lizardbrain

だらだらぼちぼち

息切れ

2011年01月24日 13時58分47秒 | 映画とかTV

ウワサどおり、いよいよハリポタシリーズは最終章らしい。
赤塚不二夫展のついでに、『ハリーポッターと死の秘宝Part1』を観に行こうと上映スケジュールをチェックしてみたら、驚いてしまった
これまでのハリポタシリーズとはちがい、1日あたりの上映回数がめちゃくちゃ少なくなっているのだ。
梅田のTOHOシネマでさえ、字幕版がたったの1回、吹き替え版がたったの1回しか上映しない。
以前はもっと何度も上映していたはずなのに。
これまでは、ず~っと字幕版を観てきたのだが、今回は、帰宅時間の関係で吹き替え版を鑑賞した。
字幕版だからなのかどうか、1日1回の上映に加えて、上映する劇場も、TOHOシネマで一番狭い所での上映だった。
字幕だとか吹き替えに限らず、以前はもっと広い劇場で、もっと何回も上映していたのにと思うと、観客動員数が落ちているのかとの疑惑が沸いてくる。

ハリーもロンもハーマイオニーも、皆、日本語をしゃべっているので、妙ないかがわしさを感じたが、吹き替え版を観る方が楽だと思った。
例えば、3人組が話している後でラジオニュースが流れるシーンだと、3人の台詞もラジオの声も同時に理解できる。
これが、字幕版だと、とうていワタクシには理解できなかったに違いない。

これがハリポタシリーズ何作目になるのかどうか忘れてしまったが、今までのストーリーのほとんどの部分がワタクシの記憶から抜け落ちているのを確認して、さらに唖然としてしまった。
数あるサブキャラクターの名前や特徴はともかく、ハリー・ポッターが蛇と話せる特技の持ち主だという基本情報すら、すっかり忘れかけていたのだから、困ったもんだ、全く。
世の中には、ワタクシと同じように、長期間のシリーズ物の展開から落伍しつつある人々が多いのだろう。
だから、上映回数も減少しているのだと推測しよう。

内容として、今回の『ハリーポッターと死の秘宝Part1』は、やたら場所を変えて逃げ回っているために場面転換が多過ぎ、ワクワクするシーンがほとんど無くて、つまんない。
あっ、大変な事を言ってしまった、、、、、、
はいはい、言ってしまったからには仕方が無い、つまんないと感じるのは、ワタクシに理解力が無いからに違いないので、申し訳ない気持ちで一杯だ。

それにしても、あの日、梅田TOHOシネマの一番狭いスクリーンの観客は熱心だったなぁ。
吹き替え版の本編が終了後、いつもならエンドクレジットが始まる頃には大半の観客が席を立つはずなのに、ほとんどの人がエンドクレジットが終わるまで席を立とうとしなかった。
座席数が少ないので、思うように出口に向かえなかったという事情もあったかとは思うが、きっと熱心でストーリーを十分に理解しているハリポタファンばかり集まっていたのかも知れない。

エンドクレジットといえば、横書きの英文の出演者名が流れ出す頃に、画面の右側に2行の縦書きで『声の出演者』の名前が流れていた。
配役名が2人分なのに、声優名が1人しか表示されていない時があって、
横の席の方で、
「あれ?」
という声が上がったが、双子の吹き替えを声優一人でやっていたわけで、納得。

名前が出てきた声優名には、ワタクシの知っている名前はほとんど無かった。
今までの見た目のイメージとして、スネイプ先生の声は江守徹か鹿賀丈か役所広司がやるもんだと思い込んでいたが、ぜんぜん違っていた。

さてさて、
来たるべくPart2に備えて、過去のハリポタシリーズをDVDで復習するべきか?
いや、1本あたり3時間くらいかかる作品ばかりなので、それにはとてつもない時間を要するだろう。

それなら、原作本を初めっから読むべきか?
いや、あの分厚い本を何冊も読了するには、DVDを観る何十倍の時間を要するだろう。

どうしよう?
と悩みながらも、ここまでつきあってきたんだから、次作にもきっと足を運ぶんだろうな、と推測する今日この頃だ