lizardbrain

だらだらぼちぼち

山崎まさよし HAND MY ADDRESS 2006 ツアー (補足)

2006年10月02日 20時03分10秒 | 音楽

山崎まさよしライヴについてはケリをつけたつもりだったが、少し補足しておきたい。
というのも、ついつい第一印象から判断して、バックで演奏していたベーシストとドラマーを「プロレスラー」呼ばわりをしてしまったので、寝覚めが悪かったのだ。

まず気になって仕方がなかったのが、ベーシストの中村きたろうという名前。
確か、久保田利伸がアメリカ征服に出かける前に率いていたバックバンド、MOTHER EARTHのベーシストもキタローという名前だったなぁ、、、、、、?
だが、スキンヘッドで、先日のプレイスタイルからすると、久保田のバックの時みたいにンペンペ・チョッパーで暴れまわる事も無かったし、別人だろう。
でも、きたろうなんて名前は、めったな事で可愛い我が子に親がつける名前ではないから、そう何人も日本中にきたろうなどという名前のベーシストが存在するとも思われないし、、、、、(本名とは限らないって、、、、)

それで、ベーシストの中村きたろうについてググってみた。

ネット検索をする場合、とても大事な注意点がある。

それは、ネット検索をして、たどりついたホムペあるいは日記サイト等に書かれていることが真実なのかどうか?
という事だ。

例えば、山下達郎夫人であるところの某シンガーの夫が、いつの間にやらジャイアンツの選手にされていたり、、、、、、
そして例えば、亡くなった偉大な上方落語家が、いつの間にやら奥さんとは別の女流三味線漫談家と結婚していたり、、、、、、

ネットには、きっと酩酊した上で書かれたのであろう、という胡散臭い話がたくさん転がっている。
たくさん転がっている中で、どうやって正しい情報にたどり着くかという直感が必要になってくる。

そういう点に充分注意しながらググってみた。

だが、運の悪い事に、中村きたろうのオフィシャルHPが見当たらない。
彼に関して、他にヒットしたサイトをチェックしてみると、
プロデュースや編曲でも活躍していてセロリのアレンジもしているらしいこと、
アナム&マキのサポートや療養中の忌野清志郎の現在のバンドメンバーらしいという事以上に、詳細なプロフィールが見当たらない。

ところが、オフィシャルではないが、ファンが運営しているというkitaroh websiteというサイトを発見。
なんと、そのサイトのプロフィール欄には、
’86年~久保田 利伸のツアー、レコーディングに参加。とある、、、、、、
ああ
まさかと思っていたが、ワタクシがレンタルビデオ店から借りてきてコピーして、あの頃繰り返し何度も鑑賞した久保田利伸ライヴ前後編に出ているきたろうと同一人物だったのか
誰か、それを先に言っておいて欲しかった

だ、だ、だ、だ、だまされた、、、、、、

こないだの山崎まさよしの時とは、随分とプレイスタイルが違うぞ~、
本人の外見も随分違うぞ~
さらに『プロデュース・ワーク』のページをクリックすると、
過去には、
久保田のバックコーラスでもおなじみのアマゾンズ、歌姫マリーン石井竜也などに混じって、おやじダンサーズまで手がけている、、、、、、
しかも、キンキキッズあかんよbabyという曲にいたっては、没になっているという事まで公表しているのがおもしろい。


一方、ドラムスの江川ゲンタについての情報は、これ以上にてこずった。
またもや、公式サイトが無い上に断片的な情報しか見つからないのだ。

いわく、DJもやっているとか?
DJって、ラジオで喋ってる人?
それとも、騒々しい場所でターンテーブル回してる人?

いわく、野狐禅ってバンドのサポートもやっているとか?
で、このバンド名、どう読むのさ?

などという事が小出しにわかるだけ。
もういい加減で検索作業をやめようかと思っていたらば、とあるブログに重大な秘密が隠されていた。

これまたなんという事だ
そこには、江川ゲンタは、日本が誇るサルサバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバーだという記述があった
まさか?
と思って、手持ちのCDやマジソン・スクエア・ガーデンのライヴビデオを確認してみたが、メンバーの中に該当する名前は無い。
という事は、最近活動を再開した新生デ・ラ・ルスの事だろうか?
と、デ・ラ・ルスのホムペでメンバー名をチェックしてみると、あったあった
新生デ・ラ・ルスで、GENTAという名前でティンバレスを担当しているではないか
誰か、それを先に言っておいて欲しかった

これで、二人のプロフィールの一端が見えた。

ベースの方はともかく、ここでドラマーの江川ゲンタに言っておきたい事がある。
大きな声を出すと、ファンに聞かれてしまうかも知れないので、小さい声で言っておきたい事がある。

「まさやんのバックでドラムがうるさ過ぎるぞ~!」


さて、もう一言。
『HOME』というアルバムのプロデュースは、ギターを抱えた評論家、萩原健太だったのか


コメントを投稿