lizardbrain

だらだらぼちぼち

祭はロングラン

2020年07月22日 12時33分07秒 | 無駄話

前々からその傾向があった、『人が集まるところが苦手』というのをこじらせてしまったようで、それがいよいよ『人がいる場所が苦手』になりかねないぞ、と冷静な心身状態の観察を怠らないように気を付けながら、とある祭が継続中である。

どうしても可能な限り人に接近しないで済むことを望むので、つまり、『テイクアウト祭』。

大した頻度ではない、1~2週間に1度くらいの事だが、ワタクシにとってはかつてなかった祭をレポートする。

何よりも店内に入らずに済むのはドライブスルーだと思いついた。
ドライブスルーのある店でも店内で食してきたので、これまでやった事がない、というかやる必要が無かったシステムだが、試しに吉野家のドライブスルーで牛丼大盛りつゆだくをオーダーした。
持ち帰ってすぐに自宅で食せるように、17:30頃に𠮷野家へ行き、そのまんま5分ほど走行して家に帰るとすぐに夕食に持ち込む手はずだった。
持ち帰って保温容器を開けてみたら、容器の形状が違うからかなんか牛肉が少なく思えて、つゆだくと言ったのにつゆが少ない気がして萎えた。
さらに、家に着いてからお湯を沸かしてお茶とみそ汁の用意になってしまったので、食するまでに少し手間取ったからか、牛丼はすでに冷めるモードに一直線で向かおうとしていた。

その時は、どうやらこれは失敗したらしい感づいたのだ。
もしかするとこれは、冷める前に食する事に無理ににこだわらない方が良いらしい。

少々手間取ったとしても保温容器から出して、牛肉や玉葱を皿にご飯をどんぶりに移し分けてからチンする方が良いのかも知れない。

何よりも、あの角ばった牛丼容器のままでは食しにくいので、今度はそうしてみようと反省した。

次に、鶴橋風月でイカ豚モダンをテイクアウトしてみた。
ここはドライブスルーではないので、店内レジで注文して支払いを済ませておいて、焼き上がりを待って店外のベンチで受け取った。
家に帰るまで1時間くらいかかる、ちょっと離れた場所にある店舗なのでもちろん冷め切っているのをチン。
チンしたのだが、鉄板の上でソースが焼ける音と匂いに浸りながらアツアツのをフーフー息を吹きかけながらがっつく雰囲気が再現できない。
モダン焼だったので、テイクアウト用の割りばしで麺を切り分ける事が難しく、やはりコテでゴシゴシ切れ目を入れておいた方が良いのだろうか。
今度はモダン焼にせずに麺のないお好み焼きにしようと反省した。

王将。

ここのテイクアウトは以前に何度もやった事があるので大きな問題は無いはずだった。
昼食夕食の混み合う時間帯を避けて受け取りに行ったのだが、ドライブスルーではないので店内のレジで支払わなければならない。
電話で指定した時間に受け取りに行ったのだが、テーブル席は空いてるのに2~3組のレジ待ちが起きて、さらにソーシャルディタンスを確保して前の人との間隔を空けて並んでいるワタクシの直前に割り込んできたオッサンがいたので密な列が発生してしまった上に予定よりもタイムロスが発生。
家の中で餃子をやると匂いが残るという問題も考えなくてはならない。

ココ壱カレー。
家に帰って保温容器を開けると、ご飯とササミカツとルーが分けられてセットされているので、そのままスプーンでご飯の上にルーを流し込んで食したが、やはり家に帰るまでの5分ほどの時間に冷めかけていた。
そうか、そうか、
テイクアウト容器の中でルーとご飯と具が分けられていたという事は、それぞれ別々の容器に移してチンすれば良かったんだ。

後日、クチコミで得た知識によると、ここのテイクアウト容器は電子レンジに耐えられるらしいとの学習を深めた。
次回には、ご飯と具(この時は手仕込みササミカツ)を陶器製の皿に移して、ルーはテイクアウト容器のまま別々にチンしてみるとそれらしくなった。

後日、再び吉野家ドライヴスルーに再挑戦。

豚肉の生姜焼きをオーダーしたら、スピーカー越しにそれはテイクアウトメニューには無いと言われた。
店に向かう前にネットのテイクアウトメニューを吟味してから来たわけで、いやいや、そんなはずはないだろうと思いながら、何もオーダーせずにスネて帰ってしまった。

さらに後日、こうなれば、と、すき家のドライブスルーにも挑戦。
牛皿とあさり汁をオーダーした。
帰宅して容器を開けてみると、牛皿とはすなわち、牛丼のごはん抜きそのものだと気づいたので、それなら家の炊飯器のご飯にすき家の牛皿をぶっかければ良かったわけだ。
と、考察を深めた。

 

ガストの豚肉の生姜焼き弁当も持ち帰ってみた。

我が家のレンジよりも弁当の容器の方が大きい(横幅が長い)ので、仕方なく皿に取り分けてチン。

テイクアウト5%オフのクーポンをもらったので気分が良いのだが、おかずだけの注文にした方が良いかも知れない。

 

昨日、道とん堀というお好み焼きにチャレンジした。

ここは店内の鉄板で客が自分で焼くシステムだが、自分で焼くとお好み焼きを裏返す時に失敗して崩れてしまう悲劇が70%くらいの率で発生するのが弱点なのだが、テイクアウトだから店の人がきれいに焼いてくれる。

一番近くにある店舗は昼間の3時から5時まで休憩になってしまうので、いかにして休憩時間を避けるかを考えなければならない。


さてさて現時点での結論であるが、
鶴橋風月と道とん堀を除いてはさして離れた店舗ではないとしても、家に帰るころにはどうしても冷めてしまう。
あのフワフワしたテイクアウト容器には、製造原料によって、そのまま電子レンジに耐性がある物と、決してチンしてはいけない種類の物がある事も学んだ。
これまで、コンビニ弁当は悩むことなくそのままチンしていたのだが。


やっぱり、店の中で熱々の出来立てのをフーフーしながら食するのが一番美味いのだ。

どう考えても
『新たな日常を取り戻していく』
などといいう日本語は間違ってると思うぞ。
『新たな物』を『取り戻す』などと、TVカメラの前で恥ずかしげもなく公言できる人物はいまではすっかり国民の前に出てこなくなった。