lizardbrain

だらだらぼちぼち

北海道(1)プロローグ

2018年02月27日 15時47分08秒 | 風景光景
常々、時間さえできれば遠出したいと空想していたらば、
何故か突然、まとまった自由な時間が目の前に落っこちてきた。
ならばここは遠慮する必要はない。
ちょいと長めの遠出をするしかない。
手段はもちろん、クルマでの移動。
運転するのは自分だけ。

理想とするのは 晴れた風景の中だけを気持ち良く走行する事。
さすがに晴天だけに限定するわけにもいかない。
仕方がないので、曇り空も受け入れてやる事にしよう。
ただ、雨が予想される時には天候が回復するまでその地に留まりたい。
1日待っても回復しないならば、次の日もさらにその次の日もその地に留まっても良いと思う。
そこがホントに何も無い場所であっても、文庫本でも読みながら。
手持ちの文庫本を読み終えたら、ブックオフを探せば良い。
青空文庫というツールもあるし。
そして、天候が回復したら移動を再開する。
そうだ、これをやってみたい。

プランは妄想的にどんどん膨らんでいく。

これを押し通すには、天気予報と相談しながら、その日その日の宿を決めれば良い。
今時、できないわけではないだろう。
そうなると、旅の終わりがいつになるやら見当がつかなくなってくる。
そうそう、最近、海外から日本へやってくる旅行者が増えているので、その日その日の宿に空室が無くて途方に暮れる場合が十分考えられる。
クルマとはいえ野宿は避けたい。

そこまで考えていると、
あれ?
帰宅しなければならない期限があるのに思い当たった。
どんどん膨らんだプランが少しだけしぼんでいく。

今回は晴天や曇天にこだわらす、雨天も受け入れるしかない。
と決断して、旅程作成に取り掛かった。
あれにもこれにも悩まされながらも、十分に余裕を持たせたつもりで考えてみたら、
2017年6月17日に出発して7月11日に帰って来るというプランが出来上がった。

これは、ワタクシ史上最長の旅である。
こうなると、ほとんど家出に近い。
こんだけの長期になると、当然、着替えが足りなくなる。
かねがね、途中でコインランドリーに立ち寄りながら旅する事には憧れさえ寄せていたので、申し分ない。

さて、
行先だが、

遠出といえば北海道と決まっているではないか。
北海道には梅雨が無いとよく言われているが、調べてみると決して梅雨が無いわけではなくて、確かに雨が降りやすい時期はあるらしい。
それでも、ワタクシの居住地に比べると降雨量が少ないことは期待できる。

なにぶん、いまさら去年の6月7月の事を思い出すわけで記憶は心もとない。
写真のデータを確かめながらじっくりとアップしてみる。
もう少し早くやっとけば良かったと悔やみはするが、これ以上放っておくともっとたくさんの部分を忘れてしまうだろう。
何もしないよりは意義があると思われる。

時間がかかりそうだけど。

と、言い訳は忘れないで、やってみよう。