいしくて、あっという間にこれらの皿は空っぽになり、違うものが補充されていた。

夕食時にもコーヒーがセルフで頂ける。

このセルフコーナーの向うは厨房で、板前さんが時々客の反応を見ておられる。

大いに満足した私は笑顔を返す。

夕食後、ホタル見物に。

有料(500円)とあって、スタッフがホタルの出現に気を遣われる。

3ケ所目の川筋で、実に多くのホタルが出てくれてスタッフも一安心。

今年、旅先3ケ所でホタルを楽しんだ。


 

朝食は7:30~とし、昨夜と同じ席で頂く。

ご飯、味噌汁、お漬物は昨夜と同じで、めいめい取りに行く。

 

朝からのどぐろの刺身。

さっとあぶった後、酢で〆てある。

野菜の蒸し鍋だが、小松菜は合わないなぁ。


源泉掛け流しの露天風呂付きの部屋で、一人20000円前後と決して高くはない宿泊料金。

風呂の付いてない部屋でも同じ料理が提供されるらしい。

ここは大いに気に入りました。

ズワイカニ漁が解禁になったら金沢漁港でカニを買い、小松のコパンでパンを買ってここに泊まろう。

 

 

 


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