岩村城に向かうまでに昼食を「かんから屋」で。
ここは「かんから餅」で有名だが、うどんもおいしいらしい。
重要伝統的建造物群保存地区になっている城下町「岩村」、懐かしい雰囲気が残る街並みに軒の低い家屋が建ち並び、日曜日とあって散策する観光客も多い。
かんから屋の中に入り、一般的な飲食店と違う雰囲気に一瞬戸惑う。
テーブル席は8人程が座れる大きなものが一つ。
あとは小上がりが3ケ所程で、そこには驚く事にコタツが。
しかも足が下せる掘りごたつで中は練炭だという。
「暖かいよ~」という言葉で勧められ、寒くもなかったがそのコタツの席につく。
私が注文した「しのだうどん」。
相方は卵とじ。
うどんは稲庭うどんタイプの細くて平べったいもので、私は好きではない。
だしは関西風の薄味だと何かに書いてあったが、関西人にはちょっと濃いかな?
好きではないと書いたが、結構おいしくて完食。
名物「かんから餅」も注文。
こしあんx2個、ゴマx2個、それに黄粉が一つ、5個盛られて400円。
おはぎと違い中は柔らかいお餅。
甘味の効いたそれぞれのアンでくるまれ凄くおいしい。
店の中でこの「かんから餅」だけ食べる事も出来、ゴマだけ・・・とかリクエストも可能のようだ。
ゴマがおいしかったのでゴマ6個、こしあん4個を買って帰ったが、ゴマは水分を含みべちゃっとなっていた。
やはり店で出来立てを食べるのが一番。
「カステーラ」も名物らしく、店舗の前で大勢が買っていたようだが、かんから餅を買ったのでカステーラはパス。
岩村城へ行く目的だったし、相方は街並みなどまるで興味なしなので、街並みは車で素通りしただけだった。
いつか一人で訪れ、ゆっくり街並みも見て回りたい。