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だらだらぼちぼち

LARRY CARLTON / ON SOLID GROUND

2020年05月11日 15時23分11秒 | 盤棚一覧
最近ブックオフで買ったアルバム



LARRY CARLTON / ON SOLID GROUND

1 Josie
2 All In Good Time
3 The Philosopher
4 Layla
5 On Solid Ground
6 The Waffer
7 Bubble Shuffle
8 Chapter II
9 Honey Samba
10 Sea Space

1989年 MCA MCAD-6237 輸入盤

Larry Carlton  g. key. b.
Kirk Whalum  sax.
Terry Trotter, Alan Pasqua, Rhett Lawrence, David Foster, Brian Mann  key.
Dean Parks  g.
Abraham Laboriel, Nathan East, John Pena  b.
John Robinson, Rick Marotta  d.
Paulinho Da Costa, Michael Fisher  per.

この人のギターもヴォーカルも大好きだというのに、
いったいどうしてそんな大事件を知らずにいたのか、
ラリー・カールトンが銃撃されたらしいとの噂を聞いたのはつい何年か前の事だった。
その時になんとなく流れてきた情報でワタクシが理解したのは、ライヴ中に起こった客同士の銃撃戦の流れ弾が当たったらしい、、、、、
という話だった。

ところが事実はどうやらそうではなかったようで。
このアルバムに関するデータを探していると、どのサイトでも必ずその銃撃事件の事に触れられていて、
しかもサイトは異なってもこの事件についての記述はほぼ同じ内容で、
(つまり、誰もがどっかからの情報をコピペしているだけで)

1988年4月、ラリー・カールトンが、"Room 335"(南カルフォルニアにある自宅のプライベート・スタジオ)の外にいた青年に銃撃される事件が起きた。
とだけ記述しているサイトが多い中、別のサイトでは
ラリー・カールトンが自宅に帰ってきた時、楽器や機材を盗み出そうとしていた暴漢と遭遇してしまい撃たれた。
ともある。
後者の方が信ぴょう性が高いと思われる。
どちらにしても、幸い一命はとりとめたもののこの銃撃により声帯と左腕にも後遺症が残り、唄ったりギターの演奏ができるようになるまでには半年以上を要したほどの重傷であったらしい。

銃撃事件が起きる前にアルバムの収録は終わっていたようだが、そんな状況から奇跡的ともいえる復活を果たしてリリースされたのがこのアルバムらしい。
スイング・ジャーナルとかジャズライフならアルバム発売を機に本人へのインタビューもしただろうし、もう少し詳しい事がわかるはずだが。
ともかく、よくぞ無事に生還してくれたものだ。
このアルバムでもAbraham Laborielのベースが聴ける。