lizardbrain

だらだらぼちぼち

HARD ○FF 面白がったり ムッときたり

2007年08月03日 22時39分25秒 | 音楽

本やCDだけでなく、楽器やゲーム機やPCやその関連パーツなども扱う、ブックオフ型の店舗がある。

5月の渡辺貞夫ライヴの時に、時間があったのでちょっとばかりのぞいてみたのだが、今回は、2度目の訪問となった。


5月に行った時に、一番気になった商品がこれ。
まだ、売れ残っていた。
OVATION ADAMASの中古品。
商品に付けられたタグによると、初期のADAMASモデルらしいが。
売値が¥273,000(税込み)。
新品時の店頭価格が¥500,000を越していたはずのギターだが、ここに陳列されているADAMASのコンディションが良くわからない。

この店は、さほど、アフターサービスや機能の保障に熱心ではないようで、この写真の位置に陳列されているギターには、一応、3ヶ月保証が付いているが、それは、このコーナーのギターが高価な商品だから。
別の位置に陳列されているギターは、安物な事もあってか、なんと、弦を取っ払った状態で陳列されている物もあった。
どんなに安物のギターであっても、弦を張らずに保存するなどということは、プロの楽器屋ではありえない話。
しかも、温度や湿度の管理も全くしていないはず。
本やCDといったソフト商品は別として、このギターに代表されるハード商品の品質管理は全く期待できない。
「えいや!」
と、目をつぶって買ってみれば、案外、掘り出し物に出くわす可能性も無きにしも非ずだが。

楽器は、試奏する事も可能のようだが、今のところ、ギターを買い増す予定は無いので、手に取る事はしなかった。

実は、楽器屋のギターコーナーに陳列されているギター達を(買う気も無いのに)ぼんやりと眺めている時が、ワタクシにとって、人生で一番安らげる時間なのだ。
という事で、中古品である事や、店の品質管理うんぬんは別として、陳列されている他のギター達をぐる~っと眺めておいて、他の商品のコーナーへ移動。

オーディオ機器を見ていると、価格を書いたタグに何やらメモ書きをしているのに気付いた。
商品のコンディションについて説明しているようだが、
「電源を入れると、音が出ました。」
といった表示が多いのには、笑ってしまった。
当然、こういう商品は、価格が安いわけだが。
店のスタッフに、こういう書き方をしている商品の機能についての説明を求めようとしてはいけない。

電気モノのリサイクル品の売り方というのは、難しいのだろうなぁ。
この店のように安い物は突き放して売ってしまう、というやり方も合理的である。

と、面白がりながら、ソフト商品のコーナーへ移動して、一通り物色を始める。

中島らもの文庫本2冊と、吉田美奈子と大村憲司のCDを1枚ずつレジに提出して、レジ打ちが始まった時に問題が発生。

大村憲司のCDには、


ごらんのように、左下の大き目の価格シールには¥1,950、左上の小さいシールには¥1,000と、別の値段が書かれたシールが2つ貼られている。

ワタクシは、
「はは~ん。元は¥1,950だったのだが、¥1,000に値下げしたのだが、元の値段シールをはがし忘れているのだな?」
と、解釈していたのだが、

レジ打ちを始めた店員さんも、2つの値段シールに気付いて、手が止まった。
一瞬、両方の値段シールをチェックした後、
「このCDは、¥1,950になりますが、よろしいでしょうか?」
と尋ねてきた。
どうやら間違っているのは、¥1,000の値段シールらしかった、、、、
あまり時間が無かった事もあって、
思わず、
「はい。」
と答えてしまった。

バーコードの付いている方が、正当らしいが、
今、買ってきたCDを眺めているのだが、あの時、ゴネてみる手もあったのだ。
¥1,000のシールを貼り間違えたのだとしても、それは店の責任なのだから、例え間違っていたとしても¥1,000で売るべきでは、、、、、、?

中古品の値段の付け方って、ルールがあるようだが無きに等しい。
文庫本が100円玉2~3枚で買えるのはありがたいのだが、CDの場合、新品価格大して変わらないものが多いように思う。

封を開けて、ケースから出した大村憲司のCDは、ジャケットにもディスクにも手アカや傷が目立っている。

これは、¥1,000が正解ではないのかい?

と、今になって、ムッときているところだ、、、、、、