lizardbrain

だらだらぼちぼち

大人の遠足 2006 / F1日本GP (2) 10月7日 予選日

2006年10月10日 00時53分39秒 | F1

12時28分、ようやく見慣れた場所にたどり着いた。
ここは、サーキット入り口のゲートを入ってすぐの場所だが、この人ゴミはどうした事だ
例年の土曜日の人出を大きく上回っている。
これでは、まるで、決勝レースが行われる日曜日ではないか、、、、、、

これまでのF1レース期間中で、入場者総数14万人だとか15万人だとかの群衆が集まるのは、決勝レースが行われる日曜日だけの事なのだ。もちそん、それ以前から泊り込みでやってくる熱心な観客もいるのだが、予選日の土曜日にやってくる観客数は、決勝日よりも随分と少ない。

やはり、
「鈴鹿でのF1レースは今年で最後かも?」 
との熱い思いが、観客の出足を早めているのだろう。
ネタを探して歩き回るのには、ほど良い込み具合になる土曜日が最適なのだが、これではどうにも動きづらい。

  
ブリジストン・ブースにたどり着くと、ちょうど、ブリジストンF1の顔である浜島氏と、ドリフトキング土屋圭一のトークショーが始まる所だった。
面白そうな顔合わせだが、残念ながらじっくりと話を聞いているヒマがない。


          

我らがホンダ・ブースでは、一斉にフラッグを振りながら応援の練習に余念が無い。

 

ホンダ・ブースの裏側のテントでは、ホンダ応援グッズを無料で配布していた。
これだけの長~い行列だが、ただグッズを受け取るだけなので、並んでみると意外にも早くブース裏側にたどり着いた。
テントから出たあたりの隅っこに座り込んで中身を確かめていたらば、
「通路に立ち止まらないで下さ~い」
と、アナウンスされてしまった

トヨタのF1マシン。

 

スーパー・アグリのスポンサー、オートバックス・ブース。
「写してねぇ
とばかりに微笑まれると、シャッターを押さなければ失礼というもの。
この後、13時より、ウェア類お買い上げの方に限定で、井出有治選手などによるサイン会が予定されていた。
さすがに、琢磨、左近はサイン会には現れない。


デンソー・ブースでは、恒例のジャンケン大会。



   



大人の遠足 2006 / F1日本GP (1) 10月7日 予選日

2006年10月09日 22時12分54秒 | F1

そういったいきさつでワタクシ達は必ず再び鈴鹿で開催されると信じているが、しばしお別れとなりそうな鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリを観戦してきた。

10月7日。午前8時半、名古屋市内のホテルを出て鈴鹿へ向かう。
鈴鹿まで、高速道路を使って約70キロ。
1時間もかからないつもりだったのだが、蟹江インター付近で発生した故障車が止まっていたり、四日市あたりでは、なんと約10キロの自然渋滞が発生したため、結局、2時間近くかかってしまった。

よくよく考えれば、この日は3連休の初日。
お出かけするのは、F1観戦者ばかりではない。
しかも、どうやら四日市付近には普段から交通が集中するようで、ワタクシの過去6年間のとぼしい鈴鹿F1経験の中でも、土曜日のF1予選日に名古屋方面から鈴鹿に向かった事がなかったため予想できなかったのだ。
鈴鹿市内に入ると、気のせいか、例年の予選日よりも交通量が多い。
サーキットから少し離れた駐車場にクルマを置く。
ここは、事前に予約する事が出来る穴場の駐車場なのだ。

いいトシをした男ばかりの4人組だったので、今さら仲良く連れ立って歩く必要も無い。
一同バラバラに歩き始めたのだが、近道のつもりで細い道に入ると、いつもの遊園地のゲートに通じるメインストリートにたどり着けない。
キョロキョロと前後の様子を探ると、見るからにF1観戦にやって来た人々が、ワタクシと同じ方向に歩いて行くので、「いつもとは違う方向かもしれないが、サーキットに着く事だけは間違いないだろう。」と確信する。
サーキット隣接の遊園地にあるジュピターという名前の観覧車が、例年通る道路から見るのとは丸っきり違う方向に見えている。
確かに、今までにこの道を通った事はない。



サーキット内では、午後からの予選に備えた調整のため、11時から各マシンのフリー走行が始まっている時刻。
クネクネした細い道沿いにフェンスが続き、そのフェンスの向こう側からF1マシンのエンジン音が聞こえてくる。
それも、すぐ近くに。
クルマ1台通るのがやっとという細い道路沿いの空きスペースには、私有地、社有地を開放した臨時の有料駐車場が営業している。
「駐車場 2日間 ¥25,000」などという大胆な看板に出くわし、驚愕する。
いつもと違う道筋をたどってたどり着いたサーキットの入り口は、なんともひなびた入り口だった。



今年のワタクシ達の座席は、ホームストレートから1コーナーに飛びこもうとするDスタンドなのだが、どうやら、そこから随分と離れたBスタンドの入り口から入ってしまったようだ。



2枚上の写真よりも見やすい、鈴鹿サーキットのサイトのスタンド案内図はここにおいておくが、このあたりには来た事が無い。ワタクシにとって新鮮な角度から眺められる良い機会なので、少し観察してみる事にする。
コース内では、フリー走行が続いている。



なるほど、自由席での観戦ものどかさを感じさせて良いのかも知れない。
今年は、ほぼ晴天に恵まれたが、傾斜がついたむき出しの地面なので雨が降ると大変らしい。

もう少し足を伸ばして、ヘピンカーブへ。



ここは、まさしく、ヘアピンの名に恥じない強烈なコーナーだ。
レースマシンが一気に減速して進入してくるため、写真を撮るには良いかもしれない。
ドライバーの表情も間近に観察できるかも知れない。
「スピードが遅すぎて面白くない。」と、ここでの観戦を嫌う人もいるが。
偶然、道を外したために、これまで見たことがない風景を見る事が出来た。
そう、少しくらい道を外したとて、前進し続けてさえいれば何度でもやり直せる。

F1予選が始まるのが14時。そろそろ、弁当を仕入れて自分の席に戻らなければならない。
もちろん、各レーシングチームやスポンサーの出店ブースにも立ち寄りたい。
Dスタンドへの道順を警備員さんに尋ねてみるが、フリー走行中のF1マシンのエンジン音にかき消されて会話にならない、、、、、
サーキットのコース図を見せてもらいながら、何度も聞きなおす。
このままコース沿いに行けばDスタンド方面に行ける,という事を教えてもらい、Dスタンドに向かう。
移動しながら気付いた。
通路は満員だ。
これでは、まるで日曜日の決勝レース前の状態ではないか、、、、、、


風よ鈴鹿へ

2006年10月06日 09時23分23秒 | F1
さぁてこれで、しばしお別れとなる鈴鹿へ出発
今年は、Dスタンドでの観戦。
万一、雨が降ると、ちとつらい座席だが。
TVに映っていたら、手でも振ってやってください。

最近下がってきたとは言え、三重県のガソリンは高いんだよなぁ、、、、
まだ気が早過ぎるが、鈴鹿の想い出などを貼りつけよう。



2000年 2コーナー付近Eスタンドからの風景(スキャン画像)。
画質が悪いが、スポンサーの看板が変わった事などもあり、今とは少々雰囲気が違う。

          

2002年のF1弁当 ¥1,000。
中身は、塩サバ、コロッケ、ウィンナー、玉子焼きなど、ごく普通の幕の内弁当。
それにしても、このインパクトのあるキャッチコピーはどうだろう{/eq_2/
}最近、このパッケージで売られていないのが残念

          



2002年 ブリジストンブースに現れた佐藤琢磨(当時、ジョーダン・ホンダ所属)。
ナマのF1ドライバーを目の前にしたのは、これが始めてだった

           
         
2005年 スタート直後、佐藤琢磨(BARホンダ)とバリチェロ(フェラーリ)が接触
申し訳ないが、シューマッハに対する興味は薄い。



鈴鹿をめぐる冒険

2006年10月03日 17時30分53秒 | F1

もたもたしている暇は無い。
6日(金)から9日(日)までの鈴鹿行きが、目の前に迫ってきた

この先ず~っとなのか、あと数年なのか?
いつまでになるのかはわからない。
来年以降、しばらくは、実質的に鈴鹿でF1レースを観戦する事ができなくなった。

(ワタクシの推測に過ぎないが)トヨタのなりふりかまわぬ政治力が実を結び、来年からの日本でのF1GP開催は、フジスピードウェイに決定されている。
フジで開催されるのが10月、ならば春頃に鈴鹿での開催も夢ではないはず、、、、、、
と、わずかな期待を胸にしてきたが、それも無理な様子になってきた。
F1レースを統括するFIAという組織の総会で、来シーズンの最終的なレースカレンダーが決定されるのだという。
この総会が終わるまでは、来シーズンの鈴鹿での開催の可能性が無いわけではない。
しかし、この総会とやらが開かれるのが12月になるため、ここで来年春の鈴鹿での開催が決定されたとしても、今度はレース開催のための準備期間が足りなくなって間に合わないのだ。

フジとFIAとの契約が、向こう何年間の契約なのかはわからないが(調べればわかるのかな? よし。)、鈴鹿でのF1GP開催は、少なくともあと5年くらいは無理だろうという説が有力になっている。
その上、最新ニュースによると、2010年から韓国でF1レースを開催するという契約が結ばれたようなので、いよいよ鈴鹿が入り込める余地が少なくなってしまったわけだ。

という事で、今年の鈴鹿F1GPを見逃すわけにはいかない。
来年からのフジでのF1GPを観戦するかどうか、、、、、、?
これは、別問題として、、、、、、

是非とも、鈴鹿へ
そういう思いはワタクシ達だけではないようで、今年の日本GPに関しては、オークション・シーンでも関連するチケット類の相場が、グラグラと沸騰して煮立っている状況のようだ。

オークションでは、

グランドスタンドの「S2」エリアで観戦券、指定席券込み、ペアで10万円余りの席が20万円以上、
一番最高値の「V」エリアでは、ペアで計13万8000円の席に35万円以上、
さらに、ピット上階の特別エリアで観戦する「パドッククラブ」(ビュッフェスタイルの食事とフリードリンク、記念グッズ、専用駐車場、ピットウオークつきの豪華チケット)は、ペアでオークション開始価格50万円に対し80万円の入札があったという。

なりふり構わずオークションで競り出されるのは、観戦座席のチケットだけではない。

サーキット内駐車場の駐車券(1台3000円)が、5万円以上の相場だという。
5万円以上も出してサーキット内の駐車場にクルマを置いても、大渋滞のために、レース終了後2~3時間はそこから出る事ができないはずだが、、、、、、

そして、名古屋から最寄り駅までのJR・伊勢鉄道直通臨時列車の特急券(ペアで3100円)までもが1万円以上の値が付いてしまったとは、、、、、、、、、、、

鈴鹿サーキットの指定券は、6月中旬に既に売り切れていて、例年では当日でも買う事ができた自由席券は9月中に売切れてしまったそうだ。
という事で、鈴鹿サーキットではこれ以上のチケットを売らないために、今年の入場者数は、早くも確定してしまった。
15万4千人

この異常にバブリーな状況が生まれた背景には、次のような事象が影響している。

鈴鹿でのF1GPが今年で最後(ワタクシは、是非とも復活してくれる事を信じているが)という事であり、
また、フェラーリのシューマッハが今年限りでの引退を表明したという事、
ホンダのバトンがF1参戦第3期初の優勝を遂げた事、
そして忘れてならないのが、まだまだ戦績は上がらないものの今年からオールジャパン体制で参戦しているスーパーアグリ
満を持して投入されたSA06というマシンが、来年、SA07にバージョンアップする事ができるのか? 
と、
今年の状況を観る限り、こういう疑問が浮かんでは消えていくが。

おそらく、周辺のホテルの宿泊についても、さきほどのオークション・シーンと同じような状況になっていると思われる。
サーキットから直線距離にして50キロ圏内の宿泊施設は、決勝日の前日は、とっくに満室状態のはずだが、この時期、ネット上のF1情報の各種掲示板上には、宿泊権という聞きなれない言葉が飛び交っているはずだ。
宿泊権、、、、、、?
そんな言葉があるのだろうか?

その掲示板には、こういう書き込みがされる、、、、、、

「F1レース観戦のために、○○市内の△△ホテルに予約していましたが、もっと近い××ホテルに予約する事が出来ました。最初に予約していた△△ホテルの宿泊権を、希望者の方にお譲りします。ただし、△△ホテルの予約に際しては随分と時間と労力を使ったために、それ相応の対価をいただきます。」

どうだろうか?
これで宿泊権という言葉の意味が理解できただろうか?
予約した人物(掲示板に書き込んだ人物)の名前を使って宿泊できる権利、、、、、
といった所だろうが、それなら電話1本でキャンセルするなり、何も上乗せしないでどなたかに譲ってあげれば良い物を、わざわざそれ相応の対価を要求してくるという事は、満室状態の中、なんらかのコネで宿泊予約する事ができるヤツにより計画的なぼったくりに違いない。
このそれ相応の対価とは、具体的にいくらくらいなのかは全く不明だが。

ここで間違えてほしくないのは、いくら売り手相場とはいえ、ほとんどの鈴鹿周辺の宿泊施設ではプレミア料金を付けてぼったくったりはしないという事。
なんらかの紳士協定が存在するのだろう、せいぜい、夏休みなどに適用するシーズン料金を設定する程度で、ほぼ通常期と同じ料金設定をしている。

ここからは、駐車場のお話。
レース期間中は、サーキット周辺の空き地が臨時の有料駐車場としてオープンする。
相場は、1日あたり¥3,000~¥5,000。
いったいどういう団体なのかが不明だが、この有料駐車場の予約をネット上で受け付けているサイトがある。
このサイトを見つけた時には、これは便利だなぁと思い、ワタクシも思わず予約しそうになったのだが、料金が前払いだという点に警戒心が強まってきたのでそのサイトには手を出さなかった。
そのサイトは、例年、それなりに問題なく駐車場の予約業務をこなしていたようだが、どうやら今年はトラブっている様子だ。
前払い金を取って予約を受け付けておきながら、業務を放棄したのだそうだ。
返金を求めて連絡しても全く応答が無いという、、、、、、、

ワタクシの場合は、運よく名古屋市内のホテルの予約も取れたし、4年前にたまたま発見した格安の駐車場にも予約する事が出来た。
周辺にうごめくアヤシイ罠に落ちる事無く、、、、、、、、、、、、、、、



さて、そろそろ鈴鹿行きの準備に取り掛からねばならない





あわや、野宿の危機?

2006年05月28日 22時23分04秒 | F1
今年のF1日本GPは、10月8日(日)が決勝日。
まだまだ慌てる必要は無いが、そろそろホテルの予約のために下調べしてみたところ、、、、、、
なんとまあ、大変な事態になっていた

これは例年の事だが、開催地である鈴鹿市はもちろん、周辺の四日市市、津市、亀山市、関市、松阪市あたりのホテルへの宿泊は絶望的。
この辺のホテルは、おそらくレース関係者や報道関係者、F1ツアーを組む旅行会社もからんでとっくの昔に押さえられている。
なので、このあたりのホテルは、レース期間中、インターネットでの予約もはなっから受け付ける気は無いし、直接ホテルに電話したところで、返事はそっけなく「満室です」と一言で終わり。

当然、賢明なるワタクシ達は、鈴鹿市周辺への宿泊はとっくにあきらめ、さらにそれよりも外側の地域で宿泊先を探す。
最初に挙げた鈴鹿市周辺を離れて、例えば南は伊勢市や鳥羽市、北は名古屋市あたりまでアンテナを伸ばせば、なんとかホテルを確保できたのだ。
去年までは、、、、、、

ここ2年間連続して宿泊した名古屋市内のホテルのインターネット予約受付開始は、宿泊する月の3ヶ月前、つまり、来月7月1日の午前0時からとなるので、現在の所はまだ予約する事はできない。
万一、この名古屋市のホテルを押さえる事ができなかった場合の宿泊候補ホテルをリストアップしておこうとして、宿泊予約サイトで調べてみたのが本日夕刻。

なんと
名古屋市内で既に予約受付を開始しているホテルでは、レース決勝日の10月8日(日)の前日、10月7日(土)の宿泊は全て満室になってしまっている、、、、、
10月6日(金)は空室があるのだが、土曜日は全て満室、、、、、、、、、、、、、、、、、
まだまだ、4ヶ月余り先の話だというのに、、、、、、
ワタクシがパソコンを駆使してホテルの予約を引き受けるようになってから、こんな事は初めて、、、、、
この状態で、昨年・一昨年に宿泊したホテルの予約が取れなかったとしたらば、大変な事になりそうな不吉な予感が

これはノンビリ構えてはいられないので、ひたすら夕食前の空腹感と戦いながら、名古屋市よりもさらに外側の地域のホテルを調べてみたらば、土曜日に空室があるホテルをようやく見つけた。
その場所はというと、愛知県知多半島の真ん中あたり
少し遠すぎるかもとは思ったが、鈴鹿サーキットまでは70kmあまりの距離なので、一応は移動可能な位置だと判断して、人数分の部屋を押さえておいた。

例えば3ヶ月前であったり、6ヶ月前であったり、
宿泊施設によって、予約受付開始期間にばらつきがあるので、レースが迫るまでの間、もっと近いホテルに空室が見つかれば良いのだが、、、、、、、


2000.10 鈴鹿

2006年04月20日 23時42分25秒 | F1

一体、本当にそれで良かったのかどうか、
良かったのだろう、
少なくとも共倒れは避けられたから。
こうして、2000年4月から母親が老人保健施設に入所した。
母親自身は、当然、施設での生活に慣れるまでに随分と時間がかかったようだが、ワタクシ自身も自分の生活ペースを取り戻すのには、少々時間が必要だった。

1年間の介護休職の期限が切れ、同年7月から仕事に復帰した。
元々、さほどの愛情を持って業務についていたわけではなかったが、ほとんどの時間を家の中に閉じこもっていた時期を経験した後では、外の空気を吸いながら仕事ができるという事がとても新鮮に感じられた。

その上、例えば、食材の買出しのためにスーパーへ行ったとしよう。
食料品売り場のレジを出てからも、テナントの書店で立ち読みしたり、衣料品売り場をうろついてみたり、あるいは家電品売り場でミニコンポを物色してみたり、、、、、、、、
家に帰らなければならない時間を気にする必要も無く、こんな事ができるなんて、ついこの間までは考えられない事だった。

幸い、母親の体の方の健康状態は良好だったので、旅行というか遠出したくなってきた。
イマドキの世の中、ケータイさえ持っていれば、何事か起こったとしてもすぐに連絡がつく、、、、、という言い訳を用意して。

仕事仲間に、毎年、F1レースを観戦するために鈴鹿サーキットへ出かけているコンビがいる。
彼らについては、かねてから
「わざわざ人ごみの中へ出かけていって、渋滞にまぎれて夜中に帰って来るなんぞ、アホちゃいまっか?」
と思い込んでいたのだが、、、、、
たまたま、その二人が話している現場を通りがかった時に、軽い冗談のつもりで、
「今年の鈴鹿のF1のチケット、余ってないん?」
と聞いてみたら、
一緒に行くはずの人が行けなくなって、マジで1枚余っていたのには驚いた。
レース中にアイルトン・セナが死んでからは、F1のTV中継を観る機会も減っていたのだが、せっかくのチャンスなので余っているチケットを買い取り、10月、彼らのF1観戦ツアーに紛れ込む事にした。

ワイワイガヤガヤ言いながら、ちょっとした遠乗りをするのもなかなか面白い。

鈴鹿サーキットへ行ってまず驚いたのが、各チームのF1マシンのカラーリングが、テレビ画面で観るよりも、ず~~~~っと色鮮やかだった事。
特に、フェラーリの赤の鮮やかさ。

そして、観客のマナーの良さ。

どこやらの在阪セリーグ球団のファンのように、ゲーム展開などお構いなし、自分達のひいきチームはホメ倒し、対戦相手のチームはヤジり倒すなどという輩はほとんどいない。
例え自分が応援するチーム・ドライバーではなくても、スリップストリームを抜けて鮮やかに追い越したり、コーナー入り口でブレーキングをギリギリまで我慢してタイヤから白煙を上げながら先行車スレスレにパスしていくバトルシーンでは、追い越していったドライバーにも追い越されてしまったドライバーにも、惜しみない拍手を送る

観客席のあちこちに設置されたスピーカーからも、また、FMラジオでもレースの実況中継が放送されているのだが、轟音をとどろかせて目の前をF1マシンが走っていると、場内実況のアナウンスの声もラジオの声も全く聴こえなくなってしまう。
予選はともかく、決勝レースがスタートした直後には、速いマシンから順番にコースを走っているのだが、給油やタイヤ交換のために各マシンがピットインする頃には、見た目の順番が必ずしもレース中の順位とは関係なくなってしまい、初めて観ると、そのあたりが全くわからない。
それに加えて、マシンのエンジン音に遮られて、場内の実況放送が途切れ途切れにしか聴こえてこないので、余計に順位などはわかりっこない。

その状態でも、手馴れた観客達は、今どのドライバーが何番手を走っていて、ライバルのドライバーとの位置関係がどうなっているのか? をしっかり把握していて、心からレースを楽しんでいる人が多いのにも驚かされた。

1回くらいはF1レースを観ておこうか、と突発的に考えて、その時1回限りの観戦のつもりだったのだが、結局、あれ以来、毎年鈴鹿サーキットへ行っている。
今年も10月に行くつもりで、既に先行チケットを確保している。
ただし、何度行っても、いまだに
どのドライバーがどのチームのマシンに乗っているのか?
レース中に、サーキットのいったいどのあたりをを注目していれば良いのか?
という、肝心のポイントがわかっていないのはどうしてだろう?

あっ、言わないでいただきたい、決してキャンギャル撮影が目当てなのだろう、、、、、、
とは。


(2000年10月の鈴鹿F1GP この頃はデジカメを所持していなかったために、写ルンですパノラマで撮影したものをスキャン合成)

そのF1日本GPだが、来年2007年からはフジスピードウェイでの開催が正式決定された。
フジでの開催は決まったが、鈴鹿でのレースが無くなると決まったわけではない。
個人的な都合で言わせてもらえば、フジよりも鈴鹿の方が距離的に近いのだ。

日本でもF1レースを年間2回開催する、という可能性が全く無いわけではないのだから。




2005年日本GPスタート連写6枚

2005年10月12日 22時51分26秒 | F1

2005年10月9日鈴鹿サーキット

 

5秒間に6コマの連写です。



琢磨が1コーナーからコースアウトした琢磨の後方からバリチェロもコースアウト。

コースに戻ろうとする琢磨の前に、バリチェロが滑り込む形になり両車が接触。


そのまま、2台ともコースに戻れず2コーナーの外側へ。

2コーナーEスタンドに陣取るワタクシ達に、砂煙が襲った。
この時点では、展開しだいでは、琢磨の上位進出の可能性も無くなったわけではなかったのだが、、、、


いよいよ日本GP!

2005年10月06日 20時15分57秒 | F1

2000年の初観戦以来、いよいよ明日から、ワタクシにとって6度目となる恒例のF1日本GP観戦ツアーがスタート。
土曜日の予選、日曜日の決勝と鈴鹿サーキットへ行くのだが、天気予報が良くない、、、、、

思えば、去年の日本GPは台風に襲われたのだ。
台風のために、土曜日のレーススケジュール全てがキャンセルされて、鈴鹿サーキットも終日クローズド、、、、、、
土曜日の朝、名古屋市内のビジネスホテルを追い出されたワタクシ達は、行く場を失って台風難民状態となった。
仕方なく桑名市の映画館「ワーナーマイカルシネマ桑名」で、急遽、F1レースならぬ映画を観るハメになった。
すっかり前宣伝に騙されて、永井豪原作の「デビルマン」を観たのだが、この映画がまたケタ違いの大外れだった

去年の悲劇に比べると、降ったとしてもごく普通の、よくある雨じゃないか~
決勝レース日の日曜日の天候は、少し持ち直しそうな気配もあることだし、気を取り直して行って来る事にするか~