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だらだらぼちぼち

木曾・信州(10) 馬籠宿

2013年09月02日 11時33分41秒 | 風景光景

7月28日、15:06、
宿場シリーズはさらに続き、馬籠宿に到着。



最初に見かけた駐車場を行き過ぎてしまったが、案内に従って坂道の上の少し離れた駐車場に行くと、すぐそばに展望場があった。

今回、奈良井宿妻籠宿、そしてここ馬籠宿と、昔からの風景を保存していると言う3箇所の宿場町を歩くことができた。
それぞれの宿場に違った歴史があり、違った成り立ちがあるはずだが、ワタクシのようなシロートの目には3箇所とも同じような風景に見えてしまう。
ただ、ここ馬籠宿が圧倒的に他の宿場と違う点は、ず~っと続く坂道に沿っている事だ。
カーナビに従って、たまたま到着した場所が坂道の頂上だったらしく、ひたすら坂道を下り続ける事になった。

          

実際に歩いてみると、上の2枚の写真での見た目よりももう少し急な坂道だった。


         
目的地の藤村記念館は、その坂道の途中にあった。

          
      
左は、藤村が少年時代の勉強部屋だったという隠居部屋。



藤村記念館を出て、もう少し坂を下りてみようとしたが、どう見ても、この先もひたすら下り坂が続いているとしか見えない。
坂道を下りて行くと言うことは、どう考えても、帰りはその坂道を上ってこなければならない。
妻籠宿で歩き過ぎたのか、下り坂を見ているだけでどうにも足が重くなってきた。
帰り道を考えると、このときのワタクシにはあんまり先に進む余力が残っていなかった。
藤村記念館の近くでアイスコーヒーを飲みながら、しばし休息。




古くからの町並みを保存していると言う奈良井宿妻籠宿、馬籠宿。
これまで、こういう街道の宿場町を目にした事が無かったので、新鮮な気持ちで歩けた。
やってくる前には、時代劇ドラマ、例えば『木枯らし紋次郎』(例えが古すぎ、、、、、笑)なんかのロケをそのまんまの状態で撮影できるくらいかもと想像していたのだが、実際、ここで生活しているわけだからその痕跡を消すわけにはいかないだろう。
それに、この宿場町に住んでる人が今風の2世帯住宅に建て替えようとしても、そうはいかないんだろうなどと、不便さも少し想像してみた。
へこたれて途中で折り返してしまったワタクシだったが、このまんま馬籠宿の坂道を下りていった終点はどうなっているのだろうか?
とも、少し想像してみた。