串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

盛岡から北上へ-2

2008年08月13日 | 旅-東北

盛岡から秋田へ抜ける
国道46号線を通り
御所湖に向かいました。

途中、通り過ぎてから
気付いたのですが、
道路沿いに「慰霊の森」
入り口とありました。

思い出しました!
ここは、全日空の飛行機が、
自衛隊機と空中衝突し、
多くの民間人が亡くなった
あの雫石なんです。

昭和46年、まだまだ、
飛行機は高級な乗り物
だった時代の話です。

あれからも、飛行機事故が
何件か続いたような
記憶があります。

 

 

 

 


 ダムの上を一人歩く婦人の姿が印象的でした。
このあたり一帯に、飛行機の残骸が飛び散ったようですが、
今は、訪れる人も少ない静かなダム湖になっていました。 

 

ダム周辺は、どこもきれいに整備されていますね。

はまなすがたくさん実を付けていました。
この実、食べられるのだろうか・・・?

調べてみました。

ジャムにしたり、サラダのトッピングにしたりして
食べられるようですね。

「長栄館」女性用内湯「小町の湯」

繋温泉はパスでしたが、どうしても寄りたい温泉、鶯宿温泉に到着。

温泉仲間でも好評な「うぐいす旅館」に立ち寄りしようか?
ここは、混浴だから、困ったなぁ・・・。

悩む必要はありませんでした。
「うぐいす旅館」は、何故か休業中。

それなら、同じ経営である「長栄館」で入浴する事に。

女性用露天風呂は、少し温度差がある湯船が3つ。
それぞれの湯船からあふれた湯が、からみあって流れ去ります。

いい湯でした。
単純泉ながら、湯口の近くでは、ぷ~んと
上品な硫黄臭がします。

訪問したのは、10時過ぎ。
「11時から掃除に入るので・・・。」と、入浴を渋られたのですが、
「必ず11時までには出るから。」と、いう私の懇願を
聞き入れて頂き、目出度く入浴できました。
そんな状態ですから、ほとんど貸切。

おまけに、入浴後、ロビーでダンナを待っていたら、
「ゆっくり入って頂けなかったので・・・。」と、
300円x2人分返金して頂きました。

無理言ったのはこちらだし、これだけ時間があれば
充分楽しめたのに・・・恐縮してしまいました。

80室もある大きな旅館ですが、フロントのこの細やかな
対応に驚き、感激。
一度、泊まってみてもいいなぁ・・・と、いう気持ちになりました。

 

 

鶯宿温泉を後にして、冬季通行止めの県道234号で豊沢ダムに到着。

ここからは、県道12号線ですが、沿線には、新鉛温泉、
鉛温泉、大沢温泉、志度平温泉・・・と、温泉が目白押し。

今回は、立派な建物の山の神温泉「幸迎館」で
立ち寄り&昼食とします。

高級そうな宿ですが、日帰り客も積極的に受け入れているようです。

湯は、PH9.2のアルカリ単純泉でぬるぬるです。
大沢温泉の湯とそっくりですが、
2箇所ある風呂は、どこにでもある感じの
造りでおもしろくありません。

北上にやってきました。
駅前広場では、すでに芸能まつりが始まっていました。

この日は、ツインの部屋がとれなくて、シングルx2となりました。
ダンナは禁煙室、私は喫煙室ですが
ダンナは、ほとんど私の部屋に居ました。
何かと便利なのでしょう。

ベッドは、セミダブル。
これなら、一部屋でよかったなぁ・・・。
(それは不可ですが)

荷ほどきもそこそこに、ダンナを残し
私は、「詩歌の森」で行われている「鹿踊」を観に急ぎます。


盛岡から北上へ-1

2008年08月13日 | 旅-東北

盛岡の朝、ホテルの前を流れる北上川沿いを散歩しました。

季節の花が咲き乱れています。
バラもまだきれいに咲いているし、芙蓉の花が満開。

右端に見える茶色の建物が泊まった「ホテルルイズ」です。
アーチ型の橋が、開運橋。

ここは、「開運橋花壇」。

天気が良ければ前面に大きな岩手山が見えるのですが、
あいにくの曇り空、山すそさえ見せてくれませんでした。

ベゴニアの後ろは、花が終わった菖蒲。
花開いている時は、さぞかしきれいだったでしょう。

ホテルの前の並木には、盛岡らしく鉄の風鈴が、
爽やかな音色を響かせていました。

さぁ、朝食としましょうか・・・。