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だらだらぼちぼち

紀和鉱山資料館 (3)

2023年12月08日 11時01分00秒 | 風景光景

あまり遠くに行ってしまうと迷子になる恐れもあるので、紀和鉱山資料館に戻る。

 

この紀和鉱山、

鉱山という名にひかれてやって来たのだが、さてさて、ここでどんな鉱物が取れたのかというと、ここに来るまで全く知らなかった。

それは、銅なのだという。

隣の県とはいいながら同じ紀伊半島に住んでいながら、この鉱山で銅が産出されていたなどとはほとんど知らなかったのが情けない。

(もしや小学校で習ったかもしれないが、習っていたとしてもすっかり忘れているのだよ。)

 

 

          

敷地内に、発掘作業に使ったらしい機関車やトロッコが。

          

ほぼ野ざらし状態で、かなり老朽化しているが、

はて?

果たして、こんなに狭い軌道で、こんなに小さい車両で掘り出した銅や作業員を鉱物を運べるものだろうか?

との疑問が沸いてきた。

          

          

もしやミニチュアサイズの模型か?

と思ったが、わざわざこんだけ経年劣化したミニチュア車両を作成するはずがないから、これはたぶん実物なんだろう。

鉱山の狭い坑道の中で運搬するのには、これくらいのサイズが必然なのだろう。

 

そばには足湯もあったが、コロナのせいなのかどうか、現在は使用されていない。

 

いよいよ紀和鉱山資料館に入館。

 

入館料¥310を支払って、まず目についたのがこの『熊野ジャズフェス』のポスター。

ずいぶん前に一度行ったことがあるが、へ~え、まだ続いてたのかと感慨にふける。

(この話はいずれまた)

 

 

展示室は2階。

          

あっ、誰かいる、とびっくりしたら、大庄屋の再現モデルだった。

          

          

アリの巣を観察するような坑道内の模型。

この中では荒くれ男達が働いていたのか。

 

このエレベーターで下に降りると、玄関前広場にあった線路に着いて、実際にトロッコ体験できるみたいだが、今は使われていない。

 

館内写真撮影はOKなので写真はたくさん撮ったのだが、これくらいにしておこう。

この日は、ワタクシの他誰も入場者はいなかったが、小中学生の社会見学にはもってこいの資料館だろう。

 

この後、尾鷲市方面に足を延ばす予定だったが、外気温はすでに30度を超えていて、道中、燃費低減のためにエアコンを入れずに来たので暑さがこたえた模様で、ぐったり疲れてしまった。

どうにも気力体力がよみがえる気配がないため、そのままさっき来たルートをUターンして帰宅した。