黒岩涙香の代表作品の一つ、「噫無情」を第四十二回まで掲載しました。
「戎瓦戎(ぢゃんばるぢゃん)の身代わりが戎瓦戎だとして裁判に掛けられ、まさに終身刑が言い渡されるその瞬間に、この裁判を傍聴していた戎瓦戎は、悩みに悩んだ末、到頭、今判決を言い渡されようとして居るのは、本当の戎瓦戎では無いと声を上げ、本当の戎瓦戎は私だと申し出る。
初めは、裁判長も含めて、誰もこの言を信じ無かった。
しかし、証人に立って居た、昔の牢獄仲間に呼びかけ、牢獄仲間しか知らない事を指摘して、自分が本当の戎瓦戎で有る事を証人たちに認めさせ、身代わりとして裁判に掛けられて居た者は無罪放免と為り、本当の戎瓦戎が、逮捕される事に成る。」
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