親父、何やってるんだ!

呑んだくれ親父の独り言です

稲が色付きました

2015年08月23日 | 農業

5月4日に植えた田んぼの稲が色付きました。
今年は、猛暑の影響で例年より10日程生育が早いと言われています。
例年9月に入ってから田んぼの水抜きを始めるのですが、この田んぼは20日ぐらいに水を抜きました。早い家では、盆の頃に水抜きを始めた家もあります。


中々良い穂だと思います。
今後、台風が来ないのを祈るばかりです。


田んぼには、様々な生物が生息しています。
おなじみのイナゴです。
稲の葉を食べる害虫ですが、実際には固い稲の葉より柔らかい雑草を好んでいるようです。


シオカラトンボもいました。
田の草取りをしているとトンボはもちろん、ヤゴも沢山見かけます。
流れがゆるく暖かな田んぼは生き物の宝庫です。


稲刈りに備え田んぼを干した事で小魚が死んでいました。
6月に行う中干しでは小魚はもちろん、オタマジャクシが大量に死んでいました。
たかが米を作るにも大量の生き物の犠牲の上に成り立っています。

たとえ菜食主義者でも、多くの生物の犠牲の上で生きながらえている事を忘れてはいけません。