黒岩涙香の「島の娘」を第百十話まで掲載しました。
イギリスの作家、サー・ウォルター・ビサントの原作「Armorel of Lyonesse」を訳した作品です。
1913年(大正2年)6月21日から1914年(大正3年)4月12日まで新聞「萬朝報」に連載されたものです。
島の娘 第百十話までの概略
蛭田江南は網守子のマチネー(試演会)が路田梨英の絵や柳本小笛満の詩を横取りしている自分を指弾するための催しだとは知らないし、思いたくもない。蛭田江南は、マチネーの会場正面に、路田梨英の下絵が額縁に入れられて飾られていたり、網守子が柳本小笛の詩に曲を付けて歌ったのも、偶然の一致で、網守子が自分の盗作に気付いて、それを糾弾しようとしているのだとは思って居ない。
一方で江南は財政の悪化に苦しんでいる。そこで網守子と結婚をして、財政上の困難を解消しようと、網守子に結婚を申し込む。
網守子は江南のプロポーズを受け入れるどころか、梨英の絵や柳本小笛の詩の横取りを非難した。
江南は図星を指され、怒って網守子の許を去る。
そんな時、鰐革の袋の持ち主の子孫が分かったらしく、谷川弁護士が網守子の許を訪れる。
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