2009年に初めてこの人の演奏を目撃した時は驚いた事を今さらながら思い出している。
以来、少ない回数ではあるが、また会場によっては演奏時間が短かかったりするが、何度かライヴ観戦している。
その、トミー・エマニュエルの配信が4月30日18時からあった。
開演時刻には間に合わなかったので、翌日、他の事をしながらのながら視聴を果たして、さらに再視聴期限ギリギリの5月6日にもう一度再視聴。
オープニング早々の映像では、ナットとペグの間あたりに挟み込んでいたサムピックが、ワタクシにパスしてくれたのと同じデザインだったのでうんうんとうなずく。
配信動画では演奏中の両手の動きをアップで映す角度が多かったのだが、この人のギターをコピーするのをすっかりあきらめているワタクシとしては、いつものライヴ会場のようにスタンディングで楽しそうに演奏する全身像を映して欲しかった。
とは言いながらもギターテクに興味は残るので、時に食い入るように見つめてしまったのだが、中でも特に、Dのローコードフォームのまんま親指で6弦押さえて他の指で7フレットあたりを押さえてハイポジョンに持って行くのは、ワタクシには絶対に無理無理とあきれ果てた次第。
28分過ぎ、ナッシュビルのギタリストTREY HENSLEYと共演した 『GUITAR BOOGIE』と、
その後、ROB ICKESというドブロギターの人と共演した『IT'S NEVER TOO LATE』の2曲のデュオを挟むのだが、
この2人のギタリストとはお初だったので、要チェック、要チェック。
再びソロに戻るが、ず~っと座ったまんまの演奏で、エネルギッシュに体を揺らしたり動かしたり、時にスネアブラシでギターやマイクスタンドをこすったり叩く姿が見られなかったのが物足りない。
今回は、昨年海外で配信された、アメリカのライブハウス、The Birchmere とThe Coach House を支援するためのチャリティーとしてそれぞれ行った2回のライヴストリーミングを日本独自に再プロデュースした特別配信という事で、
前半終了後に、ドルフィンギターズと MATON GUITARのCMが2本続いて第2部に突入。
珍しくガットギターで演奏した『Since We Met』や、ジョージハリソンに捧げたという『PAPA GORGE』などの収穫もあったが、ライヴでやってるDOC WATSONナンバーのメドレーをやってくれなかったのはどうしてだろう?
最初番組が始まってから演奏開始までにタイムラグがあって少しイライラさせられたが、字幕入りの本人曲紹介MC入りで、最後にもう一度CM2本が入って2時間ちょっとの配信。
事前に公表されていたセットリストによると、
■Livestream for The Birchmere より
1. Song For a Rainy Morning
2. The Jolly Swagman
3. Hope Street
4. Timberlake Road
5. Lewis & Clark
6. Guitar Boogie with Trey Hensley
7. It's Never Too Late with Rob Ickes
8. Angelina
9. Blood Brother
10. Stay Close To Me
■Livestream for The Coach House より
11. Since We Met
12. Only Elliot
13. Papa George
14. Mombasa
15. Fuel
16. Classical Gas
17. Traveling Clothes
18. Mr. Guitar
19. Gdansk
20. Tall Fiddler
21. Antonella's Birthday
22. Those Who Wait
23. The Wide Ocean
24. Endless Road
25. 香水 (Bonus performance for Japan)
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