焼き討ちにあったために漂流生活をしていた頃、いつしか、近くの温泉施設で入浴するのが慣例となっていた。
自宅再建後も、何の因果か半漂流生活が続いていて、今でも時々、温泉行きで心身を休めなければならない。
先月末に、とある温泉へ行きフロントで入浴料金を払うと、その日に限って抽選券を手渡された。
7月7日、七夕の日に抽選発表があるという、ちょっとばかし粋な抽選企画なので、捨てずに財布の中に保管しておいた。
運よく、抽選日に再度その温泉へ行く時間ができたので、夕食後、そこまで直行
どんな賞品が当たるのかを調べもしないで、まさか当たってないだろうな?
と思いながら抽選発表のディスプレイを確認すると、
「あった!」
ワタクシの抽選番号、307番が見事に当選
賞品は図書券らしい。
封筒を開けたら、こんな包装がなされていて
図書券と言ったって、どうせ¥500のだろう、
と思いこんでいたのだが、意外にも¥1,000もの高額賞品が入っていたので、ビックリ
入浴料¥400、コインロッカー代が¥10と、1回当たり¥410を支払うこの温泉だが、ワタクシは今年の3月頃から通算して、まだ6~7回しか利用していない初心者だというのに、
¥1,000もの図書券をいただいてしまったので、すっかり恐縮しているのだ。