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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

美ヶ原温泉 酒井屋

2015年12月09日 | 宿-甲信越

ふるさと割クーポンを利用して美ヶ原温泉の酒井屋旅館に投宿。

以前、金宇館に二度、そして隣の御宿石川に続き 美ヶ原温泉では3軒目の宿。

 

隣のナマコ壁は御宿石川 

 

玄関を入るとピカピカの床が目に入った。

   左手に帳場があり、そこにはめ込まれたすりガラスの
   デザインが可愛い。

  階段を3段上がった右手に男女別の浴室。

    反対側の階段を上がり2階の部屋に通される。

 

  

    2階には5部屋あるが、最近、宿泊客は2組程度と決めておられるらしい。

   私達が一番乗りで、後、なかなか客が来ないなぁ・・・と、思っていたら常連さんらしき
   ご夫婦がチェックインされ、この日は2組計4名の客だった。

     以前は全室に客が入っていたが、最近はそれがしんどくて・・・と、私と同年配と思われる
     女将さんが朗らかに話された。

   そうですよねぇ、この歳になると目いっぱいの働きは体に悪いです。 

部屋は10畳間で、ウォシュレットのトイレ、洗面所、それに通りに面した広縁があり、広げたらいいように布団が置かれていた。 

勝手に布団を敷くのかと思っていたが、夕食の間に敷きに来られた。

 

すぎもと石川などの旅館が並ぶ温泉街だが、広縁に座っていても時折車が通る程度で、浴衣姿でそぞろ歩くという風情はない。

もっとも、雨降りだったが・・・。

 

紙コップと歯ブラシが置かれた洗面所だが、きれいにされているので、清々しい気分になる。

               洗面所の後ろに空の冷蔵庫。
その上の広い棚はいろんな物が置けて便利だった。

               

金庫がなく、懐かしい貴重品入れの茶封筒が置いてあった。

 ポットは電気ポットではなかったのが唯一の難点。

 2階の奥にあるパブリックスペース。

床はどこも同じような木が使われ、玄関同様きれいに磨きあげられている。

何の木だろうか?聞きもらしたが、今様のフローリングでは出せない重厚感にあふれている。

 松本を紹介するのパンフレットが各種置かれていた。

 15:00過ぎにチェックインし、夕食は18:30~、しかも外は雨。

これでは風呂に入るしかない。

風呂はこの小ぶりな内湯だけ。

源泉掛け流しだが、源泉温度が42.8度なので、今の時期浴槽内の湯はぬるめ。

女性2人だけの客なので、風呂はいつ行っても貸切。

入れば湯船から豪快に湯があふれ出て、気持ち良いがなんだかもったいない気分にもなる。

我が家にもこんな温泉の風呂が欲しい。

残念ながら一晩中入れる訳ではなく、夜は22:00まで朝は6:00~